株初心者が読むべきおすすめの本を一挙大公開。あなたも億万長者へ

株初心者が読むべきおすすめの本を一挙大公開。あなたも億万長者へ

2018.06.03

仮想通貨やFXなどのトレードが一種のブームになっている中で、株式投資は今なおも初心者向けの投資方法として紹介されています。ビギナーが株式投資についてゼロからわかりやすく学ぶことができる簡単なアプローチについて掘り下げていきます。

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はじめての株投資に役立つ本とは

仮想通貨やFXで投資へのハードルが下がりつつあるとはいえ、日本国内ではまだまだ「株式投資はわかりにくい」というイメージが広がっているようです。ただ、実は株式投資はFXなどとくらべても比較的リスクの少ない投資方法であり、システムもわかりやすいため初心者にもとっつきやすいジャンルであるといえます。 株式投資をゼロから学ぶためにまず読んでおくべき入門書やハウツー本についてその特徴を紹介するとともに、投資の基礎を身につけるにあたっておすすめのアプローチについて掘り下げます。

株初心者のための本の選び方

「株式投資について初歩の初歩から勉強したい」と思い立った場合、手はじめにどのような種類の本を集めればいいのでしょうか。

株式の基礎が学べるもの

株式投資にかぎらず、どんなことでも最初の基礎固めが上達のキーポイントとなります。株式投資について深く知るためにはまず経済や金融の基本的な仕組みを頭に入れておかなくてはなりませんし、副次的な要素として政治の動きについても知識を吸収する必要があるでしょう。 投資初心者のなかには、株式がなぜ値動きするのか、会社にとってなぜ株式が必要なのかという初歩の初歩さえわかりにくいと感じている人も少なくありません。デイトレードなど、超短期的な取引であれば専門知識がなくても一定の利益をあげられるかもしれませんが、プロのトレーダーとして生計を立てるのであればやはり、株式の基礎から応用まで幅広い知識を身につけておくことが必須条件となります。 初心者がいきなり深いレベルの知識やスキルに到達するのは難しいので、まずは基礎知識にポイントをしぼった入門書を中心にそろえておくと効率よく知識を吸収することができます。

わかりやすく読みやすいもの

何かを基本から勉強する場合、「わかりやすさ」ほど強いモチベーションはありません。わかりやすさのパターンは人それぞれであり、グラフや図が豊富な本のほうが読みやすい人もいれば、イラストによる図式化が多く取り入れられた解説書に魅力を感じる人もいるでしょう。 アプローチはどうあれ、自分にとってわかりやすい入門書が最高のテキストであり、オリジナルの教科書になるのです。ビギナーのうちはいくつかの入門書にあれこれと手をのばすよりは、「これだ!」と思えるわかりやすい本を一冊徹底的に、ページがボロボロになるまで読み込んだほうが知識を定着させるうえでは役に立ちます。

発刊時期が新しいもの

投資は水もの、という言葉があります。個々の株式銘柄は時々刻々と値動きを繰り返していますし、バックボーンとなる経済理論も時代とともに目まぐるしく移り変わっています。今現在は投資の常識といわれる理論であっても、3年後まで常識でありつづけているという保証はありません。 テキスト選びにおいては、その時点で最新と思われる本をそろえるのが鉄則です。入門編だからといってコストを惜しみ、古本屋で2、3年前の本を購入したところで、はっきりいって意味はありません。 株式の単位ひとつでも数年のスパンで移り変わっていくものであり、知識のずれを極力なくしていくためにも、たとえ入門編であってもテキストとなる本は最新のものを選び、情報をこまめにアップデートしていくようにしましょう。

株を本で学ぶメリットは

情報化社会にあっては、ネットサーフィンをすれば書籍以上の知識を手に入れることができます。ただ、本を通して株式投資を学ぶこともいくつかのメリットがあり、ネットサーフィンにはない強みがあるのです。

レベルによって細かく内容で選べる

書籍の場合、ページ数という物理的な制約がある分、内容的にも一冊ごとにポイントがしぼられています。入門書は基礎的なポイントに的を絞った解説となっていますし、複雑な理論をあえて省いてあるのでビギナーにとっても要点がつかみやすく、知識の整理がしやすいように配慮されています。 入門書を充分に理解したら中級編、それをクリアしたら上級編といったように本のレベルを段階的に上げていけばその時点での習熟度を自分でも把握できますし、次のステップを目にみえるかたちで把握することができます。

いつでも読み返すことができる

いつでも好きな時に読み返せる、というのも本の長所のひとつです。物理的に古びないという意味ではウェブサイト上の情報が勝っているようですが、ウェブサイトの場合は運営者の都合である日突然閉鎖されたり、情報が改ざんされたりというリスクがあります。 その点、本であれば手もとに置いておくかぎりは読みたいと思ったタイミングでいつでも読み返すことができますし、自分なりにポイントだと感じた箇所には自由にアンダーラインを引くなどして強調できるため、繰り返し勉強することで知識が定着する株式投資などのジャンルではきわめて有用な学習ツールととらえることができます。

初心者にわかりやすいおすすめの漫画本

グラフや図式化でもわかりにくい、という方にはマンガの入門書をおすすめします。マンガであっても株式投資の本質を突いた解説書が多数出版されていますので、その中で自分にとって肌に合う本を選ぶと上達も早まるでしょう。

新星出版社 マンガでわかる最強の株入門

「とにかく株について基礎の基礎のさらに基礎から解説してほしい!」という方におすすめなのがこちらの本。著者はすでに株式投資の入門書をいくつもリリースして高い評価を受けている、まさに入門書のプロフェッショナル。 マンガという表現でほどよく噛みくだきながらも、本質をとらえたうえで株式投資について解説してくれているので、初心者以前のさらに入門者の方にも安心してお読みいただける1冊です。

ダイヤモンド社 マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾

「株って何だろう」、「取引ってどういうこと?」という疑問について女子高生にもわかるボキャブラリーで、コミカルなマンガによって株式投資の世界をわかりやすく、そして面白く感じさせてくれるおすすめの一冊です。

講談社 インベスターZ コミック 全21巻セット

マンガによる入門書というと、難しい本質をいったん省いてその周辺の簡単な知識だけをすくいとるダイジェスト版のようになりがちですが、こちらのコミックは決してそんな中途半端な手法に甘んじることなく、マンガでありながら投資の核心について真正面から切り込んだ骨太の構成となっています。 全21巻ではありますが、単発で読んでもマンガとして楽しめるようにつくられているため、飽きっぽくて心配という方にもおすすめです。

超初心者向けのおすすめの株入門書

株式投資についてまったく知識がなくても、入門書を読むだけで何となく興味がわいてきたり、投資の世界にふれてみたくなったりすることがあります。

高橋書店 いちばんカンタン!株の超入門書 改訂2版

超初心者が本当に教えてほしい、株の成り立ちから値動きの仕組みなどについてゼロからくわしく解説してくれる入門書は意外と少ないものです。 こちらの書籍はタイトルの通り、「いちばんカンタン!」という基礎基本についてキーワードごとにていねいに解説されているので、株式投資を縁遠いものとして感じる方にとっても、身構えずに読み進められる構成となっています。

ソーテック社 世界一やさしい 株の教科書 1年生

株式投資とは結局、「安く買って高く売る」世界であり、それ以上でも以下でもありません。こちらの本ではその鉄則に忠実なルールにしたがって、安く買って高く売るための法則性を見抜く力について解説してくれます。 たんなる入門書にとどまらず、「株式投資で稼ぐ」ためのメソッドについて具体的にまとめられているのも本書のポイントで、投資で生計を立てようと考えている人は一冊めに手に取るべきといえるでしょう。

めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版

株式投資専門の雑誌が刊行しているだけあって、ポイントを絞った解説と初心者にもわかりやすい図式化が本書の特徴です。入門者はもちろんのこと中級編に足を踏み入れかけた人にとっても満足できる内容となっているため、初級編からさらに知識と理論を積み重ねていくことができます。

高橋書店 株の学校 超入門

「株の学校」とタイトルにあるように、1時限目、2時限目、というかたちでステップがわかりやすく示されているため、あたかも学校の補習授業を受けているかのような感覚で、投資の知識を積み重ねていくことができます。 CD-ROMと連動した勉強をつづけることで、本を読むだけではわかりにくかった事柄を補完して習得することができ、文字やイラストによる学習以上に効率よく株式投資の世界にふれることができます。

星海社新書 せめて25歳で知りたかった投資の授業

25歳、という年齢はどんな分野においてもひとつの区切りであり、大きな分岐点でもあります。本書はすでにビジネスのいろはを身につけた年代を対象に、副業から投資をはじめられるようになるための基礎知識を提供してくれます。

おすすめ本を読んだら株を始めてみよう

本を読むことは、いくつになっても脳の活性化につながり、好奇心を大いに刺激してくれます。入門書を何冊か読んで株式投資の世界がある程度みえてきたら、実際にトレーダーとして取引をはじめてみましょう。 何事も理論と実践が重要です。机上の知識をやみくもに蓄えるだけで満足せず、リスクを覚悟で取引をはじめることで知識をリハーサルすることにつながり、その意味と本質をより深いレベルで理解することができます。

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