クレジットカード

海外旅行保険が自動付帯のおすすめクレジットカード6枚を徹底比較!利用付帯との違いやカードの選び方、Q&Aについて

この記事を読んでいる方は以下のような悩みを持っていることでしょう。

  • 「海外旅行のトラブルが不安なので保険をかけたい」
  • 「海外旅行向けの保険が付いているクレジットカードの種類を知りたい」
  • 「海外旅行保険付きのクレジットカードの利用付帯と自動付帯の違いって何なの?」

上記の疑問に関してこの記事では以下の要点の通り解説しています。

【今回の記事の要点】
  • クレジットカードの海外旅行保険とは、渡航先でトラブルにあった際に支払ったお金に対する保険のこと
  • 海外旅行保険が付帯しているクレジットカードは沢山存在する
  • 海外旅行保険の利用付帯とは「旅行代金をクレジットカードで支払った場合に保険が適用される」ということ
  • 海外旅行保険の自動付帯とは「カードを持っているだけで保険が適用される」ということ

クレジットカードには海外旅行保険が付帯されている場合も多く、海外旅行にカードを持参すると万が一の時にあなた自身の心強い味方となります。

ただ、適用範囲外のトラブルで保険金を請求したとしても保険は降りないので、正しい知識を旅行前に持っておかないと「お金が戻ってこない!」という事態になりかねません。

この記事では、自身が刊行した書籍が1位を獲得したこともあるファイナンシャルプランナー水上さん監修のもと、海外旅行保険が付帯されているおすすめのクレジットカード6枚や利用付帯と自動付帯の違い、保険の種類一覧などについて解説しています。

この記事の監修者


水上克朗(CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DCプランナー)

著書に「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)。(Amazon「財政学部門」1位)

クレジットカードの海外旅行保険とは


クレジットカードに付帯されている海外旅行保険とは、渡航先で発生したトラブルなどで支払ったお金に対する保険のことを指しています。

海外旅行保険は様々なトラブルのケースを想定して多種多様な保険を用意しており、旅行先でトラブルがあっても安心して費用が補償されます。

そんな海外旅行保険はどのような補償が用意されているのでしょうか。

次章で詳しく解説していきます!

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の種類一覧


海外旅行保険は様々な保険が用意されていますが、その種類は大まかに分けて5つに分かれます。

その5種類は以下の通りです。

傷害死亡


傷害死亡とは、海外旅行中に負ったケガが原因で死亡した場合に適用される保険です。

海外旅行保険の中では最も高額な補償額が設定されており、カードランクが上がると補償額は億単位に達します。

疾病治療費・傷害治療費


疾病治療費は、病気が原因で現地の医師の治療を受けた場合に、治療費などを補償する保険です。

海外は日本とは違って衛生環境がよくない国も多く、それが原因で病気にかかることも珍しくないため、旅行保険を選ぶ際には重視したい項目です。

傷害治療費は、旅行中に発生した偶然の事故で負ったケガが原因で医師の治療を受けた場合に、ケガの治療費などに支払われる保険です。

ケガを負った日から90日以内にケガの治療のために使ったお金が補償されるケースが一般的です。

携行品損害


携行品損害は、旅行中に盗難や火災などの偶然の事故によって持ち物が損害を受けた場合に適用される保険です。

保険金は、損害を受けた持ち物の価格や修理費用から算出されます。

救援者費用


救援者費用とは、旅行していた人が現地でケガや病気になった場合に、家族が「救援者」として現地に向かう際の費用を補償する保険です。

保険金が支払われる対象の費用は以下の通りです。

【支払われる費用の種類】
  • ホテルなどの宿泊費用
  • 「救援者」が現地に向かうまでの航空機運賃
  • ケガしている本人や「救援者」として向かった家族が必要な物品の購入費用

賠償責任


賠償責任とは、偶然の事故によって相手に損害を与えて賠償責任を負った場合に適用される保険です。

補償される対象の費用は以下の通りです。

【補償される対象】
  • 裁判になった際の弁護士費用
  • 相手への賠償金

最もおすすめなクレジットカードは海外旅行保険が自動付帯の「エポスカード」

エポスカードの概要 詳細
券面
年会費 永年無料
海外旅行保険 傷害死亡:最高500万円
後遺障害:最高200万円
傷害治療費用:最高200万円
疾病治療費用:最高270万円
賠償責任(免責なし):最高2,000万円
携行品損害:最高20万円
救援者費用:最高100万円
ポイント還元率 0.50%~1.25%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル
国際ブランド VISA
家族カード 永年無料
電子マネー Apple Pay/楽天Pay/楽天Edy

海外旅行保険が自動付帯されているクレジットカードで最もおすすめは「エポスカード」です。

エポスカードは大手百貨店の「マルイ」を運営する「マルイグループ」が発行しているクレジットカードです。

普段使いとしても優秀なカードですが、持っているだけで海外旅行でもその効果を発揮してくれます。

エポスカードがおすすめな理由は以下の3つです。

年会費無料で海外旅行保険が最大500万円自動付帯なのはかなり頼れる


エポスカードは年会費無料のクレジットカードですが、海外旅行保険が自動付帯されているので便利です。

自動付帯とは「カードを持っているだけで保険が適用される」という意味なのですが、年会費無料のカードで海外旅行保険が自動付帯に設定されているカードは少ないです。

さらに、先ほど解説した重視するべき「疾病治療費」も最高で270万円まで補償してくれたり、傷害死亡に関しても最高で500万円まで保険金が降ります。

コスパよく海外旅行保険に入れるので、非常に便利なカードですね!

クレジットカードの保険は合算でき、サブカードとしておすすめ!


海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを複数枚所持している場合、病気やケガなどによる疾病治療や賠償責任、携行品損害の保険金は合算して各保険会社に請求できます。(傷害死亡や後遺障害は合算請求は不可)

他のクレジットカードをメインカードに設定してエポスカードをサブカードとして持ち歩くことで、治療費が多額になった場合にエポスカードの旅行保険を利用して治療費分を多く受け取れます。

お金のこれから編集部
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傷害死亡、後遺障害の場合は最も高い限度額が設定されているクレジットカードの保険が適用されます。

日常でも便利な飲食店や娯楽施設で使える優待特典がすごい


先ほども解説しましたが、エポスカードは普段使いのクレジットカードとしても優秀です。

エポスカードに付帯されている優待特典を使うことができるお店が全国に1万店舗以上存在するからです。

また、ポイントは通常の場合200円で1ポイント貯まる仕組みとなっていますが、マルイなどの商業施設でカード利用をするとボーナスポイントが貯まります。

貯まったポイントは先ほど解説した優待特典や商品券・マイルなど様々なアイテムに交換できます。

お金のこれから編集部
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エポスカードは人生をより豊かにしてくれるクレジットカードです。

海外旅行保険が自動付帯されているおすすめのクレジットカード


エポスカードを紹介していたけど他にもカードはないのかな?

上記のように考えている人もいるでしょう。

エポスカードのほかにも充実した内容の海外旅行保険を設定しているクレジットカードは沢山あります。

ここでは、海外旅行保険が自動付帯されているおすすめのクレジットカード6枚について解説していきます。

紹介するクレジットカードを選んだ基準は

・旅行保険の充実度
・普段使いの時の便利さ

上記の2つで選定しています。

最大補償額5000万円の「dカード GOLD」

dカードゴールドの概要 詳細
券面
年会費 11,000円
海外旅行保険 傷害死亡:本人・家族会員は最高5000万円(会員の家族は最高1000万円)
後遺障害:本人・家族会員は200万円~5000万円(会員の家族は40~1000万円)
疾病・傷害治療費用:本人・家族会員は最高300万円(会員の家族は最高50万円)
賠償責任:本人・家族会員は最高5000万円(会員の家族は最高1000万円)
携行品損害:本人・家族会員は最高50万円/盗難時30万円(会員の家族は最高15万円)
救援者費用:本人・家族会員は最高500万円(会員の家族は最高50万円)
ポイント還元率 1.00%~5.00%
交換可能なマイル ANAマイル
国際ブランド VISA/Mastercard
家族カード 1,100円※初年度無料
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、iD

dカードゴールドは、ドコモグループが発行しているクレジットカードです。

このカードの特徴は、所持しているだけで本人はもちろんのこと家族に関しても補償の対象にできます。

最高補償額は自動付帯の場合は傷害死亡の5000万円で、カードで旅行代金を支払うことで適用される利用付帯の場合は2倍の1億円まで限度額が上がります。

普段使いとしても優秀なカードで、ドコモの携帯料金をdカードゴールドで支払うと料金の10%分のポイントが還元されますし、年間の利用額に応じて特典が進呈されるサービスが用意されています。

お金のこれから編集部
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ドコモが2020年12月3日に発表した新料金プランである「ahamo(アハモ)」にはポイント還元の優待は適用されないので注意してください。

「dカード GOLD」の口コミ・評判

dカードGOLDの口コミ・評判として以下のような声が上がっています。

学生におすすめしたい「セゾンブルーアメックスカード」

セゾンブルーアメックスカードの概要 詳細
券面
年会費 初年度無料(2年目以降は3300円)※26歳まで年会費無料
海外旅行保険 傷害死亡・後遺障害:本人は最高3000万円(家族会員は最高1000万円)
疾病・傷害治療費用:本人・家族会員ともに最高300万円
賠償責任:本人・家族会員ともに最高3000万円
携行品損害:本人・家族会員ともに最高30万円
救援者費用:本人・家族会員ともに最高200万円
ポイント還元率 0.50%~1.00%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル
国際ブランド AMEX
家族カード 1,100円
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、Google Pay

セゾンブルーアメックスカードは、セゾンカードが国際ブランドのアメックスと提携して発行しているクレジットカードです。

このカードは、26歳まで年会費無料で持てるのが特徴で、海外旅行好きの学生の方におすすめです。

他にも空港まで手荷物を運んでくれるサービスや海外でのWi-Fiレンタルなど会員の旅行のサポートに注力しているので、若い方は海外旅行の際にぜひ持っていきたいカードですね!

「セゾンブルーアメックスカード」の口コミ・評判

「セゾンブルーアメックスカード」の口コミ・評判として以下のような声が上がっています。

手厚い補償&海外でもステータス性が高い「アメックスゴールドカード」

アメックスゴールドの概要 詳細
券面
年会費 31900円
海外旅行保険 傷害死亡・後遺障害:最高5000万円
疾病・傷害治療費用:最高200万円
賠償責任:最高4000万円
携行品損害:最高50万円
救援者費用:最高300万円
ポイント還元率 0.50%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル、スカイマイル
国際ブランド JCB
家族カード 13200円※1名まで無料
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、楽天edy

アメックスゴールドカードは、アメリカン・エキスプレスが発行をしているプロパーカードです。

アメックスゴールドカードの特徴は、なんといってもそのステータス性の高さとサービスの質の高さです。

空港ラウンジが無料で使えるのはもちろんのこと、海外滞在先で24時間年中無休の電話サポートを受けることもできます。

海外旅行保険も充実しており、最高補償額は自動付帯で5000万円、利用付帯の場合は1億円に設定されています。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
2021年7月1日(木)から海外旅行保険の自動付帯がなくなり利用付帯のみの取扱いになるので注意しましょう。

「アメックスゴールドカード」の口コミ・評判

アメックスゴールドカードの口コミ・評判として以下のような声が上がっています。

楽天ユーザーにおすすめ!「楽天プレミアムカード」

概要 詳細
券面
年会費 11,000円
海外旅行保険 傷害死亡・後遺障害:最高4000万円(利用付帯の場合5000万円)
疾病・傷害治療費用:最高300万円
賠償責任:最高3000万円
携行品損害:最高30万円(利用付帯の場合最高50万円)
救援者費用:最高200万円
ポイント還元率 1%
交換可能マイル ANAマイル
家族カード 500円/人
電子マネー Edy/Applepay

楽天プレミアムカードは、流通大手の楽天が発行しているクレジットカードです。

海外旅行保険は利用付帯を付ければ最高5000万円まで補償をしてくれます。

他にも空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティパス」の付帯やトラベルデスク、楽天市場でのポイントが通常利用の5倍になるので、楽天ユーザーかつ海外旅行がお好きな方におすすめのカードです。

「楽天プレミアムカード」の口コミ・評判

「楽天プレミアムカード」の口コミ・評判として以下のような声が上がっています。

普段使いでも便利な「ビックカメラSuicaカード」

ビックカメラsuicaカードの概要 詳細
券面
年会費 524円(初年度無料)
海外旅行保険 傷害死亡・後遺障害:最高500万円
疾病・傷害治療費用:最高50万円
ポイント還元率 0.50%~10.00%
交換可能なマイル JALマイル
国際ブランド VISA,JCB
家族カード
電子マネー Suica
スマホ決済 Apple Pay、楽天ペイ

ビックカメラSuicaカードはビューカードと呼ばれるJR東日本が発行しているクレジットカードです。

海外旅行保険は最高で500万円が自動付帯で付いています。

普段の利用でもJREポイントとビックポイントの両方が0.5%ずつ貯まっていくので効率的に2つのポイントを貯めることができます。

通勤でsuicaを利用するのであれば、効率よくポイントを貯めるためにも持っておきたいクレジットカードですね!

お金のこれから編集部
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ビックカメラでは最大で11.5%の還元率を実現することが可能なので、ビックカメラユーザーに一押しのカードです。

「ビックカメラSuicaカード」の口コミ・評判

「ビックカメラSuicaカード」の口コミ・評判として以下のような声が上がっています。

紹介した海外旅行保険が付いているおすすめクレジットカードのかんたん比較表

今回紹介した海外旅行保険が付帯しているおすすめのクレジットカードのかんたん比較表を作成したので参考にしてください。

カード名 年会費 海外旅行保険 ポイント還元率
エポスカード 永年無料 傷害死亡:最高500万円
後遺障害:最高200万円
傷害治療費用:最高200万円
疾病治療費用:最高270万円
賠償責任(免責なし):最高2,000万円
携行品損害:最高20万円
救援者費用:最高100万円
0.50%~1.25%
dカードGOLD 11,000円 傷害死亡:本人・家族会員は最高5000万円(会員の家族は最高1000万円)
後遺障害:本人・家族会員は200万円~5000万円(会員の家族は40~1000万円)
疾病・傷害治療費用:本人・家族会員は最高300万円(会員の家族は最高50万円)
賠償責任:本人・家族会員は最高5000万円(会員の家族は最高1000万円)
携行品損害:本人・家族会員は最高50万円/盗難時30万円(会員の家族は最高15万円)
救援者費用:本人・家族会員は最高500万円(会員の家族は最高50万円)
1.00%~5.00%
セゾンブルーアメックスカード 初年度無料(2年目以降は税込3,300円)※26歳まで年会費無料 傷害死亡・後遺障害:本人は最高3000万円(家族会員は最高1000万円)
疾病・傷害治療費用:本人・家族会員ともに最高300万円
賠償責任:本人・家族会員ともに最高3000万円
携行品損害:本人・家族会員ともに最高30万円
救援者費用:本人・家族会員ともに最高200万円
0.50%~1.00%
アメックスゴールドカード 31900円(税込) 傷害死亡・後遺障害:最高5000万円
疾病・傷害治療費用:最高200万円
賠償責任:最高4000万円
携行品損害:最高50万円
救援者費用:最高300万円
0.50%
楽天プレミアムカード 11,000円(税込) 傷害死亡・後遺障害:最高4000万円(利用付帯の場合5000万円)
疾病・傷害治療費用:最高300万円
賠償責任:最高3000万円
携行品損害:最高30万円(利用付帯の場合最高50万円)
救援者費用:最高200万円
1.00%~5.00%
ビックカメラSuicaカード 524円(税込)※初年度無料 傷害死亡・後遺障害:最高500万円
疾病・傷害治療費用:最高50万円
0.50%~10.00%

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードの選び方


一通りおすすめのカードを紹介してもらったけど、肝心の選び方がわからない…

上記のように考える方もいるのではないでしょうか。

ここでは、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードの選び方について解説します。

この章を読めば、カード選びで迷うことがなくなるのでぜひ参考にしてください。

自動付帯か利用付帯なのかで選ぶ


先ほども解説しましたが、海外旅行保険には「利用付帯」と「自動付帯」の2種類が存在しており、自動付帯を選ぶのがおすすめです。

利用付帯」と「自動付帯」の違いは以下の通りです。

【利用付帯と自動付帯の違い】
  • 利用付帯:旅行でクレジットカードを利用した場合に適用
  • 自動付帯:クレジットカードを所持しているだけで適用

カードごとに利用付帯か自動付帯かは変わってきます。

利用付帯の場合は航空機の運賃などをクレジット決済すると適用されるケースが多いですが、各カード会社で適用条件が異なるため必ず確認しましょう。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
利用付帯と自動付帯の違いを知らないと、万が一の時に保険金を受け取れないリスクがあるのでカードを申し込む前に必ずチェックしてください。

海外旅行保険の補償内容・保険金額で選ぶ


海外旅行保険はカードのランクや各会社ごとに補償内容・保険金の金額が異なっています。

基本的にカードランクが高いほど支払われる保険金の金額は高いです。

ただ、ランクが高いカードは年会費も高くなるので、年会費が自分の収入で払いきれる額なのかを考慮したうえで海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶべきです。

家族特約が適用されるかで選ぶ


クレジットカードの海外旅行保険には、カード会員の家族にも保険が適用される「家族特約」を設定しているカード会社も存在します。

家族特約を利用することで、別途海外旅行保険に加入してお金を支払う手間を省けます。

なお、家族特約が付帯していないクレジットカードでも家族カードを作ることで保険が適用されるケースもあるので、カードの詳細をチェックしてください。

医療費キャッシュレスサービスに対応しているかどうかで選ぶ


海外の病院の医療費は高額な場合が多いため、保険会社と病院が直接お金のやり取りをする「医療費キャッシュレスサービス」が適用されているカードかどうかも選ぶ判断基準の一つです。

このサービスを利用することで想定外の高額な出費にも備えることが可能なので、現金を支払う必要がないキャッシュレスサービスが付帯しているクレジットカードを選びましょう。

FP水上克朗
FP水上克朗
海外旅行保険自動付帯のクレジットカードの最大のメリットは、カードを所持しているだけで保険に加入できることです。

海外旅行保険付帯クレジットカードの注意点


海外旅行保険は万が一の時にあなたや家族の皆さんを助ける心強いものですが、保険の注意点を知らないと「保険金が支払われない!」という事態に陥るかもしれません。

ここでは、海外旅行保険付帯のクレジットカードに関する注意点を解説します。

クレジットカードのステータスによって補償内容が異なる


先ほども解説しましたが、クレジットカードのランクによって補償内容は異なります。

一般的にカードランクが高いと補償金額が高く、補償される範囲は広いです。

一方でカードランクが低いと補償金額が低くなり、補償項目も減ります。

申し込む前に「どの項目が適用されるのか・されないのか?」を必ずチェックしてください。

クレジットカードの海外旅行保険には補償期間が設けられている


海外旅行保険は保険が適用される期間が設けられています

一般的なクレジットカードの海外旅行保険の適用期間は90日間に設定されている場合が多いです。

90日以上の長期滞在となる場合は、別の保険会社の海外旅行保険に申し込むことも検討してください。


先ほども解説しましたが、海外のケガ、病気に対する治療費は高額になるケースが多く、クレジットカード1枚の保険金だけでは賄いきれないことも考えられます。

クレジットカード1枚だけでは不安な方は先ほども解説した通り、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚所持して、保険金を合算で請求できるように対策するのがおすすめです。

緊急連絡先と補償項目を旅行前に確認しておく


海外旅行に出かける前には旅行先の電話相談サービスをすぐ活用できるように連絡先を把握してください。

連絡先を把握することで、万が一のトラブル時に心強い味方となってくれます。

また、海外旅行保険がカバーしている補償項目も確認してください。

おすすめは契約時の資料などを旅行の際にも携帯することです。

資料を現地に持参することでトラブルが補償の範囲かどうかが明確になります。

FP水上克朗
FP水上克朗
クレジットカードに付帯する海外旅行保険の補償期間は、基本的に90日間です。それよりも長く滞在する場合は注意しましょう。

クレジットカードの海外旅行保険を使うには?


海外旅行保険が適用されるには、ただカードを持っているだけでは保険金は当然支払われません。

保険を適用するには手続きが必要です。

ここでは、クレジットカードの海外旅行保険を使うための手続き方法についてトラブルの種別で解説します。

病気・ケガの場合


ケガや病気で治療をした場合は、現地で治療を受けた証明となる領収書や診断書をもらってから帰国後に保険金を請求してください。

先ほど解説したキャッシュレスサービスを利用する場合は、現地でトラベルデスクなどのコールセンターに連絡しましょう。

携行品損害の場合


携行品損害の場合は帰国後に損害費用を保険会社に請求します。

請求のためには現地で警察に連絡をして、盗難届などのトラブルを証明するための必要書類を取得しなければなりません。

トラブルごとに必要な書類が変わってくるので、保険の説明書に必ず目を通しましょう。

救援者・賠償責任の場合


救援者を呼ぶ必要がある場合は、現地のトラベルデスクなどのコールセンターに連絡してください。

なお、保険金の請求に関しては帰国後に手続きを行います。

FP水上克朗
FP水上克朗
ケガや病気で治療した場合は、現地で治療を受けた証明となる領収書や診断書を必ずもらっておきましょう。

記事のまとめ


今回は海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードについて解説しました。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険は万が一の時に心強い味方となりますが、内容を把握していないと「保険金が支払われなかった」や「補償範囲外のトラブルだったので適用されない」などのトラブルが起きます。

海外旅行保険を重視してクレジットカードを選ぶ際は補償範囲や保険が付帯される条件について必ずチェックをしましょう。

最後に改めて利用付帯と自動付帯の違いと海外旅行保険の種類についてまとめます。

【利用付帯と自動付帯の違い】
  • 利用付帯:旅行でクレジットカードを利用した場合に適用
  • 自動付帯:クレジットカードを所持しているだけで適用
【海外旅行保険の種類とその特徴】
【海外旅行保険の種類】 特徴
傷害死亡 旅行中に負ったケガ原因で死亡した場合に適用される保険
疾病・傷害治療費 病気が原因で現地の医師の治療を受けた場合に、治療費などを補償する保険
携行品損害 旅行中に盗難や火災などの偶然の事故によって持ち物が損害を受けた場合に適用される保険
救援者費用 旅行していた人が現地でケガや病気になった場合に、家族が「救援者」として現地に向かう際の費用を補償する保険
賠償責任 偶然の事故によって相手に損害を与えて賠償責任を負った場合に適用される保険

ファイナンシャルプランナー・DCプランナー水上克朗さん監修コメント


海外旅行保険が付帯されているクレジットカードには、利用付帯と自動付帯がありますが、自動付帯で選ぶの
がおすすめです。また、年会費無料のカードであれば、一切のコストをかけずに補償が受けられます。さらに、
海外旅行保険付帯のクレジットカードの補償金額は合算できるので、できれば複数持っておくと安心です。な
お、十分な補償額を受けられるかどうかの補償額の確認や補償範囲についても、必ず確認しておきましょう。

この記事の監修者


水上克朗(CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DCプランナー)

1957年山梨県生まれ。慶応義塾大学卒業後、大手金融機関に入社。営業・企画・総務・クレジット業務など、金融機関在籍時に様々な業務を経験。

1級ファイナンシャルプランニング技能士、日本FP協会認定のCFP、一般社団法人金融財政事情研究会の定めるDCプランナーの資格を持つ。

著書に「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)がある。(Amazon「財政学部門」1位)