この記事を読んでいる方は下記のような悩みや興味をもっていることでしょう。
- 「クレジットカードのランクってどのくらい種類があるんだろう?」
- 「クレジットカードのカードランクをランクアップさせるにはどうしたらいいんだろう?」
- 「カードランクごとの目安の年収ってどれくらいなんだろう?」
結論からいうと…
年会費無料からブラックカードまで、クレジットカードのカードランクは5種類ある
・カードランクをランクアップさせるコツや方法はある
・カードランクの目安の年収はカードランクが上がるにつれて上がっていく
今回のこの記事では、クレジットカードの各ランクの特徴や、ランクアップするための方法や注意点、ランクアップを目指す人向けのおすすめカードについて解説をします。
水上克朗(CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DCプランナー)
著書の「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)は、Amazon「財政学部門」1位!
クレジットカードのランクは大きく分けて5種類
クレジットカードのランクの種類は大きく分けて以下の5つです。
各カードのステータス性および希少性は以下の画像のようになっています。
下から上に行くほど希少性およびステータス性が高くなっていきます。
以下の章では希少性およびステータス性が低い順から解説をします。
審査が甘い「年会費無料のクレジットカード」
項目 | 詳細 |
年会費 | 無料 |
特典 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える |
付帯保険の補償額 | 500~2000万円が相場 ※付帯されていないカードもある |
目安の年収 | 無収入でなければ可能 |
代表的なカード | 楽天カード、エポスカード |
クレジットカードの中で最もランクが低くかつ入手しやすいのが「年会費無料のクレジットカード」です。
年会費無料のクレジットカードは、過去に利用代金の延滞を起こしてブラックリスト入りしたとか、無職でない限りはクレジットカード初心者や学生でも作ることができます。
また、ランクが低いので審査の日数も基本的に短く、中には即日で発行することが可能なクレジットカードも存在しています。
収入があれば作れる「年会費有料の一般クレジットカード(シルバーカード)」
項目 | 詳細 |
年会費 | 1000円~3000円 |
特典 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える |
付帯保険の補償額 | 500~2000万円が相場 ※付帯されていないカードもある |
目安の年収 | 無収入でなければ可能 |
代表的なカード | 三井住友カード |
年会費無料のクレジットカードより少しカードランクが上がるのが「シルバーカード」と呼ばれる年会費有料の一般クレジットカードです。
シルバーカードと呼ばれる理由は、この後解説をするゴールドカードとの対比から取られています。
シルバーカードは年会費は有料ですが、近年は年会費無料のクレジットカードとサービスの差はそれほど変わらなくなってきています。
また、年会費が有料でも利用条件次第で年会費無料にすることができるシルバーカードも存在しています。
特典が充実している「ゴールドカード」
項目 | 詳細 |
年会費 | 1万円台~3万円台 |
特典 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える 空港ラウンジを無料で使える 有名ホテルに優待価格で宿泊できる |
付帯保険の補償額 | 海外旅行傷害:3000~5000万円が相場 国内旅行傷害:3000~5000万円が相場 ショッピング:300~500万円が相場 |
目安の年収 | 300万円台~ |
代表的なカード | アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード JCBゴールドカード |
ゴールドカードは、一般のシルバーカードに比べてランクが上がっているクレジットカードのことを指します。
ゴールドカードの特徴は、優待特典などのサービスが手厚いという点です。
シルバーカードにはなかった国内や国外の主要な空港のラウンジを無料で利用することができたり、有名なホテルに優待料金で宿泊できるサービスが付帯しているカードもあります。
また、付帯保険も海外旅行に加えてシルバーカードには付帯されていないことが多い国内旅行傷害保険が付帯されます。
審査難易度も富裕層が持つことが中心だった昔と比べるとゆるくなってきており、年収300万円台の方でも審査通過できる可能性は十分にあります。
申し込み制カードとして最高ランクの「プラチナカード」
項目 | 詳細 |
年会費 | カード会社で異なるが数万~10万円台 |
特典 | ゴールドカードの特典+コンシェルジュサービス 有名レストランを優待料金で利用 娯楽施設のチケットがプレゼントetc |
付帯保険の補償額 | 海外旅行傷害:1億円が相場 国内旅行傷害:1億円が相場 ショッピング:500万円が相場 |
目安の年収 | 500万円台~ |
代表的なカード | アメリカン・エキスプレス・プラチナカード JCBプラチナカード |
プラチナカードは、ゴールドカードの上位に位置するクレジットカードで、所持するだけでも一種のステータスになるカードです。
特徴としては、ゴールドカード以上の特典やサービスが用意をされている点でしょう。
プラチナカードを手に入れると、コンシェルジュサービスという24時間365日対応をしてくれるサポートデスクを利用することができます。
コンシェルジュサービスは、例えば旅行に行く際の航空券や宿泊ホテル、レストランの予約全般を代行してくれたり、幅広くプラチナカード所持者の生活を支える心強い存在です。
また、付帯保険の補償額はゴールドカード以上に設定されていることが多く、最高補償額の相場は1億円のカードが多いです。
ただし、年会費が高い分審査難易度も高いので、ある程度クレジットカードを使った実績を残さないと手に入らないカードと言えるでしょう。
持っているだけでステータス!クレジットカードの最高峰「ブラックカード」
項目 | 詳細 |
年会費 | カード会社で異なるが5万~35万円台 |
特典 | 公表されていないが、プラチナカード以上のサービス |
付帯保険の補償額 | 公表されていないが、プラチナカード以上の金額 |
目安の年収 | 公表されていないが、1000万円台~ |
代表的なカード | アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード JCB・ザ・クラス |
ブラックカードは、プラチナカードの上位に位置するクレジットカードの最高ランクに君臨するカードです。
ブラックカードの特徴は、なんといってもその圧倒的ステータスと手厚いサービスの数々です。
ブラックカードのサービスは公表をされていませんが、プラチナカード以上のサービスであることは間違いありません。
具体的なサービス内容は口コミではありますが、先ほど解説したプラチナカードのコンシェルジュサービスが、専属のコンシェルジュを設定できたり、ブラックカード会員限定のイベントに参加できるなどのサービスがあるようです。
また、付帯されている保険も公表されていないのですが、プラチナカード以上の限度額が設定されていると言われています。
ブラックカードは他のカードと違って申し込み制をとっておらず、インビテーションを受けなければ所持することすら許されません。
手厚いサービスがついているので払う年会費も高額となっており、特にアメリカン・エキスプレスが発行している「アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード」は年会費だけで毎年35万円、初年度は入会金と含めて91万円を支払う必要があります。
それぞれのカードランクのかんたん比較表
ここまでクレジットカードの5種類のランクをそれぞれ見てきましたが、各カードランクの特徴について比較をしてみました。
以下に簡単な比較表を作成したので、カードを選ぶ際の参考にしてください。
カードランク | 年会費 | 特典 | 付帯保険補償額 | 目安の年収 |
年会費無料カード | 無料 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える |
500~2000万円が相場 ※付帯されていないカードもある |
無収入でなければ可能 |
シルバーカード | 1000円~3000円 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える |
500~2000万円が相場 ※付帯されていないカードもある |
無収入でなければ可能 |
ゴールドカード | 1万円台~3万円台 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える 空港ラウンジを無料で使える 有名ホテルに優待価格で宿泊できる |
海外旅行傷害:3000~5000万円が相場 国内旅行傷害:3000~5000万円が相場 ショッピング:300~500万円が相場 |
300万円台~ |
プラチナカード | カード会社で異なるが数万~10万円台 | ゴールドカードの特典+コンシェルジュサービス 有名レストランを優待料金で利用 娯楽施設のチケットがプレゼントetc |
海外旅行傷害:1億円が相場 国内旅行傷害:1億円が相場 ショッピング:500万円が相場 |
500万円台~ |
ブラックカード | カード会社で異なるが5万~35万円台 | 公表されていないが、プラチナカード以上のサービス | 公表されていないが、プラチナカード以上の金額 | 公表されていないが、1000万円台~ |
クレジットカードのランクアップ方法
クレジットカードには5つの種類があってランクが上がれば上がるほど審査難易度が高くなって入手しずらくなるということは読んでわかっていただけたかと思います。
「じゃあ、カードランクをあげるにはどうしたらよいのか?」
上記のように考えている方もいるでしょう。
ここでは、そんなあなたにクレジットカードのカードランクをアップさせる方法を解説します。
まず、年会費無料・シルバーカードからゴールドカードにランクアップするための方法を見ていきましょう!
年会費無料・シルバーカードからゴールドカードへランクアップする方法
ゴールドカードは基本的に自分で申し込みをしてクレジットカードを持つことになるのですが、申し込みをする前に前提として以下のような条件が必要になります。
・収入が安定をしているか
・シルバーカードを使っているか
・クレジットカードの利用代金が延滞なく支払われているか
「クレジットカードを使っていなくてもゴールドカード手に入るんじゃないか?」と考えている人もいるかと思いますが、シルバーカードなどでクレジットヒストリーと呼ばれる支払い実績を作ってからゴールドカードの申し込みをしたほうが審査通過の可能性はあがります。
ゴールドカードを作りたい場合は、まず一般カードでクレジットカードの利用履歴を作っていきましょう。
ゴールドカードからランクアップする方法
プラチナカードやブラックカードは、基本的にインビテーションを採用しているため、ただクレジットカードを使っているだけではランクアップすることは難しいです。
プラチナカードやブラックカードを手に入れるためには「信用できる人」であることは当然ですが「カード会社に利用代金で利益をもたらしてくれる人」になることも重要です。
プラチナカードやブラックカードを持つうえで必要な条件は以下の通りです。
・収入が安定をしている
・クレジットカードの利用代金が延滞なく支払われている
・下位のカード(一般カード・ゴールドカード)で年間100万円以上の利用額がある
・一括払いで利用代金が支払われている
下位かードで上記の条件を守りながら、信用を積み上げカード会社の利益に貢献をしていきましょう。
クレジットカードのランクアップをするために意識するべきこと
先ほどまでクレジットカードのカードのランクアップをするためのコツなどについて解説していましたが、他にも意識をするべきことがあります。
ここでは、クレジットカードのランクアップをするために意識をするべき観点について解説をします。
同じカード会社の下位ランクカードを使い続ける
クレジットカードには「プロパーカード」と「提携カード」と呼ばれる2種類のカードがあり、ランクアップしやすいのは「プロパーカード」です。
では、「プロパーカード」と「提携カード」にはどのような違いがあるのでしょうか?
プロパーカード:クレジットカードの国際ブランドが直接発行しているカード。VISAやMasterCardはプロパーカードを発行していない。
例:アメリカン・エキスプレス・カード、JCBカード、ダイナーズクラブカードなど
提携カード:国際ブランドとは別の提携会社が発行をしているカード
例:JALカード、セゾンカード、イオンカードなど他多数
プロパーカードは国際ブランドが直接発行しているカードなので、使えば使うほど国際ブランド会社の懐が潤っていくという仕組みです。
プロパーカードを使う人は国際ブランドに利益をもたらしてくれる人なので、インビテーションも必然的に届きやすくなるわけです。
先述の通り、年間100万円の利用額を目指してクレジットカードを利用してください。
年間100万円の利用と聞いてあまりに大きい額かなと考えがちですが、家賃、携帯料金、公共料金や生活費などの支払いをすべてクレジットカードに一本化させることで、案外楽に達成できます。
年間100万円以上の利用を数年続けていると、ある日突然インビテーションが届く可能性があります。
利用代金の延滞や債務整理・自己破産を起こさないようにする
インビテーションを目指すのであれば、クレジットカードの利用代金の支払いは延滞してはいけません。
インビテーションをされる人は「利益をもたらす人」であるのと同時に「信用できる人」です。
支払いの約束期日を守れない人を信用することはできませんよね。
なお、クレジットカードの利用状況というのは「信用情報」と呼ばれる形で常に記録をされています。
信用情報の内容は以下の通りです。
・クレジットカードの利用状況やその他の借入金の状況
・クレジットカードの利用代金の返済状況
・携帯料金の支払い状況
・自己破産や債務整理などの記録
上記の情報に少しでも返済の遅滞や債務整理などの記録があった場合はインビテーションは届かないですし、上位ランクのクレジットカードを持つことは難しいです。
インビテーションをされたいのであれば、クレジットカードの利用代金支払いの延滞や債務整理などは絶対に起こさないようにしましょう。
もし信用情報に不安があるのなら、開示することもできます。
開示請求は以下のURLから可能なので、確認をしたい人は飛んでみてください。
情報開示とは|指定信用情報機関のCIC
クレジットカードをランクアップさせたい人向けのカード3選
クレジットカードのランクアップの方法についてこれまで解説をしてきましたが、これから実際にクレジットカードを使うとなると「どのカードを選んだほうがランクアップしやすいかな」と迷いますよね!
ここでは、クレジットカードをランクアップさせたいなと考えている人向けにおすすめのカードを3つ厳選して解説します。
今回紹介するおすすめのクレジットカードは以下の3つです。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう!
JCB一般カード
JCB 一般カードの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | WEB申し込みおよび一定の利用条件を満たすと永年無料 通常1375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.3%~1.5% |
交換可能なマイル | ANAマイル,JALマイル,スカイマイル |
国際ブランド | JCB |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 |
家族カード | 440円(税込) |
電子マネー | QUICPay |
JCB一般カードは、国際ブランドであるJCBが発行しているプロパーカードです。
年会費はWEBからの申し込みであれば初年度は無料となります。
また、翌年以降も以下の2つの条件を満たしていれば年会費が無料です。
・JCBのWEB明細サービスである「MyJチェック」の登録をしている
・JCB一般カードのショッピング利用が年間50万円以上を達成している
また、先ほど解説した年間100万円以上のショッピング利用をすると、翌年のポイントが50%以上にアップする特典がついています。
貯まったポイントはキャッシュバックへの充当や、提携しているお店のポイント、航空会社のマイル、ディズニーチケットに交換をすることができます。
アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・カードの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 13,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
交換可能なマイル | ANAマイル,JALマイル,スカイマイル |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
家族カード | 6,600円(税込) |
電子マネー | Apple Pay |
アメリカン・エキスプレス・カードは国際ブランドであるアメリカン・エキスプレスが発行をしているプロパーカードです。
アメリカン・エキスプレスの中で最もスタンダードなカードであり、一般カードながらゴールドカードと勘違いするような特典や優待が用意されているのが特徴です。
ポイントは100円につき1ポイント付与される形となっており、ボーナスポイントを獲得できるお店で利用した場合はポイント付与率がさらに上がります。
貯まったポイントはマイルやアイテムなどに交換をすることが可能です。
他にも旅行時に手荷物配送サービスや、空港ラウンジの無料利用などが付帯されており、他社のゴールドカード並みのサービスです。
また、一般カードとしては高額の傷害保険が付帯されており、海外旅行傷害保険の最高補償額は5000万円に設定されています。
一般カードでもステータス性を重視したい方におすすめのクレジットカードです。
ダイナーズクラブカード
ダイナーズクラブカードの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 24,200円(税込)※初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.40%~1.00% |
交換可能なマイル | ANAマイル、スカイマイル、マイレージプラス |
国際ブランド | ダイナーズクラブ |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 |
家族カード | 5,500円(税込) |
電子マネー | Apple Pay |
ダイナーズクラブカードは、日本で最初に発行をされたクレジットカードとして有名で、アメリカン・エキスプレスと同様にステータス性が高いプロパーカードとして評判です。
年会費は24200円で申し込み可能な年齢が27歳以上となっており、若い年代の方が申し込むのはなかなか難しいです。
しかし、その年会費に見合うだけのサービスが用意をされています。
特徴として、「利用枠の制限がない」というのがあります。
クレジットカードは通常利用枠の制限を設定しますが、ダイナーズクラブカードの場合は先月の利用状況に応じて毎月の利用枠が変わるという独自のシステムが採用されています。
もちろんショッピング利用するとポイントが貯まり、貯まったポイントは様々なアイテム、マイルに交換したりキャッシュバックに利用することもできます。
また、付帯されている保険も他社のプラチナカードと同額の1億円の最高補償額が設定されています。
プラチナカードほどの年会費ではないものの、プラチナカード並みのサービスを受けることができるのもダイナーズクラブカードの魅力です。
まとめ
今回はクレジットカードのカードランクについて特典やサービスなどの話を織り交ぜながら解説をしました。
今回の記事で紹介しましたクレジットカードのカードランクとその特徴のかんたん比較表と、カードランクのランクアップ方法についてまとめます。
カードランク | 年会費 | 特典 | 付帯保険補償額 | 目安の年収 |
年会費無料カード | 無料 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える |
500~2000万円が相場 ※付帯されていないカードもある |
無収入でなければ可能 |
シルバーカード | 1000円~3000円 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える |
500~2000万円が相場 ※付帯されていないカードもある |
無収入でなければ可能 |
ゴールドカード | 1万円台~3万円台 | ポイント倍増 特定のお店が優待料金で使える 空港ラウンジを無料で使える 有名ホテルに優待価格で宿泊できる |
海外旅行傷害:3000~5000万円が相場 国内旅行傷害:3000~5000万円が相場 ショッピング:300~500万円が相場 |
300万円台~ |
プラチナカード | カード会社で異なるが数万~10万円台 | ゴールドカードの特典+コンシェルジュサービス 有名レストランを優待料金で利用 娯楽施設のチケットがプレゼントetc |
海外旅行傷害:1億円が相場 国内旅行傷害:1億円が相場 ショッピング:500万円が相場 |
年収500万円台~ |
ブラックカード | カード会社で異なるが5万~35万円台 | 公表されていないが、プラチナカード以上のサービス | 公表されていないが、プラチナカード以上の金額 | 公表されていないが、年収1000万円台~ |
・カードの利用代金の支払いや他の借入金の支払いを延滞せず、債務整理などもしない
・プロパーカードを長年使用する
・年間のクレジットカード利用額を100万円以上にする
ファイナンシャルプランナー・DCプランナー水上克朗さん監修コメント
クレジットカードのランクを上げていくためには、まず何よりもカードの利用実績を積み重ねていくことが大切です。
下位のプロパーカードを頻繁にかつ使い続けることが近道となります。
ランクの高いカードを持つには、カード会社から「信用できる人」は当然で、「利益をもたらす人」とみなされる必要があるからです。
また、月々の返済能力や、年会費に見合う特典をフル活用できるかなどを十分に見極めながら、自分自身にぴったり合うカードを見つけましょう。
水上克朗(CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DCプランナー)
慶応義塾大学卒業後、大手金融機関にて、営業・企画・総務・クレジット業務を経験。
1級ファイナンシャルプランニング技能士、日本FP協会認定のCFP、一般社団法人金融財政事情研究会の定めるDCプランナーの資格を保持。
著書の「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)は、Amazon「財政学部門」1位!