この記事を読んでいる主婦の方は以下のような悩みをお持ちでしょう。
- 「空港ラウンジが使えるクレジットカードってどんな種類があるんだろう?」
- 「空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスってどんなものなの?」
- 「航空会社ラウンジとカードラウンジは何が違うのかを知りたい」
- 「空港ラウンジの使い方を知りたい」
- 空港ラウンジが使えるクレジットカードはカードランクが基本的に高めに設定されている
- プライオリティ・パスとは世界の空港ラウンジが無料で使えるサービスを指す
- 航空会社ラウンジのほうがカードラウンジよりもサービスの質が高い
- 空港ラウンジには大きな声で話さない、飲食物持ち込み・持ち出し禁止などのルールがある
空の旅を快適にしてくれる空港ラウンジですが、そのラウンジが無料で使えるクレジットカードは沢山存在しています。
この記事では、自身が刊行した書籍が1位を獲得したこともあるファイナンシャルプランナー水上さん監修のもと、空港ラウンジを使えるおすすめのクレジットカード9枚やカードの選び方・空港ラウンジの使い方や注意点について解説します。
水上克朗(CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DCプランナー)
著書の「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)は、Amazon「財政学部門」1位!
クレジットカードで使える空港ラウンジの種類
クレジットカードには様々な特典・サービスが付帯されていますが、その中で「空港ラウンジ利用」の特典がついているクレジットカードが存在します。
空港ラウンジは基本的に「カードラウンジ」「航空会社ラウンジ」の2種類があります。
後ほど紹介する「プライオリティ・パス」も区別しますが、上の2種類だけ覚えていれば問題ありません。
では、それぞれどのようなサービス内容となっているのでしょうか。
クレジットカード会員向けの「カードラウンジ」
クレジットカード会社と航空会社が提携している「カードラウンジ」は1000円などの安い価格で利用することができます。
基本的にゴールドカード以上のランクのカードに付帯されていることが多く、利用者も多いため混みあうのがデメリットです。
カードラウンジの主なサービス内容として以下のようなものがあります。
サービス項目 | 詳細 |
提供会社 | カード会社 |
食事の特徴 | パン・ベーグル |
ソフトドリンク | 飲み放題 |
アルコール | 有料 |
電源とWi-Fiサービス | 利用できる |
シャワールーム | 基本有料 |
利用条件 | クレジットカードor現金で決済 |
ゴールデンウィークなどの大型連休中は混みあうことが多いので、閑散期に利用すれば快適に過ごすことができます。
JALやANAなど航空会社が運営する「航空会社ラウンジ」
カードラウンジ以上のサービスを提供されるのが「航空会社ラウンジ」と呼ばれるものです。
航空会社ラウンジは基本的にビジネスクラス・ファーストクラスを利用する方や航空会社の上級会員の方のみ利用できるラウンジです。
JALラウンジやANAラウンジが航空会社ラウンジに該当します。
航空会社ラウンジの主なサービス内容として以下のようなものがあります。
サービス項目 | 詳細 |
提供会社 | 航空会社 |
食事の特徴 | ホテルの朝食と同等 |
ソフトドリンク | 飲み放題 |
アルコール | 飲み放題(有料のケースもある) |
電源とWi-Fiサービス | 利用できる |
シャワールーム | 利用できる |
利用条件 | 各種条件をクリアしている人のみ利用できる |
ゴールドカード以上に付帯されているプライオリティ・パス
プライオリティ・パスとはゴールドカード以上のクレジットカードに付帯されている空港ラウンジを無料で利用できるサービスです。
世界の1200か所以上の空港のラウンジを使うことが可能です。
プライオリティパスは3つのランクが存在しており、年会費は無料で使える利用回数がそれぞれ異なっています。
会員ランク | 年会費 | 無料で利用可能回数 |
スタンダード会員 | 99USドル(日本円にして約1万円) | 無料回数なし |
スタンダード・プラス会員 | 249USドル (日本円にして約3万円) |
年10回まで無料 |
プレステージ会員 | 429USドル (日本円にして約4万3000円) |
何回でも無料 |
クレジットカードで空港ラウンジを使う場合の特徴
クレジットカードで空港ラウンジを使うと様々な特徴があります。
では、その特徴とはどのようなものなのでしょうか。
カードランクがゴールドカード以上の場合無料で利用できる
ゴールドカードやプラチナカードといった高ステータスカードを所持している場合は、空港ラウンジを無料で使うことができます。
ただし、空港ラウンジ自体は無料で使えても、ラウンジ内で提供されるサービスについては有料の場合もあるので事前に確認が必要です。
空港ラウンジは料金を払えば基本誰でも利用できる
空港ラウンジは料金を支払えば誰でも利用できる「有料ラウンジ」というものが存在しています。
ただし、提供されるサービス内容は航空会社ラウンジやカードラウンジに比べて少ないので、サービスを受けたい方は「プライオリティ・パス」に入会して年会費を払いつつVIPラウンジを使うことをおすすめします。
空港ラウンジを使うには搭乗券が必要になる
空港ラウンジはクレジットカードと搭乗券をラウンジ前の入り口で提示することで利用できます。
空港ラウンジは搭乗当日のみ使うことができるので、飛行機に乗らずラウンジを使うことはできないので注意してください。
同伴者1名まで無料のクレジットカードもある
基本的に空港ラウンジは同伴者を連れていく際は有料ですが、同伴者1名まで無料の特典が付帯されているクレジットカードも存在しています。
同伴者の条件は特に設定されていないので、家族以外でも友達や恋人でもOKです。
海外の空港ラウンジには基本対応していない
日本で発行されているゴールドカードであれば、ダイナーズクラブカード以外は海外の空港ラウンジに対応していないので注意しましょう。
ただし、ハワイのダニエル・K・イノウエ空港の空港ラウンジは各社のゴールドカードが使えるのでハワイ旅行が趣味の方であれば使うことをおすすめします。
到着後もラウンジを使うことが可能
カードラウンジは到着後も使うことができます。
到着したてはフライト後なので、ゆっくりとラウンジで休憩してから目的地に向かえるので賢い使い方なので、到着先の空港のラウンジが使える場合はおすすめです!
空港ラウンジの主な使い方・サービス内容
ここまで空港ラウンジの種類やクレジットカードで利用する方法について解説しました。
では、どのようなサービス内容や使い方があるのでしょうか。
ここでは、空港ラウンジの使い方や、具体的なサービス内容について解説します。
ドリンク飲み放題サービスがある
ゴールドカードに付帯されているカードラウンジであれば、ソフトドリンクが飲み放題のサービスが提供されています。
ただし、食事の提供はないので注意してください。
高速Wi-Fiや電源サービス
空港ラウンジにはスマートフォンやPCなどの電子機器の普及に対応するために、充電ができるコンセントのサービスや高速で接続できるW-Fiが備えられている場合が多いです。
なので、フライト前にスマホやPCを充電しつつ仕事をしたり、ドリンクを飲むことができるので便利ですね!
有料ではあるがコピー機やFAXなども利用可
有料ではありますが、コピー機やFAXといったサービスが利用できるのも空港ラウンジの魅力です。
空港ラウンジに入ればインターネットも使えますし、FAXやコピー機も使えるので急な仕事にも対応することができますね!
シャワールームが設置されているラウンジもある
有料ですがシャワールームが設置されている空港ラウンジもあります。
対象者ですが、基本的に誰でもシャワーを浴びることは可能です。
フライト前後にフレッシュをしたい方であればお金を払うことになりますがシャワーを浴びてリフレッシュすることができますよ!
国内の空港ラウンジのみ使いたい人におすすめのクレジットカード3選
「海外は行かないので、国内の空港ラウンジだけでも使えるクレジットカードを探したい…」
上記のように考えている方もいますよね!
国内空港ラウンジのみ使えるクレジットカードであれば、年会費も安く済むのでコスパが良いです。
ここでは、国内の空港ラウンジを使いたい人向けのおすすめクレジットカードについて解説します。
楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードの概要
詳細
券面
年会費
2,200円
ポイント還元率
1.00%~5.00%
交換可能なマイル
ANAマイル
国際ブランド
VISA/Mastercard/JCB
海外旅行傷害保険
最大2,000万円
家族カード
550円
電子マネー・スマホ決済
Apple Pay、楽天ペイ、楽天Edy
楽天ゴールドカードの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 2,200円 |
ポイント還元率 | 1.00%~5.00% |
交換可能なマイル | ANAマイル |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
海外旅行傷害保険 | 最大2,000万円 |
家族カード | 550円 |
電子マネー・スマホ決済 | Apple Pay、楽天ペイ、楽天Edy |
楽天ゴールドカードは、楽天株式会社が発行しているクレジットカードです。
このカードは、国内の空港ラウンジ利用も2回まで無料で使うことができます。国内旅行をする方におすすめのクレジットカードです。
また、年会費も2200円とゴールドカードとしては非常にリーズナブルな価格設定となっているので気軽にゴールドカードを持ちたい人におすすめのカードです。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードの概要
詳細
券面
年会費
5,000円
ポイント還元率
0.50%~1.25%
交換可能なマイル
ANAマイル、JALマイル
国際ブランド
VISA
海外旅行傷害保険
最大2,000万円
家族カード
–
電子マネー・スマホ決済
Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
エポスゴールドカードの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 5,000円 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.25% |
交換可能なマイル | ANAマイル、JALマイル |
国際ブランド | VISA |
海外旅行傷害保険 | 最大2,000万円 |
家族カード | – |
電子マネー・スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ |
エポスゴールドカードは、エポスカードが発行しているクレジットカードです。
このカードの特徴は、一定の条件を満たすと「年会費を無料にできる」という点です。
年会費が無料になる条件は以下の通りです。
- インビテーション(招待)される
- ショッピング+キャッシングの年間利用額が50万円以上
空港ラウンジも国内外21の主要空港での利用が無料となるため、普段の生活から旅行などの特別なひと時までお供してくれる頼もしいカードですね!
JALアメックス普通カード
JALアメックス普通カードの概要
詳細
券面
年会費
6,600円
ポイント還元率
0.50%~1.00%
交換可能なマイル
JALマイル
国際ブランド
AMEX/銀聯
海外旅行傷害保険
最大3,000万円
家族カード
2,750円
電子マネー・スマホ決済
–
JALアメックス普通カードの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 6,600円 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% |
交換可能なマイル | JALマイル |
国際ブランド | AMEX/銀聯 |
海外旅行傷害保険 | 最大3,000万円 |
家族カード | 2,750円 |
電子マネー・スマホ決済 | – |
JALアメックス普通カードは、JALが発行している一般のクレジットカードです。
一般カードながら年会費は6,600円と高めに設定されていますが、国内主要空港とハワイダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが無料で利用できるサービスが付帯されています。
また、入会時・毎年の初回搭乗時に1000マイルのボーナス、搭乗ごとのボーナスマイルとして10%加算マイルが貯まっていきます。通常利用でもマイルが200円ごとに1マイル貯まっていくので、陸でも空でも効率的にマイルを貯めれるのが魅力のカードです。
お金のこれからの編集部コメント:旅行や出張でJALをよく使う方におすすめのクレジットカードです。
プライオリティ・パスが無料で付帯するおすすめのクレジットカード3選
通常プライオリティ・パスは年会費が発生しますが、一部のハイクラスのクレジットカードではプライオリティ・パスがカード自体に付帯されているケースもあります。
ここでは、プライオリティ・パスが無料で付帯をされているクレジットカード3枚について解説をします。
アメックスゴールド
アメックスゴールドの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 31900円 |
ポイント還元率 | 0.50% |
交換可能なマイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル |
国際ブランド | JCB |
海外旅行傷害保険 | 最大1億円 |
家族カード | 13200円※1名まで無料 |
電子マネー・スマホ決済 | Apple Pay、楽天edy |
アメックスゴールドカードは、アメリカン・エキスプレスが発行をしているプロパーカードです。
アメックスゴールドカードの特徴は、なんといってもそのステータス性の高さとサービスの質の高さです。
空港ラウンジが無料で使えるのはもちろんのこと、海外滞在先で24時間年中無休の電話サポートを受けることもできます。
ポイント還元率も通常1%ですが、ボーナスポイントのプログラムである「メンバーシップ・リワード」に参加すると100円につき3ポイントをもらうことができるようになります。
マイルへの還元率は1ポイント=1マイルなので、ポイント・マイルともに高還元なカードとしてゴールドカード初心者におすすめのクレジットカードです。
お金のこれからコメント:アメックスは海外でも通用するステータスカードなので、旅行時に持っていくと現地の人に怪しまれずに済むのもメリットです。
楽天プレミアムカード
概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 11,000円 |
ポイント還元率 | 1% |
交換可能マイル | ANAマイル |
家族カード | 500円/人 |
海外旅行傷害保険 | 最大5,000万円 |
電子マネー | Edy/Applepay |
楽天プレミアムカードはプライオリティ・パスが利用できるおすすめのクレジットカードです。
年会費は、税抜10,000円と高額ではありますが、このカードでプライオリティ・パスにお申し込みをすれば、なんとプレステージ会員のプライオリティ・パスに申し込むことが可能です。
プレステージ会員は先ほど解説した通りで年会費が40,000円ほどかかる高額なプランですが、楽天プレミアムカードならプライオリティパスの年会費は無料なので、年会費を大幅に安くすることができます。
ただし、同伴者は1名でも有料なので注意しましょう。
また、家族カードにはプライオリティ・パスの特典がついていません。
JCBプラチナ
概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 25,000円(税別) |
ポイント還元率 | 0.5% |
交換可能マイル | ANAマイル/JALマイル/スカイマイル |
家族カード | 1人目無料(通常3,000円)/人 |
海外旅行傷害保険 | 1億円 |
電子マネー | Apple Pay/Google Pay |
JCBプラチナはプライオリティ・パスのプレステージ会員が無料で入会できるクレジットカードです。
また、同伴者も通常であれば有料ですが、JCBプラチナでプライオリティ・パスを発行すれば同伴者の利用料金を2,000円の割引価格で利用することができます。
ただし、家族カードにはプライオリティ・パスの特典が付いていないので、注意をしてください。
JCBプラチナにはプライオリティ・パス以外にも、ユニークが特典が多数付いており、ディズニーホテルの優待割引やディズニーリゾートのラウンジを利用可能など楽しい特典が付いています。
ただ、申し込み資格は25歳以上の安定した収入がある方に限定されていますし、年会費は25,000円と高額なので、収入に余裕がある方であればJCBプラチナはおすすめのクレジットカードですね。
公式サイト
航空会社のラウンジが使えるおすすめのクレジットカード
先ほど解説した通りで航空会社が運営している「航空会社ラウンジ」はクレジットカードラウンジよりもさらに質の高いサービスを提供しています。
サービスレベルが高いので、利用できる人は通常航空会社の上級会員やファースト・ビジネスクラス搭乗者に限られていますが、これから紹介するクレジットカードを所持していると航空会社ラウンジを使うことができます。
ここでは、航空会社ラウンジが使えるおすすめのクレジットカードについて解説します。
JAL CLUB EST 普通カード
JAL CLUB ESTの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
ポイント還元率 | 1.00%~2.00% |
交換可能なマイル | JALマイル |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
海外旅行傷害保険 | 最大1,000万円 |
家族カード | 1,100円(初年度無料) |
電子マネー・スマホ決済 | QUICPay利用、楽天Edy、WAON・楽天ペイ |
JAL CLUB ESTはJALが発行しているクレジットカードで、申込対象年齢は20歳から30歳までです。
空港ラウンジは年5回まで同伴者も無料で使うことができるので、恋人などと旅行にいく際にはラウンジで快適に過ごしてそのまま旅行へGOできます。
、毎年2500マイルがカードを持っているだけでプレゼントをされる特典があり、獲得したJALマイルは5年間有効となっているので、すぐに期限が訪れるということがないのも魅力ですね!
ANA JCB カード プレミアム
ANA JCB カード プレミアムの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 77,000円 |
ポイント還元率 | 1.00%~3.00% |
交換可能なマイル | ANAマイル |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
海外旅行傷害保険 | 最大1億円 |
家族カード | 4,400円 |
電子マネー・スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天Edy |
ANA JCB カード プレミアムはJCBが発行しているクレジットカードです。
年会費は77,000円と高めに設定されていますが、その分サービスは非常に充実をしています。
空港ラウンジは国内にあるANA空港ラウンジ・世界各国に設置されている主要空港ラウンジを無料で使うことができますし、JCBが独自に運営しているJCB空港ラウンジには同伴者1名まで無料で利用できる特典が付帯されています。
また、プラチナカード特有のコンシェルジュサービスやボーナスマイルの付与など、旅好き・出張が多い方向けに作られた最高レベルのサービスを備えたクレジットカードです!
デルタスカイマイルアメックスゴールド
デルタスカイマイルアメックスゴールドの概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 28,600円 |
ポイント還元率 | 1.00% |
交換可能なマイル | スカイマイル |
国際ブランド | AMEX |
海外旅行傷害保険 | 最大1億円 |
家族カード | 13,200円※1枚目無料 |
電子マネー・スマホ決済 | Apple Pay |
デルタスカイマイルアメックスゴールドカードは、アメリカンエキスプレスが発行しているクレジットカードです。
このカードを持つと、デルタ航空の最上級の会員クラスであるゴールドメダリオンを入会から1年間は無料で使うことができます。
2年目以降も年間で150万円以上のクレジットカード利用があればゴールドメダリオンを継続することが可能です。
デルタ航空の空港ラウンジである「デルタスカイクラブ」を成田空港に限り使うことが可能です。
他にも旅行中に車を預けれる「空港パーキング」やスーツケース1つを帰国時に空港から自宅まで届けてくれる「手荷物無料宅配サービス」も付帯されているため、出国から帰国まで全面的にあなたの旅をサポートしてくれるのもこのカードの魅力です。
今回紹介した空港ランウジが使えるおすすめのクレジットカードカンタン早見表
カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | 海外旅行傷害保険 |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 1.00%~5.00% | 最大2,000万円 |
エポスゴールドカード | 5,000円 | 0.50%~1.25% | 最大2,000万円 |
JALアメックス普通カード | 6,600円 | 0.50%~1.25% | 最大3,000万円 |
アメックスゴールド | 31,900円 | 0.50% | 最大1億円 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.00% | 最大5,000万円 |
JCBプラチナカード | 27,500円 | 0.50%~ | 最大1億円 |
JAL CLUB EST 普通カード | 2,200円 | 1.00%~2.00% | 最大1,000万円 |
ANA JCB カード プレミアム | 77,000円 | 1.00%~3.00% | 最大1億円 |
デルタスカイマイルアメックスゴールド | 28,600円 | 1.00% | 最大1億円 |
空港ラウンジが使えるクレジットカードの選び方
ここまで空港ラウンジが使えるクレジットカードについて解説してきましたが、基本的にどのカードも年会費が高くなっているため、空港ラウンジを使って年会費の元をとりたいと考えている方は多いですよね!
ここでは、空港ラウンジが使えるクレジットカードの選び方について解説をします。
同伴者が無料で使えるクレジットカードを選ぶ
空港ラウンジカードの中には、同伴者が無料でラウンジを利用できる特典が付帯されているカードも存在しています。
特に家族や会社の人間・恋人などと旅行・出張に行く方であれば、同伴者が無料でラウンジを利用できるクレジットカードを選びましょう。
プライオリティパスが付帯しているクレジットカードを選ぶ
先ほど解説しましたが、プライオリティ・パスが付帯されているクレジットカードも存在しており、そのカードを選ぶことも一つの方法です。
プライオリティ・パス付きのクレジットカードを選べば、世界各国の空港ラウンジをプライオリティ・パスの年会費無料で利用することが可能なのでお得です!
自分がよくいく空港が対象になっているクレジットカードを選ぶ
いくらグレードの高いラウンジが使えるクレジットカードを持っていても、そのラウンジが設置されている空港を使わないのであれば意味がありませんよね。
なので、空港ラウンジカードを選ぶ際は自分がよく利用する空港のラウンジが対象になっているかどうかを確認しましょう。
空港ラウンジを使う上での注意点
ここまで、空港ラウンジが使えるクレジットカードの選び方やおすすめのカードについて解説をしてきましたが、空港ラウンジを使う上で注意しなければいけない点がいくつかあります。
ここでは、空港ラウンジを使う上での注意点について紹介します。
空港ラウンジでは大きな声で話してはいけない
空港ラウンジは出発前後に快適にお客様に過ごしてもらうために作られている場所なので、大声を出したりなどの他の方に迷惑となるような行為をしてはいけません。
特に家族で子供を空港ラウンジに連れていく時や友達同士でラウンジを利用する場合は注意が必要です。
フライト前の場合は時間に余裕がある時に利用しよう
フライト前は搭乗手続きや出国審査などでバタバタするケースもあるので、時間にある程度余裕がある場合のみ空港ラウンジは利用してください。
保安検査場には搭乗時刻の30~40分前に到着するのが目安のため、それまでに空港ラウンジを利用するのがおすすめです。
ただ、GWなどの大型連休に利用する場合はさらなる混雑が予想されるので、より早めの行動を心がける必要があります。
持ち込みや持ち出しは禁止
空港ラウンジは空港内で販売されている弁当であっても外から持ち込むのは禁止されています。
必ずラウンジ内で置いてある飲食物を利用してください。
また、ラウンジ内の飲食物を外に持ち出すのも禁止なので、必ずラウンジ内で完食・完飲してください。
羽田空港ではプライオリティパスを持っていても空港ラウンジを使えない
羽田空港はプライオリティ・パスを所持していても空港ラウンジを使うことはできません。
これはゴールドカードやプラチナカードなどの上位ランクのカードを持っていたとしても同じなので注意しましょう。
ただし、ANAラウンジやTIAT LOUNGEなどが設置をされているので、ビジネス・ファーストクラスへの搭乗や、航空会社ラウンジが利用できるクレジットカードを所持していれば、羽田空港でもラウンジを使うことは可能です。
出国審査前のみ利用できる空港ラウンジが多い
空港ラウンジの多くは、出国審査前に設置をされているケースが多いので、出国審査に時間がかかる場合はラウンジでゆったりできないのも注意するべき点です。
ラウンジで快適に過ごしたいのであれば、搭乗時間から逆算して余裕をもって空港に向かう必要があります。
カード会社によって使えるラウンジが異なる
クレジットカード会社ごとに使えるラウンジは違います。
カードランクによって使える空港も違ってきますし、受けることができるサービスや営業時間も違ってくるので注意が必要です。
記事のまとめ
今回の記事では、空港ラウンジで使えるおすすめのクレジットカードやカードの選び方、ラウンジの使い方、注意点について解説しました。
空港ラウンジは出発前後で旅をより快適にしてくれる優れものですが、自分の属性にマッチしたクレジットカードを選ばなければ「全然使えなかった…」ということにもなりかねません。
まず自分がよくつかう空港はどこなのかを把握して、そこから逆算して年会費などの要素からベストなカードを選ぶことをおすすめします。
この記事を読んで、ぜひ空港ラウンジが使えるクレジットカードの利用を検討してみてください!
ファイナンシャルプランナー・DCプランナー水上克朗さん監修コメント
空港は人が多く一般の待合エリアは、せわしなく落ち着きません。一方、空港ラウンジなら広い空間でのんびり時間を潰せるのが最大のメリットです。
空港ラウンジカードを使えば、年会費以上のサービスを受けられるかもしれません。
ただし、空港ラウンジカードと言ってもその特徴はさまざまです。
この記事を参考に、各カードのメリットを吟味することで自分に合ったカードを見つけ、空の旅を快適に過ごしましょう。
水上克朗(CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DCプランナー)
慶応義塾大学卒業後、大手金融機関にて、営業・企画・総務・クレジット業務を経験。
1級ファイナンシャルプランニング技能士、日本FP協会認定のCFP、一般社団法人金融財政事情研究会の定めるDCプランナーの資格を保持。
著書の「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)は、Amazon「財政学部門」1位!