株の選び方を完全ガイド!株を買う基準と長期投資とデイトレードの使い分け方

株を始めたばかりの初心者にとって、市場にたくさんある銘柄の中からどの株を選べば良いかは、なかなか難しいところですよね。

ですがこの株選びは、株式投資において非常に重要なポイント。
もしもトレードに適さないような株を選んでしまうと、それだけで損失を出すリスクは非常に高まってしまうでしょう。

しかし逆に言えば、購入時にうまく株を選ぶことができるだけで、たとえトレードの経験が浅くても簡単に利益を出せるようになるのです。

今回はそんな株の選び方について、初心者向けの基本方針から、長期投資・デイトレード向けの選び方といったレベルの高い方法まで解説いたします。

ぜひとも株の選び方をマスターして、簡単かつ確実に利益を得られるようなトレードを身に付けましょう!

この記事を書いた人 ファイナンシャルプランナー 児玉一希
プロフィール・所持資格 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。
 
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初心者向け株の選び方の基本方針

株を選ぶためには、予算や事業内容、業績など、さまざまな観点から考えることになります。

まず最初に、そうした初心者が株を選ぶための基本方針について見ていきましょう。

身近で興味や関心がある企業の株を選ぶ

株では、基本的に企業の将来性を予想し、成長することが見込める場合に資金を投資することとなります。そのように将来性を予想するためには、行っている事業や財務状況などと、企業についてのさまざまな情報を知る必要があります。

しかし、あまりよくわからない会社ではなかなか興味が湧かず、無理に勉強をするようで大変になってしまいますよね。

そこでまずは、普段買い物に行くコンビニやスーパー、使っている日用品や家電のメーカーなど、身近な企業の株から選ぶのがおすすめ。

そのように日ごろから親しんでいる企業なら前知識があるので今後についても予想しやすく、興味や関心を持ちやすいため情報収集も苦にならないことでしょう。

そこから少しずつ、関連企業など投資対象を広げられると良いですね。

指標を使って業績の良い企業を見つける

少し株に慣れてきたら、企業の業績を判断するのに役立つ指標を活用して、良い銘柄を探してみましょう。

株式投資で用いられている指標には、株価収益率を表す「PER」や株主資本利益率を表す「ROE」、1株あたりの利益を表す「EPS」など、さまざまなものがあります。

以下の表に、主に知っておくと役立つ指標についてまとめてみましたので、是非とも参考にしてみてください。

指標名 指標の意味
PER(株価収益率) ”純利益に対し、1株あたりが
どのくらいの倍率で買われているか”を示す指標です。

平均では15倍程度とされており、
これを下回れば割安と考えられます。
PBR(株価純資産倍率) ”純資産に対し、1株あたりが
どのくらいの倍率で買われているか”を示す指標です。

会社の持っている純資産を対象にしている点で、
PERとの違いがあります。
ROE(株主資本利益率) ”株主により投資された資金が、
どれくらい企業の利益を生み出したか”を示す指標です。

数値が高ければ、それほど資本を効率良く活用して
利益を生み出していると判断できます。
EPS(1株あたり利益) “1株あたりが、どの程度利益を出しているか”を
示す指標です。

以前の数値と比較して見ることが重要で、
伸びていれば企業が順調に成長していると判断できます。
BPS(1株あたり純資産) ”純資産が、1株に対しどの程度あるのか”を示す指標です。

企業経営の健全度を計るのに役立ち、
この数値が大きい企業を選ぶことで、
倒産などのリスクを回避することができます。

予算内で買える株なのか

自分の資金と照らし合わせ、予算内で購入できる株を選ぶことも大切です。ここで、企業の株がいくらで買えるのかを知るためには、「株価」と「単元株数」を見る必要があります。

「株価」についてはよく目にすることがあると思われますが、この株価というのは”1株当たりの値段”を表しているのですね。

そして、株を購入する際には「単元株数」という、最低購入単位数に従って注文を出さなければならないようになっています。

単元は通常、100株単位で設定されていることがほとんど。

例えば、「株価500円、単元株数100株」の銘柄であれば、
【500円×100株=50,000円】が最低購入価格となります。

個人やプロの評価だけで選ばない

初心者の方が株を選ぶ際には、ネットなどで個人投資家やプロトレーダーなどの意見を参考にすることも多いかと思われます。ですが、あまりこうした情報を鵜呑みにするのは危険なので気を付けてください。

例えば、TwitterのようなSNSではおすすめ銘柄の情報も多く流れていますが、こうしたところで評価の高い株は、相場を動かせるようなプロトレーダーにとっても恰好の標的となりがち。

売り仕掛けや買い仕掛けを浴びせられ、相場が急変することで一気に大損してしまうことなどもザラにあるので、初心者の内は手を出さない方が無難と言えるでしょう。

また、たとえプロの株式アナリストによる意見でも、実は外れることがしばしばあるもの。なのであまり真に受け過ぎず、参考にするとしてもロスカットラインをしっかり設定しておくなどのリスク管理は欠かさないようにしてください。

銘柄選びは投資スタイルを決めてから

株式投資には「長期投資」や「デイトレード」といったようにトレードのスタイルがあり、銘柄選びもそのスタイルに応じて行うことが大切です。

では、それぞれについて見ていきましょう。

企業の成長の恩恵を受ける長期投資

数年から数十年に渡って株を保有し続け、株価の上昇で恩恵を受ける投資方法が「長期投資」。

長期投資では長いスパンで投資を行うため、目先の値動きに左右されることもなく、投資に多くの時間をかける必要がありません。

また、じっくりと値上がりするのを待つことができるので、株価が安い時を狙って株を買えるのもメリットと言えるでしょう。

短期で利益をあげたいならデイトレード

株の売買を1日で完結させる、非常に短いスパンで行う投資方法が「デイトレード」。

デイトレードでは、毎日積極的にチャンスを狙うことができるため、その分見込める利益も大きくなるのがメリットです。

たとえ少額の資金から始めたとしても、取引回数を増やしていけばそれだけ利益を積み重ねられるので、デイトレードを通じて数倍にまで増やせる可能性も十分にあります。

ただしそれだけにリスクも高く、利益を出しやすい分、損失も出しやすいといった面があります。

なのでデイトレードには、しっかりと知識や経験を付けてから臨むようにしましょう。

長期投資向けの株の選び方

長期投資に向いている株には、どのような特徴があるのでしょうか。

そのような、長期投資向けの株の選び方について解説してまいります。

業績が年単位で成長し続けている株

長期投資を行う上で重視したいのは、やはり企業にとっての要と言える「業績」です。

過去数年の売り上げや利益を見て、年々右肩上がりで増加していれば、将来の成長にも期待できますよね。

業績が成長する株を見る上では、数字だけではなくどのような事業を行っているのか、事業内容についてもチェックしておきましょう。

他の会社にはできないような独自性のあるサービスを提供している企業なら、その市場での利益を独占できるため、業績においても非常に強みがあります。

こうした企業であれば、成長も安定して推移することが見込めるでしょう。

業績に見合った利益を株主に還元している

先ほどは業績が成長している企業を、長期投資の対象にすべきとご説明しました。

しかし、いくら業績の良い企業であっても、その業績に見合う分の利益を株主に還元していなければ、投資対象としての旨味はあまりありませんよね。

では、企業がどの程度の株主還元を行っているかについて、何を持って判断するかと言えば、それは年1~2回程度受け取れる「配当」。この配当金が多く支給されれば、それほど株主に多くの利益を還元していると考えることができます。

配当については、株価に対する配当金の割合を示す「配当利回り」、純利益に対する配当金の割合を示す「配当性向」といった2つの指標を見るのがおすすめです。

ただし、利益が少ないのに配当金を増やしている企業は、経営に難がある可能性が高く、危険ですので注意してください。

また、配当金のほかに「株主優待」として、企業に関連する商品やサービスなどを株主に提供することで株主還元を行っている会社も多くありますので、そちらもチェックしておきましょう。

購入したいときに株価が割安になっている

業績面、株主還元面をチェックした上で、優良な銘柄を見つけることができると、すぐにでも買いたくなってしまうかもしれません。

ですが、いくら優良銘柄でも株価が高い時に買うと、将来売る時の利益が減ってしまうので焦りは禁物。主に「PER」のように割安度が判断できる指標を見て、株価が割安になっている時に購入するようにしましょう。

記事の最初の方でも、PERでは平均が15倍程度であるとご説明しましたが、厳密に言えば業種によってPERの平均値は異なってきます。

例えば医薬品株やサービス株に比べ、鉄鋼株や石油株はPERの平均が低い傾向にあり、こちらでは平均が10倍前後となっていることも。

また、PERの平均はその時々の株価にも左右されるため、日々変化するものでもあります。そうしたPERについての情報に関しては、日本取引所グループのページより資料を見ることができるため、適宜確認するようにしましょう。

デイトレード向けの株の選び方

先ほどの長期投資と比べ、デイトレード向けの銘柄は全く異なる特徴を持っています。

では、その特徴にはどのようなものがあるのか、これからご紹介いたします。

値動きが期待できるテーマ株

デイトレードでは1日のうちで銘柄の値動きが少ないと、それだけ利益が少なくなってしまいます。

そのため、デイトレードでは現在の株式市場における”旬の銘柄”とも言える、「テーマ株」を狙ってトレードを行うのがおすすめ。

テーマ株にどのような銘柄があるかは、テレビや新聞といった日頃のニュースから、「株探」「Yahoo!ファイナンス」のような株式情報サイトを活用することで知ることができますので、是非とも積極的に情報収集を行っていきましょう。

前日比で株価が伸びている

値動きが激しい銘柄というのは、長期投資であればリスクがありますが、その日のうちに取引を完了させるデイトレードなら関係ありません。

直近の値動きに焦点を絞り、前日比で株価が勢いよく伸びているような銘柄がデイトレードには適しています。

前日比の株価が伸びている銘柄を調べるためには、値上がりランキングをチェックするのがおすすめ。

口座を作っている証券会社のツールや、前述した株式情報サイトなどで値上がりランキングは簡単に見ることができるので、ここで株価が伸びているような銘柄はその日のトレード候補に入れておきたいところですね。

売買が成立しやすい株

何度も取引を繰り返すデイトレードにおいては、売買の成立しやすさ、つまり「流動性」があることも重要です。

流動性を見るためには、株の売り・買いの注文をまとめた「板」と呼ばれる、株価ボードを見て判断するのが一般的。板については、主に証券会社の提供するツールで見ることが可能です。

板に出ている注文数が多ければ、それだけ銘柄の売買を行いたい人数が多いということになるため、流動性が高く売買も成立しやすいと言うことができます。

しかし逆に、板にあまり注文が出ていないような銘柄では、株を売りたいと思ってもなかなか買い手が現れず、狙いたい株価で売買が成立しないことがあるため、デイトレードでは避けたいところですね。

まとめ

今回は株の選び方について、基本方針から具体的な選び方まで解説してまいりました。

基本的には、まず身近な良く知っている会社の中で、自分の予算内にて購入できる株から始めていくのがおすすめ。

また、デイトレード・長期投資それぞれで業績や割安度、値動きなど、株を選ぶ際に見るべきポイントも異なってくるため、それぞれの選び方を知っておく必要があるのですね。

株式投資でしっかり儲けるためにも、投資スタイルに合った株の選び方ができるようになっていきましょう。

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