手数料から見る証券会社の特徴やおすすめの証券会社を紹介

株式投資や投資信託などを行うためには、どの証券会社で取引を行うべきなのかを考えなければいけません。証券会社を選ぶ際には、取引のしやすさや取り扱い商品の種類などを見極めるだけでなく、手数料にも注目しましょう。

取引回数が多くなるほど手数料がコストとして発生するため、最終的な利益にも大きく関わってきます。

この記事を読んでいただけると、手数料に着目した証券会社の選び方がよくわかりますので、ぜひ参考にしてあなたに合った証券会社をピックアップしてください。

この記事を書いた人 ファイナンシャルプランナー 児玉一希
プロフィール・所持資格 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。
 
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証券会社とは

株式投資や投資信託などを行う証券会社とはどのようなものなのか、こちらで確認しておきましょう。

株の売買取引を取り次ぐブローカー業務をする

証券会社の役割は、株式などの売買を希望している投資家からの注文を受け、証券取引所に伝えて取引を成立させる「ブローカー業務」を行うのが主な役割です。

投資家と証券取引所の間に入って仲介役として業務を担うため、取引の際に投資家から受け取っている手数料が証券会社にとっての利益となります。

自分で有価証券の売買をするディーラー業務もする

証券会社は投資家と証券取引所の仲介役になるだけでなく、自社の資金を投じて株式などの売買を行う「ディーラー業務」を行う場合もあります。

いわば投資のプロである証券会社が、一般投資家と同じように株式投資を行うと利害関係が崩れたり、証券会社の経営を逼迫する事態にもなり得ることから、自己売買基準ルールに基づいて所有できる限度額が定められています

証券会社の選び方

実際に証券会社を選ぶ際には、以下の4つのポイントをしっかり確認する必要があります。

最適な証券会社はどこなのか、複数社を比較検討しましょう。

手数料はお手頃か

証券会社選びでいろんな条件を比較する際に一番注目していただきたいのが手数料で、一回あたりのコストは数百円でも、取引回数が多くなるほどコストがかさんでしまいます

特に、短期間で売買取引を行って利益を確保したいと考えている方は、手数料によって最終的に得られる利益が大きく変わってくる可能性があります。

まずは、できるだけ手数料の安い証券会社をピックアップすることをおすすめします。

サービスは充実しているか

どんなに手数料がお手頃でも、サービス内容によっては利用しにくい場合があるので注意が必要です。取引ツールの使いやすさ、株式投資に役立つ最新情報の提供などユーザーの利便性を考慮したサービスを提供しているのかをよく確認しておきましょう。

また、投資家の人気度を確認するためにも、口座開設数や預かり資産についても確認してみることをおすすめします。

投資したい商品を扱っているか

どの証券会社でも同じ金融商品を扱っているわけではなく、それぞれ扱っている金融商品が異なる点に注意が必要です。

もともとは国内の株式投資だけを行うつもりだったが、外国株式にも興味を持って取引したいと希望しても取り扱っていなかったとか、外国株式を扱っていてもあまり多くの種類を扱っていなかったなど、取り扱い商品の種類によっては希望通りの取引が実現しない場合があります。

現在はどの金融商品を取引したくて、将来的には違う金融商品を取引を検討することを含め、あらかじめどのような金融商品を扱っているのかを確認しておくことをおすすめします。

安定して信頼できる会社か

証券会社を選ぶ際には安心して取引できる、信頼と実績のある会社なのかを確認することも大切です。

過去に「山一證券」が経営破綻して大きなニュースになりましたが、このような事例はあまり起こりにくいと考えられていますが、倒産リスクが100%ないとは言い切れません

万が一のことも考えて、大事な運用資金を失ってしまうことがないように安定性のある証券会社を選びましょう。

総合証券とネット証券の違い

証券会社は大きく分けると「総合証券」と「ネット証券」の2種類があり、特徴が異なります。

総合証券 ネット証券
主な証券会社 野村証券、大和証券など SBI証券、楽天証券など
実店舗の有無 あり。対面営業も可能 なし(一部はあり)。ネット取引のみ
取引手数料 高め 低め

ネット証券の大きな特徴は、取引手数料が低めに設定されている点です。

総合証券は実店舗があり対面営業も行っているため、どうしても人件費がかかってしまい、取引手数料に反映されてしまう背景があります。

できるだけ取引手数料がかからない証券会社を選ぶ際には、ネット証券を優先的に選ぶのがおすすめです。

ネット証券のメリットとデメリット

ネット証券を選ぶにあたって知っておきたいメリットとデメリットについて確認しておきましょう。

ネット証券は手数料が安い

ネット証券の大きなメリットといえるのが、取引手数料のお手頃感です。仮に10万円以下の株式を購入しようとした場合、ネット証券なら取引手数料が100円前後なのに対し、総合証券では1,000円程度の取引手数料がかかります。

短期間で利益を得たいと考えているなら何度も取引を行う必要があるため、総合証券ではネット証券の約10倍もの手数料がかかってしまいます。

仮に50回取引を行って同じだけ利益を得た場合には、最終的にどのくらい差が生じるのか確認してみましょう。

50回の取引で得た利益 1回の手数料 手数料を差し引いた利益
ネット証券 100,000円 100円×50回=5,000円 95,000円
総合証券 1,000円×50回=50,000円 50,000円

このように、取引手数料が安いほど最終的に得る利益の金額が多くなるので、証券会社の選ぶ際には取引手数料が安いネット証券がおすすめなのです。

手軽に取引ができる

総合証券で取引を行う際には、あらかじめ担当者に電話をするか、直接店舗に行って注文する必要があります。

営業時間が限られてしまうため、今すぐ取引したいのに時間がなくて間に合わなくなる可能性も考えられます。

ネット証券の場合は、基本的にすべての取引がインターネット上で成立するので、パソコンやスマートフォンとインターネット環境があれば24時間いつでも場所を選ばずに注文できます。

セキュリティ管理に気をつける必要がある

ネット証券はパソコンやスマートフォンで取引を行える点はとても良いのですが、セキュリティー管理は自己責任でしっかり行う必要があります。

万が一、ネット証券のログインに必要なIDやパスワードが悪意のある第三者に盗まれてしまうと、勝手に取引されて大きな損失を被るおそれ考えられます。

特にスマートフォンは紛失のリスクも多いため、大切な個人情報としてしっかり管理する必要があります。

自分で情報を集め判断しなければならない

総合証券は担当者が付くため、取引を行うにあたって必要なアドバイスを適宜入れてくれる点が大きな魅力といえます。

ネット証券には担当者が付かないため、自分で情報収集を行って適切なタイミングを見計らって取引を行う必要があります。

必要な情報の集め方や適切なタイミングの見極め方など、株式投資などに関する勉強をしっかりしておきましょう。

手数料が安いおすすめのネット証券会社

ネット証券会社のメリットとデメリットを踏まえ、自分に最適なネット証券に口座開設をして取引を行いたいと考えている方におすすめできる会社を5社ピックアップしました。

選定基準は取引手数料の安さだけでなく、サービス内容の充実さ、大手で人気度が高い点も含めてピックアップしています。

それぞれの特徴をよく比較したうえで、あなたに最適なネット証券会社を見つけてください。

ネット証券でトップクラスの人気のSBI証券

SBI証券はネット証券会社の中でも口座開設数がトップクラスを誇り、取引手数料の安さや取扱商品の種類などのメリットが多いのが特徴です。

取引手数料は取引スタイルに応じて1注文の約定代金に対してかかる「スタンダードプラン」と、1日の約定代金合計額に対してかかる「アクティブプラン」が用意されています。

SBI証券の特徴
現物取引手数料
(税抜)
【スタンダードプラン】
※1注文の約定代金に対して
5万円まで 50円
10万円まで 90円
20万円まで 105円
50万円まで 250円
100万円まで 487円
150万円まで 582円
3,000万円まで 921円
3,000万円以上 973円
【アクティブプラン】
※1日の約定代金に対して
10万円まで 0円
20万円まで 191円
30万円まで 286円
50万円まで 429円
100万円まで 762円
以降100万円毎 400円ずつ増加
上場企業名 SBIホールディングス(東証1部)
口座開設数 460万以上
取扱商品 国内株式
海外株式(9カ国)
投資信託
債券(円貨建て、外貨建て)
FX
先物・オプション
CFD(くりっく株365)
金・プラチナ
eワラント
NISA
iDeCo
取引ツール パソコン、スマートフォンアプリ
情報提供 リアルタイム株価
チャート
株主優待検索
四季報情報
アナリストのオリジナルレポート
会場セミナー など

 

ツールが使いやすく初心者にもおすすめの楽天証券

楽天証券は取引手数料が安いだけでなく、一部をポイントバックする「超割コース」を用意しています。超割コースはSBI証券と同じ手数料設定になっているので、ポイントバックされる分お得になります。

取引ツールの使いやすさにも定評があり、初めてネット証券で投資を行う方にもおすすめのネット証券会社です。

楽天証券の特徴
現物取引手数料
(税抜)
【超割コース】
※1回の約定代金に対して。1%ポイントバック
5万円まで 50円
10万円まで 90円
20万円まで 105円
50万円まで 250円
100万円まで 487円
150万円まで 582円
3,000万円まで 921円
3,000万円以上 973円
【いちにち定額コース】
※1日の約定代金に対して
10万円まで 0円
20万円まで 191円
30万円まで 286円
50万円まで 429円
100万円まで 858円
200万円まで 2,000円
300万円まで 3,000円
以降100万円毎 1,080円ずつ増加
上場企業名 楽天(東証1部)
口座開設数 320万以上
取扱商品 国内株式
海外株式(3カ国)
投資信託
債券(円貨建て、外貨建て)
FX
先物・オプション
金・プラチナ
楽ラップ
NISA
iDeCo
取引ツール パソコン、スマートフォンアプリ
情報提供 リアルタイム株価
チャート
株主優待検索
四季報情報
アナリストのオリジナルレポート、オンラインセミナー など

 

手数料が安くシステムも万全なDMM株(DMM.com証券)

DMM株(DMM.com証券)は業界トップクラスを誇る取引手数料の安さが魅力で、さらに手数料に対して1%の株ポイントを付与しています。

口座数は着々と増えている段階で、充実したサービスや最新システムを積極的に導入していることから、今後もより良いネット証券会社へと成長することが期待されています。

DMM株(DMM.com証券)の特徴
取引手数料
(税抜)
※1約定ごと。1%ポイントバック
5万円まで 50円
10万円まで 80円
20万円まで 97円
50万円まで 180円
100万円まで 340円
150万円まで 400円
300万円まで 600円
300万円以上 800円
上場企業名 非上場
口座開設数 70万以上(DMM FXと外為ジャパンFXの合算)
取扱商品 国内株式
海外株式(1カ国)
投資信託
FX
CFD
金・プラチナ
NISA
取引ツール パソコン、スマートフォンアプリ
情報提供 リアルタイム株価
チャート
株主優待情報
四季報情報
アナリストの株価分析 など

 

株主優待を狙うならGMOクリック証券

GMOクリック証券はもともと設定されている手数料は安いですが、GMOグループに属している会社の株式を所有していると得られる株主優待と組み合わせるとキャッシュバック特典があり、取引手数料がかなりお得になります。

GMOインターネット 売買手数料合計額のうち上限5,000円キャッシュバック
GMOクラウド
GMOアドパートナーズ
GMOフィナンシャルホールディングス
売買手数料合計額のうち上限3,000円キャッシュバック
GMOペパボ 売買手数料合計額のうち上限1,500円または3,000円キャッシュバック

 

GMOクリック証券の特徴
現物取引手数料
税込
【1約定ごとプラン】
10万円まで 95円
20万円まで 105円
50万円まで 260円
100万円まで 470円
150万円まで 570円
3,000万円まで 900円
3,000万円以上 960円
【1日定額プラン】
20万円まで 230円
30万円まで 300円
50万円まで 430円
100万円まで 860円
200万円まで 1,260円
300万円まで 1,660円
以降100万円毎 290円ずつ増加
上場企業名 GMOインターネット株式会社(東証1部)
口座開設数 38万以上
取扱商品 国内株式
投資信託
債券(円貨建て、外貨建て)
FX
CFD
先物・オプション
株価指数バイナリーオプション
maneo(貸付型クラウドファンディング)
NISA
取引ツール パソコン、スマートフォンアプリ
情報提供 リアルタイム株価
チャート
株主優待検索
四季報情報
投資チャンネル
財務分析
アナリストレポート など

 

充実したツールが売りのライブスター証券

ライブスター証券もネット証券会社の強みである手数料の安さが魅力ですが、取引ツールが使いやすい点も大きなメリットです。

サービス面も充実しており、電話でのお問い合わせ対応を行い、積極的にお客様の声をサービス改善に反映させている点も注目したいポイントです。

ライブスター証券の特徴
現物取引手数料
(税抜)
【一律(つどつど)プラン】
5万円まで 50円
10万円まで 80円
20万円まで 97円
50万円まで 180円
100万円まで 340円
150万円まで 400円
300万円まで 600円
300万円以上 800円
【定額(おまとめ)プラン】
50万円まで 400円
100万円まで 600円
150万円まで 800円
200万円まで 1,000円
以降100万円毎 400円ずつ増加
上場企業名 非上場
口座開設数 非公開
取扱商品 国内株式
投資信託
FX
先物
NISA
取引ツール パソコン、スマートフォンアプリ
情報提供 リアルタイム株価
チャート
株主優待検索
無料セミナー など

手数料が安い証券会社を利用して投資を始めてみよう

株式投資などを行うために口座開設する証券会社を選ぶ際には、手数料の安いネット証券会社から選ぶことをおすすめします。

ネット証券会社は担当者がつきませんが、充実したサポート体制を整えていたり、初心者でも取り扱いやすいツールを用意しています。

ぜひあなたに最適なネット証券会社を選んで、投資をはじめてみましょう!

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・エグい株25分割で話題のNTT、気になる結末

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