クレジットカード

おすすめのゴールドカード10枚を徹底比較!選ぶ基準やメリット・デメリットについて

この記事を読んでいる人は以下のような悩みをお持ちでしょう。

  • 「学生の自分でも作れるゴールドカードってあるかな?」
  • 「ステータス性のあるゴールドカードってどれがおすすめなんだろう?」
  • 「ゴールドカード作るのに必要な年収ってどのくらいかな?」

結論から言うと…

【今回の記事の要点】

・ゴールドカードは基本的にステータス性がある
・ゴールドカードを作るのに必要な年収の目安は300万円以上
・学生でも作れるゴールドカードは存在する
・自分の利用目的にふさわしいゴールドカードを選ぶべき

ゴールドカードは一般カードの上位に位置するカードであり、ステータス性の高さがありながら審査難易度もプラチナカードやブラックカードに比べるとそれほど高くはないということで「ステータス性がありながら、比較的作りやすいカード」として評判です。

この記事では自身が刊行した書籍が1位を獲得したこともあるファイナンシャルプランナー水上さん監修のもと、おすすめのゴールドカード10枚や、ゴールドカードを選ぶ基準、メリット・デメリットについて解説します。

この記事の監修者


水上克朗(CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DCプランナー)

著書の「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)は、Amazon「財政学部門」1位!

おすすめのゴールドカード人気比較ランキング10選


ここでは、おすすめのゴールドカードを10枚ピックアップして紹介していきます!

ピックアップした基準として

・還元率
・特典やサービス内容
・付帯保険の内容

上記の3つを参考にしています。

また、各カードの実際の使用者の声や口コミも載せているので、参考にしてくださいね。

それでは、見ていきましょう!

1位 JCBゴールドカード

JCBゴールドカードの概要 詳細
券面
年会費 11,000円
ポイント還元率 0.30%~1.50%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル、スカイマイル
国際ブランド JCB
海外旅行傷害保険 最大1億円
家族カード 1,100円※1名まで無料
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Apple Pay、Google Pay

JCBゴールドカードは、日本発祥の国際ブランドである「JCB」が発行するゴールドカードです。

JCBゴールドカードの特徴は、充実した付帯されている特典やサービスの数々です。

還元率は通常時0.5%と一般的なカードと同じですが、JCBの特約店でクレジット利用をすると最大でポイント還元率が10倍に上がります。

また、海外でJCBゴールドカードを利用すると通常の2倍のポイント還元率となります。

ゴールドカードならではの空港ラウンジの無料利用や、グルメ優待サービスも付帯されているので、持っているだけで様々なサービスを受けることができます。

海外旅行傷害保険も最高補償額が1億円に設定されており、旅行先で万が一のことがあってもそれだけの補償があれば安心して旅行を楽しめます。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
海外旅行や出張が多いJCBユーザーにはおすすめのカードです。

JCB ゴールドの評判・口コミ

JCBゴールドカードの口コミや評判として以下のような声が上がっています。

2位 アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの概要 詳細
券面
年会費 31900円
ポイント還元率 0.50%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル、スカイマイル
国際ブランド JCB
海外旅行傷害保険 最大1億円
家族カード 13200円※1名まで無料
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、楽天edy

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、アメリカン・エキスプレスが発行をしているプロパーカードです。

アメックスゴールドカードの特徴は、なんといってもそのステータス性の高さとサービスの質の高さです。

空港ラウンジが無料で使えるのはもちろんのこと、海外滞在先で24時間年中無休の電話サポートを受けることもできます。

ポイント還元率も通常1%ですが、ボーナスポイントのプログラムである「メンバーシップ・リワード」に参加すると100円につき3ポイントをもらうことができるようになります。

マイルへの還元率は1ポイント=1マイルなので、ポイント・マイルともに高還元なカードとしてゴールドカード初心者におすすめのクレジットカードです。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
アメックスは海外でも通用するステータスカードなので、旅行時に持っていくと現地の人に怪しまれずに済むのもメリットです。

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの評判・口コミ

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの評判・口コミとして以下のような声が上がっています。

3位 ダイナーズクラブカード

ダイナーズクラブカードの概要 詳細
券面
年会費 24,200円※初年度無料
ポイント還元率 0.40%~1.00%
交換可能なマイル ANAマイル、スカイマイル、マイレージプラス
国際ブランド ダイナーズクラブ
海外旅行傷害保険 最高1億円
家族カード 5,500円
電子マネー Apple Pay

ダイナーズクラブカードは、日本初のクレジットカードを発行したブランドとして有名です。

特徴としては、アメリカン・エキスプレスのようなステータス性の高さがあげられます。

年会費は24200円で、申込みできる年齢が27歳以上と制限されており、若い世代の方が申し込むのはなかなか難しいですが、その年会費に見合うだけの特典やサービスが用意をされています。

ダイナーズクラブカードの特徴として「利用枠の制限がない」というのがあります。

これは、前月の利用状況から次月の利用可能額が各個人で決められていくというシステムが採用されているためです。

その月に限度額いっぱいまで利用すれば、次月は限度額が増額される可能性が高く、限度額をかなり下回った利用額になれば、次月の限度額が減額される可能性が高いです。

付帯されている旅行傷害保険も最高補償額が1億円に設定されており、これはアメックスゴールドやJCBゴールドカードと同等の金額です。

お金のこれから編集部
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ダイナーズクラブは有名レストランなどの優待特典が豊富にあるので、グルメ通の方におすすめのクレジットカードです。

ダイナーズクラブカードの評判・口コミ

ダイナーズクラブカードの評判・口コミとして以下のような声が上がっています。

4位 三井住友カードゴールド

三井住友カードゴールドの概要 詳細
券面
年会費 11,000円※WEB申込みで初年度無料
ポイント還元率 0.50%~2.50%
交換可能なマイル ANAマイル
国際ブランド VISA/Mastercard
海外旅行傷害保険 最大5000万円
家族カード 1,100円※初年度無料
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ、iD

三井住友カードゴールドは、大手企業である三井住友フィナンシャルグループのグループ企業である「三井住友カード株式会社」が発行しているゴールドカードです。

いわゆる「銀行系カード」なので、審査難易度は若干高めに設定をされています。

還元率は0.5%と標準的ですが、自分の行きつけのお店3つ、コンビニエンスストアやマクドナルドといった特約店で利用した場合には通常時よりも高い還元率の恩恵を受けることができます。

他にもゴールドカードならではの空港ラウンジの無料利用や、医者への24時間365日の電話相談などの特典が用意をされています。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
年会費は通常11000円ですが、一定の条件を満たすことで最大半額まで減らすことができます。

三井住友カードゴールドの評判・口コミ

三井住友カードゴールドの口コミ・評判として以下のような声が上がっています。

5位 Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDの概要 詳細
券面
年会費 1,986円
ポイント還元率 1.00%~2.50%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル
国際ブランド VISA/Mastercard
海外旅行傷害保険 最大2,000万円
家族カード 無料
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、楽天ペイ、iD、QUICPay

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDはオリエント・コーポレーションが発行しているゴールドカードです。

このカードの特徴として、ゴールドカードながら年会費が1986円という破格の費用を誇っている点です。

破格の値段ながらポイント還元率は常に1%を超えており、入会後の半年間はポイント還元率が通常時の2倍、オンラインモールでクレジット利用すると還元率がさらに1%増えます。

他にもテーマパークや宿泊施設を優待料金で利用できたり、格安航空券のサービスなども揃えているコスパがよいクレジットカードです。

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDの評判・口コミ

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDの評判・口コミとして以下のような声が上がっています。

6位 楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカードの概要 詳細
券面
年会費 2,200円
ポイント還元率 1.00%~5.00%
交換可能なマイル ANAマイル
国際ブランド VISA/Mastercard/JCB
海外旅行傷害保険 最大2,000万円
家族カード 550円
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、楽天ペイ、楽天Edy

楽天ゴールドカードは、楽天株式会社が発行しているクレジットカードです。

年会費が2200円とゴールドカードとしては非常にリーズナブルな価格設定となっていますが、楽天市場で買い物をするとポイント還元率が通常の5倍に跳ね上がり、様々な条件をクリアすることで最大44%のポイント還元率を実現することが可能です。

国内の空港ラウンジ利用も2回まで無料となったり、ETCカードも無料で作ることができます。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
楽天経済圏で生活をしたい人に最もおすすめしたいゴールドカードです。

楽天ゴールドカードの評判・口コミ

楽天ゴールドカードの評判・口コミは以下のような声が上がっています。

7位 dカードゴールド

dカードゴールドの概要 詳細
券面
年会費 11,000円
ポイント還元率 1.00%~5.00%
交換可能なマイル ANAマイル
国際ブランド VISA/Mastercard
海外旅行傷害保険 最大2,000万円
家族カード 1,100円※初年度無料
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、iD

dカードゴールドは、ドコモが発行をしているゴールドカードです。

このカードはドコモユーザーが使うと恩恵が大きく、携帯料金1000円あたり10%分がdポイントとして還元されます。

年会費は11000円なので、利用料金次第では年会費分のポイントを獲得することができます。

他にも使用中の携帯電話が破損などで修理不能に陥った場合、新端末の購入費用の一部を補償する「dカードケータイ補償サービス」と呼ばれるサービスが付帯されています。

旅行時にもレンタカーの優待や、国内・ハワイの主要空港の空港ラウンジを無料で利用できる特典が用意されています。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
ドコモが2020年12月3日に発表した新料金プランである「ahamo(アハモ)」にはポイント還元の優待は適用されないので注意してください。

dカードゴールドの評判・口コミ

dカードゴールドの評判・口コミは以下のような声が上がっています。

8位 エポスゴールドカード

エポスゴールドカードの概要 詳細
券面
年会費 5,000円
ポイント還元率 0.50%~1.25%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル
国際ブランド VISA
海外旅行傷害保険 最大2,000万円
家族カード
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ

エポスゴールドカードは、エポスカードが発行しているクレジットカードです。

このカードの特徴は、一定の条件を満たすと「年会費を無料にできる」という点です。

年会費が無料になる条件は以下の通りです。

【年会費を無料にする条件】

・インビテーション(招待)される
・ショッピング+キャッシングの年間利用額が50万円以上

ポイント還元率は通常0.5%と一般的なカードとそれほど変わらないですが、年間の利用額に応じてボーナスポイントが加算され、50万円以上の利用でボーナスポイントが加算をされます。

付帯されている保険も充実しており、海外旅行傷害保険も最高1000万円まで補償をしてくれます。

空港ラウンジも国内外21の主要空港での利用が無料となるため、普段の生活から旅行などの特別なひと時までお供してくれる頼もしいカードですね!

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
インビテーションの条件は公表をされていませんが、利用代金の支払いの延滞などを起こすとインビテーションは届きにくくなるので注意してください。

エポスゴールドカードの評判・口コミ

エポスゴールドカードの評判や口コミとして以下のような声が上がっています。

9位 イオンゴールドカード

イオンゴールドカードの概要 詳細
券面
年会費 無料
ポイント還元率 0.50%~1.33%
交換可能なマイル JALマイル
国際ブランド VISA/MasterCard/JCB
海外旅行傷害保険 最大5,000万円
家族カード 無料
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、楽天ペイ、WAON

イオンゴールドカードは、イオングループが発行しているゴールドカードです。

このカードは完全招待制で、申込みをして入手することはできません。

イオンカードで付帯されているポイント還元サービスに加えて、ゴールドカードならではの国内主要空港のラウンジの無料利用も可能です。

また、イオンラウンジと呼ばれるイオン内に存在するラウンジを利用することができるので、イオンのショッピングで休憩をしたいときに利用できるのもメリットです。

お金のこれから編集部
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イオンユーザーの方に恩恵のあるゴールドカードです。

イオンゴールドカードの評判・口コミ

イオンゴールドカードの評判・口コミとして以下のような声が上がっています

10位 スターウッド・プリファード・アメリカン・エキスプレス・カード

スターウッド・プリファードゲストアメリカン・エキスプレス・カードの概要 詳細
券面 SPGアメックス_券面
年会費 34,100円
ポイント還元率 1.00%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル、スカイマイル、マイレージプラス
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
海外旅行傷害保険 最大1億円
家族カード 17,050円
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay

スターウッド・プリファードゲストアメリカン・エキスプレス・カードは、通称SPGアメックスとも呼ばれているアメリカン・エキスプレスから発行されているカードです。

ポイント付与率も100円3ポイントと高めで、ポイント還元率は1%と高いです。

また、マイル還元率も1%を超えており、世界の主要な航空会社のマイルと交換をすることができるのもこのSPGアメックスカードの魅力的な点です。

特典も充実しており、有名レストランやホテルを優待料金で利用することができたり、ホテル部屋のアップグレードなどもできます。

付帯されている保険も、海外傷害保険の場合は最高補償額が1億円に設定をされており、海外旅行好きの方に一押しのクレジットカードです。

スターウッド・プリファード・アメリカン・エキスプレス・カードの評判・口コミ

スターウッド・プリファードゲストアメリカン・エキスプレス・カードの評判・口コミは以下のような声が上がっています。

ステータス重視の方におすすめのゴールドカード


ゴールドカードを選ぶからには少しでもステータス性が高いカードを選びたい方もいるでしょう。

ここでは、ステータス性を重視する方におすすめのゴールドカードを紹介します。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ゴールドカードの中でも最もステータス性が高いカードといっても過言ではないアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

24時間の電話サポートや世界各国の空港ラウンジの無料利用など、付帯されている特典やサービスの数々はプラチナカードと錯覚してしまうほどの豪華さです。

ステータス性でゴールドカードを選びたい方にとっては第一候補のカードと言えますね!

スターウッド・プリファード・アメリカン・エキスプレス・カード

スターウッド・プリファード・アメリカン・エキスプレス・カードは、アメックスゴールドカード以上の年会費を誇りますが、海外旅行をよくする方には最もおすすめのクレジットカードです。

有名ホテルやレストランを優待料金で利用できたり、付帯されている保険も充実した内容となっています。

マイル還元率も高いため、効率的に旅行をしたい方におすすめです。

ダイナーズクラブカード

ダイナーズクラブカードは、アメリカン・エキスプレスと同じでステータス性が高いカードとなっており、特に有名レストランや高級料亭などの優待特典が多く用意されています。

よくレストランや料亭に足を運ぶという方であれば、ダイナーズクラブカードを持つ価値が出てきます。

JCBゴールドカード

JCBゴールドカードも国際ブランドJCBが発行しているいわゆる「プロパーカード」なので、一種のステータスとなります。

さらに、JCBゴールドカードを使っていると、さらなる上位カードであるJCBプラチナやJCBザ・クラスといったプラチナカードやブラックカードのインビテーションへの道を作ることができるのもメリットの一つですね!

三井住友カードゴールド

三井住友カードゴールドは、デザインが金色となっておりまさに「ゴールドカード」だという雰囲気を醸し出しています。

ポイント還元率はカード利用額が増えれば増えるほど高くなっていく仕組みとなっています。

また、顔写真つきのカードを発行することで、不正利用を未然に防ぐのもメリットの一つとなっています。

ポイント還元率が高いゴールドカード


クレジットカードを利用する方にはどんなランクのカードでも、効率的にポイントを貯めることができるのが理想ですよね!

ここでは、ポイント還元率が高いおすすめのゴールドカードについて解説します。

【紹介するゴールドカード※カード名を押すと見たいカードにすぐに飛べます】

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカードは、楽天経済圏で生活する人であれば非常にお得なゴールドカードと言えるでしょう。

年会費は2200円と割安ですし、ポイント還元率も楽天市場を使うと最大で44%の還元率にすることが可能です。

逆に楽天をあまり活用しない人にとっては、恩恵を受けづらいカードとも言えますね。

dカードゴールド

dカードゴールドも楽天ゴールドカードと同じで、ドコモユーザーに恩恵が大きいカードです。

携帯の新端末購入特典や、携帯料金のポイント還元などうれしい特典がありますが、ドコモユーザー以外はそれほど恩恵を受けないのがマイナスポイントです。

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDは常にどこで使ってもポイント還元率が1%を超えているので、ポイントを効率的に貯めたい人にとってはおすすめのカードです。

年会費の割に付帯されている特典も豊富にあるので、安く便利なクレジットカードです。

20代・30代におすすめのゴールドカード


ゴールドカードは、年収が高くかつ安定した収入を得た人でないと取得するのが難しいというイメージがあるかもしれませんが、20代や30代といった若い世代でもゴールドカードは取得することはさほど難しいことではありません。

ここでは、20代や30代の方におすすめのゴールドカードについて解説をします。

【紹介するゴールドカード※カード名を押すと見たいカードにすぐに飛べます】

エポスゴールドカード

エポスゴールドカードは、条件付きで年会費を無料にすることができるクレジットカードのため、年収が比較的稼ぎにくい若い世代の方でも持ちやすいカードだと言えます。

年間で50万円以上の利用かインビテーションが年会費無料になる条件ですが、月4万円強の支払いをクレジット支払いにするだけで年会費をただにすることができるのでさほど難しいことではないでしょう。

またカードを使えば使うほどボーナスポイントも加算されるので、年会費無料とボーナスポイントを狙ってどんどんカードを利用しましょう。

イオンゴールドカード

イオンゴールドカードはインビテーションされることが前提となりますが、取得した場合はイオンユーザーの方は様々な恩恵を受けることができます。

ゴールドカードにもかかわらず年会費が永年無料なのも魅力的な点ですね。

イオンを頻繁に利用する若い方には一押しのクレジットカードです。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
インビテーションの基準は公表されていませんが、口コミや評判から100万円以上の決済をイオンカードで行うとインビテーションが届くという声が多いです。
FP水上克朗
FP水上克朗
20代や30代といった若い世代でもゴールドカードは取得することはさほど難しいことではありません。

今回紹介したおすすめのゴールドカード比較表

今回紹介したゴールドカードの一覧の比較表を作りましたので、カード選びの参考にしてください。

カード名 年会費 ポイント還元率 海外旅行傷害保険
JCBゴールドカード 11,000円 0.30%~1.50% 最大1億円
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード 31,900円 0.5% 最大1億円
ダイナーズクラブカード 24,200円 0.40%~1.00% 最大1億円
三井住友カードゴールド 11,000円※WEB申込みで初年度無料 0.50%~2.50% 最大5000万円
Orico card the POINT PREMIUM GOLD 1,986円 1.00%~2.50% 最大2,000万円
楽天ゴールドカード 2,200円 1.00%~5.00% 最大2,000万円
dカードGOLD 11,000円 1.00%~4.50% 最大1億円
エポスゴールドカード 5,000円※条件付きで無料 0.50%~1.25% 最大2,000万円
イオンゴールドカード 無料 0.50%~1.33% 最大5,000万円
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード 34,100円 0.5% 最大1億円

失敗しないゴールドカードを選ぶ基準


ゴールドカードは年会費もある程度かかってくるため、選ぶ際は慎重に選んでいきたいと考えている人が多いでしょう。

ここでは「失敗しないゴールドカードを選ぶ基準」について解説をします。

選ぶ基準は以下の5つです。

「ゴールドカード手に入れたけど、全然使えないじゃん…」や「そもそもゴールドカード手に入らないんだけどなんで?」ということにならないように、ここでしっかり学びましょう。

年会費がどれくらいかかるのかで選ぶ


ゴールドカードは付帯されているサービスや特典内容が充実しているので、年会費も一般カードより高くなる傾向にあります。

年会費は必ず毎年かかってくる固定費となるので、どのくらい自分の財布を圧迫するのかを考えてカード選びをしてください。

どの国際ブランドを採用しているのかで選ぶ


ゴールドカードがどの国際ブランドを採用しているのかも選ぶ基準に入ります。

国際ブランドとは、世界中で使うことができるクレジットカードのブランドのことを指しており、「VISA」や「Mastercard」などがそれに該当します。

当然広く普及をしている国際ブランドを選べば、使える場所もお店も広がっていくので、シェア率がなるべく高い国際ブランドを選ぶことをおすすめします。

なお、現在世界シェアの1位は「VISA」、2位が「MasterCard」となっているので、クレジットカード初心者の方などは「VISA」や「MasterCard」を選んだほうが無難でしょう。

付帯している特典やサービス内容から選ぶ


ゴールドカードでも、カードごとに付帯されている特典やサービス内容に違いがあるので、その違いからカードを選ぶのも一つの方法です。

カードごとの特典の違いとして以下のような例があります。

【カードごとの特典の違いの例】

・空港ラウンジの無料利用でAのカードは本人のみ無料だが、Bのカードは同伴者全員無料
・Aのカードはディズニーランドチケットを割引で利用できるが、BのカードはUSJのチケットを割引で利用できる

上記のようなサービスの違いがカードごとにあるので、自分が利用するサービスやお店から逆算をしてカードを選ぶようにしましょう。

付帯している保険や補償内容から選ぶ


ゴールドカードに付帯されている保険は基本的に一般カードよりも手厚く保障をされるようになっていますが、カードごとに差があるので選ぶ際には見ておきましょう。

特に海外旅行が趣味な方に関しては、海外旅行傷害保険が「利用付帯」なのか「自動付帯」なのかは着目すべき観点です。

【利用付帯と自動付帯の違い】

・利用付帯:旅行に関する決済をカードで行った場合に付帯される
・自動付帯:カードを所持しているだけで付帯される

上記の2つの違いを知らないと、いざ渡航先で不幸に巻き込まれて保険を適用しようとしたら「利用付帯が保険適用の条件で、決済は他のカードでやっていたので保険金が下りない…」という事態にもなりかねません。

保険の条件や内容に関してもゴールドカードを選ぶ時は見るべきでしょう。

入会対象年齢から選ぶ


ゴールドカードは年会費がかかる上に利用限度額も一般カード以上になるので、申込みの年齢制限を設けているカードも存在します。

先ほど紹介したダイナーズクラブカードは27歳以上、三井住友カードゴールドは30歳以上の方でないとそもそも申込みすらできません。

20代前半の若い人がゴールドカードを申込む場合は、年齢制限はもちろんのこと、学生でもカードの申込みが可能なのかをチェックしてください。

ゴールドカードのメリット


ゴールドカードを持つと一般カード以上に様々なメリットを得ることができます。

ここでは、ゴールドカードを持つメリットについて解説します。

ゴールドカードを持つメリットは以下の通りです。

デスク対応サービスが一般カードよりも優れている


ゴールドカード以上のカードになると、インフォメーションセンターなどのデスク対応が一般カードなどのデスクとは別で対応してくれる場合が多いです。

専用デスクを利用することで、カードの不明点などを一般の会員よりも早く解消することができるのもゴールドカード会員のメリットといえるでしょう。

具体的なサービス内容としては、航空券・ホテルの予約手配や24時間の電話相談などがあります。

ステータス性に優れている


またゴールドカードはステータス性も一般カード以上に優れています。

デザインも一般カードよりもよく作られているので、より高級感を出すことができます。

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
男性は特にデート時にゴールドカードで決済をすると、より女性から好印象になります。

特典・サービスや付帯保険が充実している


ゴールドカードは特典・サービスや付帯されている保険の内容が一般カードよりも優れているのも特徴の一つです。

一般カードとゴールドカードの違いについて簡単に表でまとめましたので、参考にしてください。

項目 一般カード ゴールドカード
年会費 無料~1万円台 1万円台~3万円台
特典 ポイント倍増
特定のお店が優待料金で使える
ポイント倍増
特定のお店が優待料金で使える
空港ラウンジを無料で使える
有名ホテルに優待価格で宿泊できる
付帯保険の補償額 500~2000万円が相場
※付帯されていないカードもある
海外旅行傷害:3000~5000万円が相場
国内旅行傷害:3000~5000万円が相場
ショッピング:300~500万円が相場
目安の年収 無収入でなければ可能 300万円台~

ゴールドカードでは、特典の内容も大幅に増えますし、なにより海外旅行傷害保険が「自動付帯」されるカードが多いのも魅力です。

一般のカードでは実現できないようなサービスを享受できるのがゴールドカードを持つメリットです。

利用限度額が一般カードよりも高い


ゴールドカードは利用限度額が一般カードより高く設定されているものが多く、毎月100万円以上が限度額になっているクレジットカードも少なくありません。

クレジットカード決済が買い物のほとんどを占めている人にはゴールドカードはおすすめでしょう。

ただし、年会費が低いゴールドカードは利用限度額が一般カード並みのものもあるので、カードを申し込む前に必ずカードに関する概要の情報は確認するようにしましょう。

FP水上克朗
FP水上克朗
ゴールドカードを持つと一般カード以上に様々なメリットを得ることができます。

ゴールドカードのデメリット


ゴールドカードを持つと様々な恩恵を受けることができるのがメリットですが、その反面デメリットも存在します。

ここでは、ゴールドカードに関するデメリットについて解説をします。

【ゴールドカードのデメリット※項目名を押すと見たい項目をすぐに見れます】

年会費が一般カードよりも高い


ゴールドカードはサービス・特典・付帯保険が優れているため、年会費も一般カードと比べて高額に設定されています。

中にはイオンゴールドカードのような年会費無料のカードも存在していますが、ほとんどの場合は一般カードよりも年会費は高めです。

年会費は毎年必ずかかってくる固定費なので、自分の財布を圧迫しない程度なのかそうではないのかを考えたうえでゴールドカード選びをしてください。

審査難易度も一般カードに比べて高い


審査難易度もゴールドカードは一般カードに比べて難しいです。

理由は年会費が高いことや、利用限度額が一般カードに比べて高めに設定をされているからです。

ゴールドカードの審査基準は明確に記されているわけではありませんが、以下のような基準を満たせば通過することができるとされています。

【ゴールドカードの審査を通過する目安】

・年収300万円以上を安定して得ていること
・これまで使ってきたクレジットカードの利用代金や他の借入金の支払いを延滞していないこと

お金のこれから編集部
お金のこれから編集部
上記の基準はあくまで目安なので、例えば年収500万円台でも過去に利用代金の延滞などを起こしていれば審査に落ちるので注意しましょう。
FP水上克朗
FP水上克朗
ゴールドカードは付帯サービスや特典内容が充実しているため、年会費が一般カードに比べ高くなる傾向にあります。

まとめ


今回はおすすめのゴールドカード10枚をランキング・利用目的別に紹介しました。

ゴールドカードは一般カードよりもステータスが高く、特典やサービス内容も充実をしているカードで上手に使えば普段の生活をより豊かにしてくれるものとなります。

ただし、年会費はそれなりにしますし、審査基準も一般カードより高いため審査落ちする可能性も十分にあります。

いずれにせよ、自分が「何のためにゴールドカードを持つのか?」という持った後のイメージから逆算して自分に最もふさわしいゴールドカードを選ぶことが一番大切なので、記事の内容を参考にして自分にふさわしいカードを見つけてください!

ファイナンシャルプランナー・DCプランナー水上克朗さん監修コメント


ゴールドカードは年会費がそれなりにかかり、審査基準も一般カードより高いため審査落ちする可能性は十分あります。

しかし、優待特典、空港ラウンジ利用などゴールドカードならではの多彩なサービスや、ステータス、ポイント還元率、付帯保険の内容など、全てにおいて一般カードのワンランク上です。

ゴールドカードの特典やサービスは、「それを必要とする人」にとっては大きなメリットとなります。また、上手に使えば、普段の生活をより豊かにしてくれるでしょう。

この記事の監修者


水上克朗(CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DCプランナー)

慶応義塾大学卒業後、大手金融機関にて、営業・企画・総務・クレジット業務を経験。

1級ファイナンシャルプランニング技能士、日本FP協会認定のCFP、一般社団法人金融財政事情研究会の定めるDCプランナーの資格を保持。

著書の「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)は、Amazon「財政学部門」1位!