財テクとは一体なに?初心者でもおすすめで手軽な人気の財テク7選

将来に向けての資産形成の手段として、有効とされているのが「財テク」。

しかし、言葉だけは知っているけれど「資産運用とは何か違うの?」「具体的なメリットとデメリットは?」などの疑問を浮かべる方は少なくありません。

この記事ではそのような疑問を解消するべく、財テクの基本的な意味やおすすめの方法などを詳しくご紹介します。

財テクをマスターすれば、将来に使えるお金を増やせるようになるのはもちろん、応用の効く知識も身につきますよ!

この記事を書いた人 ファイナンシャルプランナー 児玉一希
プロフィール・所持資格 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。
 
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財テクの意味を解説

さっそく、財テクとは何かを解説します。

むずかしいポイントはなく、かつ始めるハードルも低いので初心者の方でもすぐに始められますよ。

手持ちの資金で財産を増やすこと

財テクとは「財務テクノロジー」を略した言葉で、手持ちの資金を元手に投資などで財産を増やす方法です。

言葉の由来は、ハイテクノロジーの略である「ハイテク」から来ています。

日本で財テクが広まったのはバブル経済全盛期とされており、当時は不動産価格をはじめ経済が全体的に急騰していました。

そのため企業や投資家はもちろん、一般の人々も財テクによって財産を増やしていたのです。

ご存知のとおりバブルはすでに崩壊しているものの、財テクそのものは現代でも多様化されており、充分に有効な手段となっています。

そのもっともたる例としては、仮想通貨やロボアドバイザーが挙げられます。

インターネットの普及や技術の進歩により、従来と比べて幅広く選択できるようになりました。

財テクは資産運用とは別物

ここだけだと、「『財テク』とはいうけど、結局は資産運用と同じ意味じゃないの?」と思われたかもしれません。

確かに似ている点もあるものの、資産運用と財テクは別物だといえます。

まず資産運用ですが、こちらは数年~数十年もの長い時間をかけてゆっくりと確実に資産を増やす、いわゆるローリスク・ローリターンな方法です。

代表的なものとしては、「外貨預金」や「債券」などが挙げられます。

一方で財テクは、ハイリスク・ハイリターン寄りの投資商品を用いて、短期間で高い利益を狙う方法なのです。

「株式投資」や「FX(外国為替証拠金取引)」、「仮想通貨」などが代表的ですね。

ただ、こちらは工夫次第でリスク面のみを抑えて効率化することができます。

よって財テクを行う場合は、リスク管理を何より徹底した取り組みが大切といっても過言ではありません。

財テクのメリット・デメリット

財テクについて知るならば、やはりメリット・デメリットは欠かせませんよね。

ここでは財テクの優れているポイントと、注意するべきポイントをそれぞれ解説します。

財テクのメリット

財テクのメリットは、なんといっても誰でも気軽に始められる点にあります。

家計の見直しをはじめ、少額で行える資産形成や節税を兼ねた貯蓄など選択肢が多く、少し探せばすぐに相性の良い財テクを見つけることが可能です。

リスクも低いため、大金を失う危険性を考慮せずに済むのも良いポイントです。

おまけにお金の効率的な使い方も自然と身につきますので、なにかと応用できる場面も増えるでしょう。

財テクのデメリット

対するデメリットは、利回りの控えめな商品があることが挙げられます。

今回ご紹介するおすすめの財テクもこれに該当するため、「まとまった資金がすぐに欲しい」とお考えの方には相性が悪いかもしれません。

一方でリスクはほとんどありませんので、少しずつでも確実に資産を増やしたいという人には良いものとなるはずです。

よって、先述したメリットと比べると、このデメリットは些細なことだといえるでしょう。

初心者におすすめの財テク7選

株やFXも始めるだけなら簡単ですが、その中身は実に複雑なため、いざ資産を増やそうとなるとかなり厳しいと言わざるを得ません。

そこでおすすめしたいのが、「iDeCo」や「ふるさと納税」などの財テク。

ここでは初心者でも気軽に行える財テクを、7つ厳選してまとめました。

ぜひ参考にして、どの財テクがあなたに合っているかを見つけてくださいね。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

「iDeCo」とは老後に向けて自身でお金を積み立てて行う、確定拠出年金の制度です。

毎月、一定額を積み立てして、それを他の金融商品へ運用することで財産を増やす仕組みとなっています。

積み立てしたお金は所得控除が適用されるため、高い節税効果を期待できるのもうれしいポイントです。

iDeCoは高い節税効果の他にも、安全性が高いというメリットがあります。

お金を預けた銀行や証券会社が倒産しても元本が保証されるため、不安を抱くことなく安心して預金することができます。

選べる金融商品は大きく分けて「元本確保型」と「価格変動型」の2種類がありますが、財テクをするなら後者の価格変動型がおすすめです。

取るリスクに比べて狙えるリターンが大きめなので、資金効率に優れています。

少しのリスクも取りたくないとあれば、元本確保型を選びましょう。

【元本確保型と価格変動型】

元本確保型:元本が保証される運用商品。定期預金や生命保険などが該当する
価格変動型:高い利益を狙えるが、元本は保証されない運用商品。投資信託が該当する

ふるさと納税

「ふるさと納税」とは、全国各地の市町村に向けて寄付できる制度です。

応援したい自治体へ一定額の寄付を行うことで、名産品などのお礼の品を受け取れる仕組みになっています。

ふるさと納税を行うと、合計の寄付額から2,000円を引いた額が所得税や住民税より控除されます。

つまり節税しつつ商品も受け取れるという、一石二鳥の制度なのですね。

お礼の品も高級食材を用意しているところが多いため、お腹を満たす目的で始めてみるのも良いでしょう。

その背景には、「自分のところへ寄付してもらうため、返礼品のクオリティを上げるなどをして各自治体が競っている」というのがあります。

中には還元率が高すぎて規制をかけられた自治体もあったことから、並大抵の競争でないことがうかがえますね。

高級食材とあって、寄付額よりも高い価値を持つ商品を受け取れることがしばしばありますので、ふるさと納税は財テクの観点から見ても非常に優れています。

NISA(ニーサ)

株式投資や投資信託などで得た売却益や配当益には税金が課されるようになっており、その税率はなんと20.315%と高いです。

上記の投資でそれなりに利益を得るつもりであれば、少額投資非課税制度「NISA」の利用も検討してみましょう。

NISAを利用することで、約20%という高い税金を一定額までゼロに抑えられます。

たとえば10万円の利益を出したとしても、本来であればその20%=2万円が税金として引かれますが、NISAならこれを引かれることなくすべて利益にできるのです。

非課税となる額の上限は決められていますが、これは「出す利益が多ければ多いほどさらに得をする」といえます。

NISAには「つみたてNISA」と「一般NISA」の2種類がありますが、がっつり投資する方は前者が、初心者の方は後者がおすすめです。

【つみたてNISAと一般NISA】

つみたてNISA:
年間投資上限額は40万円、非課税で保有できる期間は20年
長期的かつ低コストで少しずつ運用したい人向け
投資初心者が始めるならこちら

一般NISA:
年間投資上限額は120万円、非課税で保有できる期間は5年
短期でたくさん利益を上げたい人向け
株式投資でがっつり資産形成するつもりならこちら

個人向け国債

投資対象は数多く存在していますが、国の発行する債券こと「国債」へ投資をするのもおすすめです。

国債に投資をすると半年に一回、国の定めた金利を受け取ることができます。

さらには満期になると元本が返済されるため、安全性が高いです。

個人向け国債はその名のとおり、個人でも簡単に買えるものであり、1万円からという少額で始められます。

ほかにも最低0.05%の金利が保証や、元本割れのリスクなしなどうれしい要素がたくさん。

個人向け国債は国によって毎月発行されており、「変動金利型」と「固定金利型」に分かれています。

【発行される個人向け国債】

変動金利型(変動10年):
実勢金利に合わせて、半年ごとに適用利率が変わる
それにともない、受け取る利子が増減する

固定金利型(固定5年・固定3年):
変動金利型とは異なり、満期まで利率が変わらない
そのため発行した時点で投資結果がわかる

住宅や保険ローンの見直し

財テクは「手持ちの資産を活用する」と捉えられがちですが、余計な支出を減らすのもこれに該当します。

特に注目したいのが、毎月の支払いが固定である「住宅や保険のローン」です。

今より金利の安いローンを扱っている銀行へ借り換えするなど、定期的に見直しすることで、支払わなければならない利子を大きく減らせるかもしれません。

利子を減らせれば、長期的に見て数万円~数十万円もの大金をカットできます。

浮いたぶんは貯金しても良いですし、他の財テクに運用するのも一考ですね。

【低金利の住宅ローンを扱っている銀行(一部)】
・auじぶん銀行
・住信SBIネット銀行
・りそな銀行
・ジャパンネット銀行
・三菱UFJ銀行

年金財形や住宅財形

以上の他にも、勤労者に向いた財テクこと「勤労者財産形成貯蓄制度(財形)」というものがあります。

財形は会社勤めをしている人の財産形成をうながす、税制面の優遇制度です。

代表的なものとして、「年金財形」と「住宅財形」があります。

年金財形

年金財形は月々の給与を天引きし、60歳以降に年金として受け取る貯蓄です。

自動で貯蓄されるため、意識せずとも老後へ向けた資産形成を行えるのがポイント。

こちらの制度では老後に受け取れる資金を非課税で積み立てることができ、預け方は以下の2タイプがあります。

  • 貯蓄型:預け先が銀行や証券会社など
  • 保険型:預け先が生命保険会社や損害保険会社など

「貯蓄型」では元金の550万円までが、「保険型」では払込保険料の累計額385万円までが非課税となっています。

老後の資産形成に手間をかける必要がなくなり、大きく節税もできる制度ですね。

住宅財形

すでに財形を利用している状態、かつ住宅の購入などを検討している場合は「財形住宅融資」を受けられます。

なにかとお金のかかる住宅購入時やリフォーム・建設のための資金づくりができますので、大きな助けとなってくれるしょう。

年金財形と合わせて利用すると、住宅財形も元金の550万円までは非課税となるのも見逃せません。

利用している年金財形が保険型であっても、住宅財形も利用する場合は550万円までが非課税になります。

なお、状況にもよりますが金利は平均0.7%前後と低めです。

金利をかなり低めに抑えている住宅ローンもありますので、財形住宅融資と比較してみて、どちらが自身に合った使い方をできるか考えてみましょう。

財テクを長く継続するためのコツ

「株式投資やFXは長期間にわたる継続が不可欠」とはよく言われていますが、財テクも例外ではありません。

ですので、「少しやってみたものの、まるで効果がない…」とすぐに断念してしまうのは、非常にもったいないことなのです。

最後に、財テクを継続するためのコツをご紹介します。

ストレスのない運用を心がける

財テクを無理なく継続するならば、ストレスのない運用を心がけることは絶対です。

資金に余裕がなくなるほど精神的苦痛をともないやすくなりますので、生活に必要な資金までを回すのは絶対にやめましょう。

いくらリスクが低いとはいえ、少しでもまとまった資金が欲しいからと欲張るのは、思わぬ火傷の原因となります。

自身の資産状況および生活状況をよく見て、余裕のある運用を行なってください。

財テクに回せる資金があまりなければ、額は少なくとも確実に利益を出せるところがおすすめです。

「急がば回れ」ということわざがあるように、財テクも長い目で見るのが重要になります。

ライフプランに合わせて目標値を決める

そして確実に利益を積み重ねるためには、財テクにおける目標値を明確にすることは欠かせません。

ここで大切なのは、目標値においても自身のライフプランを踏まえて考えることです。

「◯歳までにこれだけ欲しい」や「◯年でここまで増やしたい」といった具合に、期限や金額を設定しましょう。

例によって高すぎる理想は挫折のもとになりかねませんので、くれぐれも現実的な数値を設定するようにしてください。

ゴールのイメージが明らかになれば道のりもわかりやすくなりますし、なにより財テクを楽しめるようにもなります。

自身に合った財テクを確立し、楽しく資産形成していきましょう。

株式投資やFX、不動産投資は上級者向け

株式投資やFX、不動産投資などはメジャーな投資ですが、今回ご紹介した財テクと比べると難易度がケタ違いです。

資金ハードルは然ることながら、要求される知識や経験量も多いため、初心者がいきなり始めるには不向きなのです。

お金の知識を身につけるという意味でも、まずはご紹介した財テクで安全に資産形成することをおすすめします。

とはいえ狙えるリターンはかなりのものですので、財テクで資産形成の感覚を掴んだら、これらの投資を始めてみると良いでしょう。

リスクに注意を払うことは必須ですが、積極的に資金を運用したいとあれば、株式投資やFX、不動産投資は良い選択肢といえます。

その際は先述した「NISA」も合わせて利用し、節税面にも気を配っていきましょう。

まとめ

この記事では、初心者でも安心して利用できる財テクについて解説いたしました。

今回ご紹介した財テクは、将来に向けての安定的な貯蓄はもちろん、高い節税効果も期待できる優れものです。

将来を豊かなものとするべく、これを機に財テクを始めてみませんか?

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