【3分でわかる】そもそも空売りとは?正しいやり方と仕組み・買い戻しの方法を解説!

株式投資のトレード手法のひとつに「空売り」というものがあります。

空売りは基本中の基本ともいえる手法ですが、「買うより簡単に稼げる」という声がある一方で、「リスクが大きすぎる」との声があるのが実情。

このように賛否両論であるものの、空売りは正しい知識をもって臨めばしっかりと利益を上げられます。

反面、生半可な知識でやれば大きな損失を免れない、つまりリスクの大きいトレード手法となってしまうでしょう。

そこでこの記事では、「そもそも空売りとは何か?」を主題に、株初心者でもわかる空売りの基本を詳しく解説させていただきます。

株式投資でしっかり稼ぎたいとお考えであれば、空売りの方法はぜひ知っておくべきです。

空売りを普段の株式投資に取り入れて、効率よく利益を上げていきましょう!

この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。

空売りとは?

空売りとは「信用取引」のひとつです。

第一として、株式投資というものは証券会社から株を借りることができます。

この制度を信用取引といい、借りた株を使って市場へ参加し、後に買い戻すことで利益を得るのが空売りです。

早い話、「手元に株がなくても株取引をできるトレード手法」と覚えておけば問題ありません。

買い(現物取引)は安値で買って高値で売ることで利益を得ますが、空売りはその真逆です。

つまり、高値で売って安値で買い戻すことで利益を得るわけですね。

空売りによる一連の流れは、上の画像のとおりとなります。

場合によっては下がり相場で買うこともありますが、慣れないうちは空売りを仕掛けたほうが安全です。

とは言うものの、あくまで買いよりは安全というだけで、下がり相場であればかならず勝てるわけではありません。

「ついさっきまで下がり続けていたので空売りをしたら、その直後に上がり始めて損切りをする羽目に」というケースは少なくないのです。

こういったリスクを考慮し、攻めすぎないようにトレードすることも求められるでしょう。

空売りは株のみならずFXにも存在する

空売りは株式投資だけでなく、FXにも存在します。

後者だと借りるのは株ではなく各国の通貨となりますが、トレードの流れは同じですので気にする必要はありません。

ただ、それぞれの細かな仕組みは知っておいて損はないでしょう。

ここでは株とFX、それぞれの空売りの仕組みと流れについて紹介します。

株の空売りの仕組み

先ほどもお話ししましたが、空売りは証券会社から株を借り、これを売って安値で買い戻すトレード手法です。

空売りの一連の流れは、以下をご参照ください。

【空売りの流れ】

現在の株価:1,000円(例)

①1,000株を借りる(1,000円 × 1,000株で100万円ぶん)
②そのあと株価が600円まで下降したので、ここで買い戻し
③差額の400円 × 1,000株=40万円が利益となる

これが空売りの一連の流れです。

買いの真逆であるため、手法そのものにはむずかしい要素はありません。

手数料については、借りたぶんの金利を支払う必要があります。

こちらは証券会社によって異なりますので、忘れずチェックしておきましょう。

FXの空売りの仕組み

FXについては、「空売り」と呼ぶことはほとんどありません。

一般的には「ショート」と呼ばれ、これがFXにおける空売りを意味します。

呼び方が違うだけで流れは変わりませんが、混乱のないようにFXでの流れも簡単にご紹介します。

【ショートの流れ】

1ドルの価格:100円(例)

①10,000通貨を借りて売る
②1ドル90円まで下がったので買い戻し
③差額の10円 × 10,000通貨=10万円が利益となる

株かFX、どちらかの空売りの流れを把握していれば、もう片方で苦労することはないでしょう。

ちなみに買いの場合は「ロング」と呼ぶのが一般的です。

また、FXには一定期間ポジションを保有していると付与される「スワップ(金利差調整分)」というものがあります。

スワップは買いポジションであればプラスとなりますが、売りポジションの場合はマイナスとなってしまう特徴を持っています。

よって、FXで長期取引をするのであれば、売りはやや相性が悪いといえるでしょう。

空売りには返済期限が設定されている

空売りには返済期限が設定されており、借りた株は証券会社の定めた期限内にかならず返さなければなりません。

空売りした株はいつまでも保有できない、すなわち長期取引とは相性がやや悪いです。

期限ギリギリまで保有していたとして、含み益が出ていれば問題ないですが、含み損だと非常につらい思いをすることになってしまいます。

後述する相場の特徴から見るに、空売りは短期取引に向いているトレード手法といえるでしょう。

FXのショートには返済期限はありませんが、長く保有すればするほどマイナススワップが増えていきます。

よって、こちらもやはり短期取引に向いていますね。

空売りこと「信用取引」は2種類ある

信用取引は2種類あり、「制度信用取引」「一般信用取引」に分けられます。

【2種類の信用取引】

制度信用取引:空売りできる銘柄と返済期限などを証券金融会社が決める
一般信用取引:上のルールを証券会社が決める

一般信用取引が「投資家」と「証券会社」の間で行われるのに対し、制度信用取引は「証券金融会社」が加わります

制度信用取引は三者の間で取引が進む一方、一般信用取引は二者だけですので、投資家から見れば一般信用取引のほうがうれしい信用取引となります。

この他にひとまず覚えておきたい違いとしては、以下の4点が挙がるでしょう。

【制度信用取引と一般信用取引の違い】

①返済期限:制度信用取引は最長6ヶ月、一般信用取引は証券会社による
②金利の高さ:証券金融会社・証券会社による
③逆日歩(手数料):一般信用取引では発生しない
④空売り対象銘柄の数:制度信用取引は多く、一般信用取引は少ない

選択肢は多いけれどコストが高めなのが制度信用取引、その逆が一般信用取引といえます。

空売りで発生する逆日歩(ぎゃくひぶ)とは

空売りをするなら逆日歩も重要ですので、こちらで解説します。

逆日歩とは、証券会社から借りられる株が不足していたときに起こるコスト(手数料)です。

投資家に貸せる株が尽きると、証券会社は証券金融会社から株を借りてこなければなりません。

このとき、証券会社は足りない株を補うためにコストをかけています。

これが逆日歩となり、次は空売りをする投資家が支払う必要があります。

投資家からして見れば、逆日歩はなるべく支払いたくないコストですので、株が不足する前に買い戻しをする人もいるでしょう。

空売りのメリット・デメリットは?

空売りの概要についてお話ししたところで、次はメリット・デメリットを解説します。

買いより優れている点、また劣っている点を知り、今後のトレードにお役立ていただければ幸いです。

空売りのメリット:短期取引に強い

あくまで傾向ですが、空売りは買いと比べて短期取引に強いです。

その理由に、相場は上がるスピードよりも下がるスピードのほうが速いことが多いからという点が挙げられます。

例としては2008年のリーマンショックや、2020年のコロナショックが有名ではないでしょうか。

とくに後者は記憶に新しく、同年の2月後半から3月半ばにかけて、日経平均が約7,000円も下がっています。

6月には暴落前に近い株価まで回復しているものの、下落が1ヶ月程度だったのに対し、回復(上昇)が3ヶ月もかかっているのです。

上記例は極端なものですが、このバランス傾向は平時のトレンドでもよく見られます。

このことから、上昇よりも下降のほうが勢いが強い、すなわち空売りが短期取引に向いているといえます。

空売りのデメリット:買いと比べて利益率は低め

空売りは短期取引に強いとお話ししましたが、長期取引については見込める利益率が買いに劣ります。

その理由は、株価には「天井」がない一方で「底」があるからです。

この「底」とは、企業の倒産を意味します。

上がり続けるぶんには業績が良いということですので、終わりはありません。

しかし万が一に下がり続け、やがて底をつけば倒産の危機が訪れます。

つまりこのラインに届いて、なお空売りをしていたとしても、利益がそれ以上に伸びることはないのです。

そしてこの仕様は、空売りがもたらすリスクの大きさにも根強く関係しています。

株価に底があるということは、買いポジションを保有している際の含み損には限界があるといえます。

その一方で天井はないため、売りポジションを保有している際の含み損には限界がありません

つまり事前に対策をしていないと、相場が暴騰したときに計り知れない損失を被ってしまうことになります。

空売りの際も逆指値注文を忘れずに入れよう

損失を最小限に抑えるためのテクニックとして、「逆指値注文」は絶対に外せません。

逆指値注文とは、相場が思惑とは逆の方向へ動いたとき、あらかじめ指定した株価で自動的に損切りを行う注文方法です。

空売りをする際、一緒に逆指値注文を入れておけば、もっとも避けるべき「限界のない含み損」を防げます。

しかし著しい変動が起こった場合は、逆指値注文が機能しないケースがあります。

万が一そうなれば、想定外の損失を被ってしまうことは言うまでもないでしょう。

このような例外もありますので、相場が極端に動きそうなときはポジションをすべて決済し、トレードはしばらく控えるのが安全です。

空売りのポイントと注意点

空売りをしたときは、返済期限内にかならず買い戻しを行わなければなりません。

この制限はいささか面倒ですが、下がり相場中でも利益を狙えるのはやはり魅力的です。

もし空売りをしていなかったとしても、他に空売りをしている投資家たちが一斉に買い戻しをするタイミングがあれば、そこに新規買いを入れて利益を狙うこともできるでしょう。

ただ、このやり方は空売りを理解していないとむずかしいかもしれません。

ここでは、空売りのポイントと注意点について解説します。

こちらも必須の知識となっておりますので、ぜひ参考にしてください。

「半分買い戻し」で攻めつつも安全な空売りを

空売りで利益を得るには買い戻しをしなければならないのは、先にお話ししたとおりです。

買い戻しの絶好タイミングは株価が下がっているときになるわけですが、保有している間に他の投資家による投げ売りがあれば、大きな利益を狙うチャンスとなります。

もしもこのようなケースに直面した際は、そのまますべて買い戻しても良いのですが、まだ粘れそうだと思ったら「半分買い戻し」という方法が有効です。

半分買い戻しはその名のとおり、保有している株のうち半分だけを買い戻し、残り半分は引き続き保有するやり方です。

これにより最低限の利益を確保しつつ、さらに攻めることができます。

雲行きが怪しくなってきたら、残した株もすぐに決済すれば実質プラスになりますね。

ただ、相場がどう動くかまでは予測できませんので、あまり欲張らずにすべて決済することも念頭に置いておきたいところです。

株式投資はとにかく勝つことが第一ですから、大小あれども利益を優先しましょう。

空売りの大敵「空売り規制」に注意!

空売りによって株価が一定ラインまで下がり続けると、「空売り規制」という縛りが入ります。

空売り規制が入っている間は空売りができないため、空売りを得意としている投資家にとってはおいしくない状況です。

ただ空売りができないだけであればまだ問題ありませんが、空売り規制の怖さは買い戻しの集中にあります。

つまり株価の急上昇が考えられますので、この間に空売りをしていると大損のきっかけになりかねません。

空売り規制の近いときはトレードを控えて、チャートおよびニュースの観察に徹するのが安全でしょう。

空売り規制後の株価の動き

銘柄には空売り規制のトリガーが設けられており、前日の終値から10%以上も下がるとこれに触れて規制が入ります。

空売り規制の間は51単元以上の空売りができず、この状態は翌日の営業が終わるまで解除されません

では、規制空売り中の株価はどう動くのかというところですが、下落スピードが平時と比べて緩やかになることがほとんどです。

空売りをしていた投資家からの買い戻しが集中しやすいタイミングでもあるため、株価は下がるよりも上がりやすい傾向にありますね。

ここの買い戻しを狙い、新規買いを仕掛ける投資家も少なくありません。

空売り中は青天井に注意!

青天井とは、「株価の上昇には終わりがない」という性質を指す言葉です。

これにちなんでか、「信用売りの損失は青天井」なる相場格言が存在します。

空売り中に含み損が発生した場合、損切りをしない限りは際限なく損失が膨れ上がってしまうことになりますので、無理だと思ったら引きましょう。

あえてさらに言うと、「買いは家まで、売りは命まで」という相場格言もあります。

株価には底があることから、買いで損をしても失うのは家までで住むけれど、天井はないため売りは命に関わるほどの損をする恐れがある、という意味です。

取るべき対策を取らずに空売りをすると、想像を絶するしっぺ返しを喰らう可能性があります。

何はともあれ、空売りをメインに株式投資をするならばくれぐれも青天井には気をつけましょう。

手軽かつ確実なのは、やはり逆指値注文を入れておくことですね。

空売りのやり方

ここまでお読みいただければ、空売りの特徴や危険な点についてひととおり理解いただけたと思います。

基本を押さえたところで、実際に空売りを試してみましょう。

こちらでは空売りのやり方について、有名どころの証券会社を取り上げながら解説します。

空売りをするには信用取引口座が必須

いざ空売りを、といってもまずは信用取引口座を開設しなければ始まりません。

トレードしたい証券会社で信用取引口座を開設したら、次にやることは銘柄の検索です。

気になる銘柄を見つけたら株を借りて、空売りスタートです!

空売りは手数料にも気を配ろう!

証券会社によりますが、空売りは手数料が大小あれかかります。

空売りにかかる主な手数料は以下のとおりです。

【空売りにかかる手数料】

・金利
・信用取引貸株料
・信用管理費
・信用取引名義書換料
・委託手数料
・品賃料(逆日歩)

種類が多いため、利益確定をしたとしてもその額が少ないと、もろもろの手数料との差額で実質マイナスとなる場合があります。

空売りで利益を狙うなら、かかる手数料は把握しておきたいですね。

SBI証券における空売りのやり方と手数料

URL:https://www.sbisec.co.jp/

SBI証券での空売り方法は、先述した流れと変わりません。

空売りを発注する時は、注文内容などに間違いがないかをしっかりチェックしましょう。

SBI証券は「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」があり、手数料はプランによって変わります。

【SBI証券の各プランの手数料】

前提:5,000万円未満の前営業日の新規建約定代金合計または前営業日の建玉残高

・スタンダードプラン
10万円未満:90円
20万円未満:135円
50万円未満:180円
50万円以上:350円

・アクティブプラン
10万円未満:無料
50万円未満:239円
100万円未満:477円

両プランの共通点として、5,000万円以上の前営業日の新規建約定代金の合計、または前営業日の建玉に残高があれば手数料は無料になります。

楽天証券の空売り手数料

URL:https://www.rakuten-sec.co.jp/

楽天証券の空売り手数料は以下のとおりです。

【楽天証券の空売り手数料】

10万円未満:90円
20万円未満:135円
50万円未満:180円
50万円以上:350円

楽天証券には「超割コース」という特別なコースが存在します。

超割コースに入れると、約定代金に関わらず手数料が無料になります。

マネックス証券における空売りのやり方と手数料

URL:https://www.monex.co.jp/

マネックス証券には、普通の信用取引とスタート信用の2コースが設けられています。

今回は空売りをしますので、普通の信用取引を選びましょう。

マネックス証券の空売り手数料はこちらです。

【マネックス証券の空売り手数料】

10万円未満:95円
20万円未満:140円
50万円未満:190円
100万円未満:355円

なお、信用口座を開設してから31日間は手数料が無料です。

この期間を有効活用して、効率よく利益を上げていきたいところですね。

カブドットコム証券の空売り手数料

URL:https://kabu.com/

最後に、カブドットコム証券の空売り手数料もご紹介します。

【カブドットコム証券の空売り手数料】

・基本
10万円未満:99円
20万円未満:179円
30万円未満:249円
40万円未満:349円
50万円未満:449円

・前営業日の建玉残高または前営業日の新規建約定代金合計によっても変動
3,000万円以上~5,000万円未満:5%引き
5,000万円以上~6,000万円未満:30%引き
6,000万円以上:無料

各証券会社の空売り手数料を比較

あらためて各証券会社の空売り手数料を、10万円未満を基準に見てみましょう。

手数料が無料になる条件も記載しています。

証券会社 10万円までの手数料 手数料が無料になる条件 備考
SBI証券 90円 5,000万円以上の前営業日の
新規建約定代金合計
または前営業日の建玉残高
・スタンダードプラン、
アクティブプランがある
楽天証券 90円 超割コースの加入 ・手数料が安い
マネックス証券 95円 信用口座の新規開設から31日間 ・手数料がやや高め
・手数料のキャッシュバックがある
(条件あり)
カブドットコム証券 99円 6,000万円以上の前営業日の
新規建約定代金合計
または前営業日の建玉残高
・手数料が高め
・残高に応じて手数料の割引制度あり

空売りの関連用語もチェック

最後に、空売りの関連用語をご紹介します。

以下の関連用語を知っておくと、空売りの知識がより深まりますよ!

資金を借りて株を買う「空買い」

空売りに比べるとマイナーですが、「空買い」なる信用取引もあります。

空買いは証券会社から資金を借りて株を買うトレード方法です。

こちらは空売りとは異なり、一定の保証金(現金や株)を預けなければなりませんが、保証金の3倍まで買えるという特徴があります。

手元の資金が少なくても大きな利益を狙えるのがメリットですが、裏を返せば暴落した際のリスクも同じだけ大きくなるというデメリットも。

返済期限は6ヶ月と長めではあるものの、ご利用の際は計画的に行いましょう。

買い戻しされていない株は「空売り残高」に

空売りをしてからまだ買い戻しのされていない株があると、「空売り残高」として証券会社のホームページなどに記録されます。

当たり前ですが、空売りが多く行われると空売り残高も増えていきます。

空売り残高が多ければ多いほど、たくさんの投資家から下がり相場を期待されていると考えることが可能です。

しかしながら、どこで買い戻しが行われるかまでを予測するのはむずかしいので、過信してはいけません。

それでも有力な参考資料ではあることは間違いありませんので、空売りするときはチェックしておくと良いでしょう。

「空売り機関」の動きも見てみよう

空売りを利用して利益を得ている機関投資家を、「空売り機関」と呼びます。

すなわち個人投資家ではなく、銀行や証券会社による空売りです。

有名なところだと、みずほ銀行や野村證券などがこれに該当します。

機関投資家と聞くとマイナスなイメージを抱く投資家が多いですが、空売り機関についてはルールが定められています。

それは「空売り機関が空売りする際は、トレード情報をかならず公開しなければならない」というもの。

空売り機関の動きは、「空売りネット」にて簡単に調べられます。

【空売りネット】
https://karauri.net/

このルールを利用し、空売り機関の動きに乗じて同じく空売りで利益を得るというやり方があります。

空売りに慣れてきたら、各空売り機関を参考にするのも良いでしょう。

「空売り比率」で売り買いの強さを見る

「空売り比率」とは、東証(東京証券取引所)が公表している空売りの集計データをもとに出された指標のことです。

空売り比率は30%を超えると売られすぎ、20%を割ると買われすぎと判断できます。

このデータは、次にするべき注文の方向を見極める材料になります。

ただし以降の流れが確定するとは限りませんので、やはり過信は禁物です。

空売りを覚えて下がり相場をチャンスにしよう

空売りは下がり相場も利益に変えられるトレード手法ですが、買いに比べてリスクが高めで、また制限も多めです。

そんな空売りですが、悪いことばかりではありません。

相場は上がるよりも下がるほうが勢いの強い傾向にあるため、そこで上手く空売りを入れられれば短時間で大きな利益を狙えるのです。

コストはどうしてもかかってしまう場合がほとんどですが、トレード中の損失は逆指値注文を活用すれば抑えられます。

無駄な損失を出さないためには、この記事でご紹介した空売り機関や空売り比率をはじめ、チャートやニュースなどをマメに見ておきたいところです。

空売りをマスターして、下がり相場でも利益を獲得していきましょう!