株のやり方をかんたん解説!初心者でもできるおすすめの株の買い方とは

「株式投資は稼げるって聞いたんだけど本当?」

「興味はあるんだけど、やり方がまったくわからない…」

これは株初心者が最初にぶつかりがちな壁で、かつ高い壁でもあります。

株式投資で稼げるのは事実ですが、継続的に利益を得るのは簡単なことではありません。そのため、生半可な知識でうかつに手を出せば、かえって損失ばかりを生んでしまうことも。

ただし、株式投資のやり方そのものについては、あまりむずかしく考える必要はないのもまた事実です。トレードの基本をあらかじめ学んでいれば、失敗のないスタートを切ることができます。

この記事では、株式投資をこれから始めたいという方を対象に、株式投資の正しいやり方をわかりやすく解説します。口座開設から買い方、取引の種類、さらには株式投資の勉強方法などもお教えしますので、必要な知識はすべて覚えられますよ。

株式投資のやり方をしっかり覚えて、堅実に利益を出せる投資家を目指しましょう!

この記事を書いた人 ファイナンシャルプランナー 児玉一希
プロフィール・所持資格 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。
 
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失敗しない株式投資のやり方

いきなりですが、「株式投資って要はギャンブルでしょ?」という声を聞いたことはないでしょうか。これは未経験者・初心者が持ちがちな負のイメージです。

誤解のないよう最初に申し上げておきますが、これは間違いです。たしかにリスクが存在するのは共通しているものの、これは「ギャンブル」とイコールにはなりません。

起こるかもしれないリスクを考慮し、しっかりと対策を練ってトレードをすれば、勝率を上げられるのが株式投資の強みです。運の要素はありますが、投資家のスキルも求められるのがギャンブルとの明確な違いになります。

先入観にとらわれて無駄な失敗を引き起こしてしまわないよう、そしてこれから解説することをしっかり理解するために、「株式投資とギャンブルは違う」ということだけは最初に覚えておいてください。

株のやり方1:手順を知ろう

まずは株式投資を始めるための手順を解説させていただきます。

株を始めるために必要な手続きは、簡単に分けて以下のとおりとなります。

①証券会社で口座開設をする

株式投資を始めるためにまず行うのが「取引口座」。取引口座は1種類のみではなく、対応する証券会社によってさまざまです。

口座開設は無料で行えるところがほとんどですので、まずは有名どころの証券会社のホームページを覗くなどして、気になったところで気軽に開設してみましょう。

【有名な証券会社の例】

・マネックス証券
・楽天証券
・GMOクリック証券
・大和証券
・SMBC日興証券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・みずほ証券
・SBI証券
・野村證券
・ライブスター証券
・松井証券

取引口座はひとつの証券会社のみならず、他のところでも合わせて開設できますが、最初のうちは1種類に留めておくことをおすすめします。

いきなり複数の口座を開設しても、株初心者がすべて管理しきるのは困難です。余計なストレスの原因ともなりかねませんので、管理面はなるべくシンプルにしましょう。

②取引口座に入金

合うと思った証券会社で自分の取引口座を開設したら、次にやるべきことは入金です。

株式投資はお金がなければ行えませんので、取引口座に入金する必要があります。ただし、持っている予算をすべて入れるのは博打のきっかけとなりやすいため、回すお金はあらかじめ決めておきましょう。

「資金を全部入れた結果、みるみるうちに溶けてしまった…」などといった失敗は、枚挙にいとまがありません。同じ轍を踏んでしまわないよう、ここはとりわけ慎重に計画してください。

③買う株を選ぶ

取引口座への入金を済ませたら、次はいよいよ実戦です。トレード対象の銘柄をいくつか観察して、その中から上がりそうな株を選びましょう。

株の相場には「ボラティリティ」という、株価の変動性を示すものがあります。ボラティリティの高い銘柄は株価が上下しやすいため、利益を追求するなら向いています。

ただし、ボラティリティが高すぎる銘柄は損失を生みやすくもなることから、「選ぶならこの銘柄」とは確実には言い切れません。かといって低すぎては利益を狙えませんので、最初はほど良く動いている銘柄を探してみましょう。

取引方法については、「現物取引」「信用取引」などさまざまな種類があります。詳しくは後述しますが、これらは株式投資における基本中の基本ですので、かならず覚えてくださいね。

④株が決まったら注文を出す

トレードしたい銘柄が決まったら、最後に注文を出しましょう。どのくらい買うか、また購入額はいくらかをしっかりと確認し、注文を出します。

株式投資の注文には、その時点での株価で即買いを行う「成行注文」と、買いたい株価をあらかじめ指定し、実際にそこまで到達したら自動で注文される「指値注文」があります。

これらはうまく使い分けることでより効率良く利益を上げられる注文方法ですので、覚えておいて損はありません。

ただし、初心者のうちは買いすぎてしまわないように注意しましょう。購入額が大きいほど狙える利益も相当になりますが、リスクも同様に大きくなるためです。

流れを覚えることも兼ねて、はじめは少額で行うことを強くおすすめします。

⑤注文が受け付けられたら取引成立(約定)

④で出した注文が成立することを「約定(やくじょう)」といいます。約定されれば、その株を無事に買えたことになります。

そのあとの動きは株価情報にて確認できますので、そちらで今後の動向をマメにチェックするようにしてください。

⑥程よく株価が上昇したら決済

株式投資は「約定したらあとは自動で決済も…」というわけにはいきません。一応そうする手段も存在しますが、少しでも早く感覚を掴むべく、最初は自分で決済する動きを覚えておくべきです。

買った銘柄の株価が良いところまで上がっていた、もしくはちょっとまずいところまで下がっていたら決済しましょう。前者は「利益確定(利確)」、そして後者は「損切り」といいます。

利益確定は、その時点で発生している利益(含み益)を獲得する行為で、損切りは発生している損失(含み損)を確定させる行為です。当然ながら、株式投資においては利益確定を安定して行えるようになるのが一番の目標となります。

株式投資で失敗しないためには、「欲張らないこと」を心がけるのがなによりも大切です。現時点では良い具合に上がっていても、直後に急落して一気に損失となってしまうケースがあるため、こうした最悪の事態を常に想定して動かなければなりません。

慣れないうちは「順調に上がっているから」と欲張らず、それなりに含み益が出ていたらいったん決済することを強くおすすめします。

株式投資の流れは大きく分けて、「①銘柄を選ぶ→②注文を出す→③決済する→①銘柄を選ぶ…」の3パターンで回っています。

このことを押さえておけば、トレードの最中に手順がわからなくなるといったトラブルは回避できるでしょう。

株のやり方2:そもそも証券会社とは?

「株式投資を始めるには証券会社での口座開設が欠かせない」と説明しましたが、「そもそも証券会社ってなに?」と思われた方もいることでしょう。

証券会社とは簡単に言うと、銘柄を発行している各企業と、それに投資する投資家(あなた)をつなぐ役割を持つ会社です。気になった企業の株を買う際は、その企業と直接取引をするのではなく、証券会社を経由します。

ですので、株式投資をするにはこの証券会社で取引口座を開設する必要があるというわけです。

証券会社には手数料、金融商品の充実度、投資情報、サポート体制などが存在し、またこれらは会社によって異なります。ですので、自身に合った証券会社を確実に選ぶならば、口座開設前の事前調査は欠かせません。

初心者におすすめの証券会社は、取引手数料を安く設定しているところです。一回のトレードに掛かるコストを減らせるため、トレード回数が多いほど予算への負担を少なくできます。

以下に有名な証券会社たちの一部と、それらが持つ独自のメリットをご紹介しますので、今後の選択にお役立てください。

【各証券会社が持つメリット】

・楽天証券:日経新聞の記事を無料で読める。サポート体制も充実
・マネックス証券:無料オンラインセミナーが多く開催されている
・SBI証券:口座数ならびに投資商品の取扱数が多い。柔軟な選択が可能
・松井証券:1日50万円以下の取引手数料が無料。余計なコストを削減できる
・ライブスター証券:50万円以上の取引手数料が他証券より安い

株のやり方3:売買の種類を理解しよう

先に少しだけご紹介したように、株の売買には「現物取引」と「信用取引」の他にもさまざまな種類があります。

以下に解説する売買方法は、いずれも株式投資の基本となりますので、かならず押さえておきましょう。

①「現物取引」は株の購入を指す

「現物取引」は一般的に、株を購入して後に売却する売買を指します。もっとも基本的な株式取引であり、「現物」と略すことも。

名前のとおり現物を扱う取引であるため、持っている資金を超えての株の購入は現物取引ではできません。

②「信用取引」では株を借りて売れる

「信用取引」とは、一定額の保証金(委託証拠金)や債権などを証券会社へ担保として預けることで、その保証金の数倍もの金額の取引を可能とするものです。担保によって証券会社からの信用を得てお金や株を借り入れることから、信用取引と呼ばれています。

信用取引といえば、株を借りて売る「空売り」とされることがほとんどですが、反対にお金を借りて買う「空買い」というものもあります。

保証金以上のトレードを行うと、より高い利益を期待できるようになりますが、相応にリスクも跳ね上がりますので、過度な負荷をかけるのは避けましょう。

③「IPO」は新規の株

「IPO」は「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」を省略した言葉で、「新規公開株」または「新規上場株」とも呼ばれます。

IPOは投資家も購入できるものであり、未上場企業が新規に株式を証券取引所へ上場する際に行えます。新興企業など、大きな成長の見込める企業が多く、既存の株よりも大きな売却益を狙いやすいのが特徴です。

反面、変動が大きくなる傾向にあり、また倒産してしまうリスクも考えられるため、鋭い判断を求められることがあります。IPOを購入したい場合は、変動が安定しているものを選ぶのが無難でしょう。

④「PO」はさらに発行される株

「PO」とは「Public Offering」を省略した言葉で、「公募・売出」と呼ばれます。既に株式上場している会社が追加で株式を発行する際、投資家はこれを買うことが可能です。

市場よりいくらか安く買えるメリットがありますが、一定の期間が経つまで売れないというデメリットも。

そのため、POを利用する場合は「この株は売却可能となるまでにしっかり上げられるのか」といった点を見極められるスキルが求められます。

⑤単元未満株

通常、取引所での株式取引においては、各銘柄ごとに売買の最低単位である単元株数が決められています。よって、これを下回っての購入はできないようになっています。

たとえば1株100円の銘柄があったとして、その銘柄の単元株数が100株(1単元)と定められていたら、最低でも10,000円の資金がなければ購入できないということになります。

⑥るいとう(株式累積投資)

「るいとう(株式累積投資)」とは1単元をいくらかに分割し、毎月に一定数の株式を継続購入するやり方です。株式を積み立てて購入できることから、少ない資金で始められるのがメリットです。

月ごとの投資額が決まっているため、資金のやりくりを考えなくて良いのもうれしいポイント。

るいとうはシンプルに言えば分割購入のようなもので、普通はまとまった資金を要求される銘柄でも、これを利用すれば少額で買えるようになります。

ただし、るいとうを扱っている証券会社はそれほど多くありません。また手数料も1単元を買うより高めに設定されていますので、計画的な利用が求められます。

株のやり方4:成行注文と指値注文について

前に少しご紹介した「成行注文」と「指値注文」は、株式投資においてかなり重要なものですので、ここでさらに詳しく解説します。

すぐに約定させたいときは「成行注文」

「成行注文」は株価を指定することなく、その時の株価で即座に約定させる注文方法です。成行注文はむずかしいことを考えず、とにかくすぐ約定させたい場合に役立ちます。

しかし、これを行なった直後に株価が大きく変動すると、想定と逆へ動いた際のケアが厳しくなるという、致命的なデメリットも抱えています。

約定の速さはトップクラスですが、想定外のケースへの対応力が弱いため、ボラティリティの高い銘柄では後述する指値注文も積極的に使っていくのが良いでしょう。

指定した株価で自動注文する「指値注文」も使いこなそう

「指値注文」はその時の株価では約定せず、実際の株価が指定したラインへ到達した際に初めて約定させる注文方法です。株価の指定は手動、約定は自動で行われることから、半自動的なトレードが可能になります。

たとえば現時点での株価が110円だとして、指値注文(買い)を100円に設定したとしましょう。この場合、株価が実際に100円まで到達したら自動で買われますが、到達しなければずっと約定されません。

指値注文はある程度の予測を立ててから行う注文であるため、成行注文よりも安全に仕掛けられます。「ここまで下がったら買う」を自動かつ正確にこなしてくれますので、リスクを最小限に抑えるならばぜひ活用したいところです。

自動で決済する「逆指値注文」も活用しよう

「逆指値注文」は、「ここまで高く(安く)なったら自動で売る(買い戻す)」ことができる注文方法で、自動決済の手段として使われます。指値注文とセットで使うことがほとんどで、利益または損失を確定させるラインを自分で設定できるのが特徴です。

指値注文と逆指値注文を合わせて使った場合、たとえば以下のような流れが基本となります。

【指値注文と逆指値注文】
※はじめの株価は100円とする

1.買いの指値注文を「105円」に設定
2.同時に逆指値注文(利益確定)を「120円」に設定
3.また、逆指値注文(損失確定)を「90円」に設定
4.株価が105円に到達したので、買いが成立
5(益).そのあと120円まで上がったので、自動で利益確定
5(損).そのあと90円まで下がってしまったので、自動で損切り

このように逆指値注文は、利益と損失のどちらにも対応できる便利な注文方法となっています。

とくに注目したいのは損失の確定(損切り)で、逆指値注文をあらかじめ設定しておけば、発生するかもしれない損失額を限定することが可能です。株式投資に損失はつきものですので、積極的に活用しましょう。

ただし、あまりに急な変動が起こった場合は設定しても機能しない可能性があります。非常にまれなケースではありますが、逆指値注文を無視されると大きな損失を被りかねませんので、日々の情報収集はきっちり行うようにしてください。

また、損切りのラインを絞りすぎると機会損失を生むきっかけとなってしまう場合があるのも見逃せません。たとえば上記の例と同じく90円で損切りをしたとして、その直後にふたたび上がるパターンがあるためです。

このようなケースは、ボラティリティの高い銘柄で損切りラインを絞りすぎた場合などによく見られます。よって、時には損切りの許容額を大きくする必要も出てくるでしょう。

損切りラインをなるべく下げ、かつ起こりうる損失額を少なくしたいとあれば、少額でのトレードをおすすめします。期待できる利益額も下がってしまいますが、銘柄の動きを理解できると同時に、機会損失を避けやすくもなります。

株の買い方を解説!

先に注文の種類などをお話ししましたが、肝心の買い方がわからないことには始まりませんね。

株の購入は、以下の3つが主なやり方となります。

【株を買う方法】

・インターネット(パソコン・スマートフォン)
・電話
・対面

近年はインターネットで注文できる証券会社がほとんどのため、パソコンまたはスマートフォンの注文方法だけ覚えておけば問題ないでしょう。

現代の主なやり方に沿って、ここではパソコンとスマートフォン、それぞれの株の買い方を解説します。

パソコンでの株の買い方

インターネットで株を買う場合は、投資したい銘柄を選び、次に株数を決定する必要があります。ここだけ聞くとやや複雑と思われたかもしれませんが、パソコンでの株の購入は非常に簡単ですのでご安心ください。

まずは自分の証券口座がある証券会社のホームページにログインし、希望する銘柄名(会社名)を検索欄へ入力しましょう。

注意点として、そこが単元株制度を採用している会社だと、先述したように単元株未満の購入はできません。

買いたい株式銘柄が決まったら、「現物買(現物取引)」という類のボタンをクリックします。株数・価格・期間、取引パスワードを要求されますので、それぞれを入力しましょう。

注文確認の画面が表示されたら、注文完了のボタンをクリックしてください。これで約定され、一連の流れは完了となります。

スマートフォンでの株の買い方

それぞれとは言ったものの、スマートフォンでの購入までの流れも基本的な操作も、パソコンとほとんど同じです。画面デザインの少し異なる場合がある程度ですので、どちらかを経験していれば迷うことはないでしょう。

証券会社のホームページにログインしたら、売買注文画面で購入したい株式銘柄を選び、株数・価格・期間、取引パスワードを入力して取引完了です。

株式投資で失敗しないためのポイント

ここでは、株をやるために必要な事前知識などをご紹介します。

これさえ知っておけば、株を始める際に迷ってしまうことがなくなりますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

株のやり方ポイント1:証券会社で口座を開設する

暴騰でお話ししたとおり、株を始めるためにはまず証券会社で口座を開設しなければなりません。口座開設の方法は開設申込書を郵送するか、インターネット上で申し込むかのどちらかが主なやり方です。

近年は後者で行える証券会社も増えてきていることから、従来よりも手軽に申し込めるようになりました。証明書などの重要な資料も、写真を撮ってアップロードするだけで手続きが完了します。

口座開設そのものについては費用はかかりませんので、この時点でお金を用意する必要はありません。まずは気になる証券会社を探し、見つけたら気軽に申し込んでみましょう。

株のやり方ポイント2:資金が少なくても問題なし!

原則、株式投資に限らず投資というものは、元手の多い人ほど有利です。ですが、「資金が少ないと株式投資はできないのか?」というと、そんなことはありません。

大手の投資家であればともかく、個人投資家のほとんどは潤沢な資金を用意できない場合がほとんどです。普通は数万円、多くても数十万円ほどが当たり前であり、株式投資はこのような個人投資家が大半を占めています。

株式投資には、先述した「るいとう」や、1単元未満の株取引が可能な「ミニ株」など、少ない資金でも充分に投資できるやり方が存在しますので、莫大な資金はなくても問題ありません。

株式投資には、大きな資金をぶつけるやり方がある一方で、少資金なりのやり方を実践できる場もしっかり用意されています。このことを念頭に置いていれば、さほど不利を感じることなくやっていけるでしょう。

背伸びせず地道にコツコツこなしていくのが、株式投資で成功する秘訣といえます。

株のやり方ポイント3:株式投資は売買益のほかにも稼ぎ方がある

株式投資には、買った株を高値で売ることで得る売却益こと「値上がり益(キャピタルゲイン)」のほかに、「配当(インカムゲイン)」や「株主優待」といった別の稼ぎ方もあります。

これらは他の投資にはない強みですので、本格的に稼ぐならばぜひ覚えておきましょう。

値上がり益(キャピタルゲイン)

値上がり益とは、買った株の価値が上がったとき、それを売った際に得られる差益を指します。たとえば100円で買った株が150円で売れたとしたら、差額の50円が値上がり益です。

ただ、この値上がり益はまるまる自分の利益になるわけではありません。というのも、株式投資で得た利益には税率20.315%の税金が発生するのです。

たとえば100万円の値上がり益を得たとしたら、そこからおよそ20%、つまり20万円が税金として差し引かれてしまいます。得た利益額が大きいほど、この税率は痛いですね。

納税時の計算も面倒かつ厄介ですが、「年間の総利益の20%は税金となる」と覚えておけば混乱は避けられるはずです。

配当(インカムゲイン)

株式投資は値上がり益のみならず、「配当」によって別方面から利益を得ることも可能です。配当とは、企業がその事業で大きな利益を出したとき、その一部を株主へ還元するものをいいます。

投資した企業が配当を出していると、持っている株の数に応じて配当金を受け取れるのがポイント。得られる配当金額は企業によって違いがあり、どこが良いかは「配当利回り」を見ることで判断できます。

【配当利回りの計算】

配当利回り(%)= 1株あたりの配当金 ÷ 現時点の株価

例:
配当金が20円、A社の株価が1,000円であれば、
20円 ÷ 1,000円 = 2%(配当利回り)となる

配当金を受け取るには、権利確定日(決算日)の3営業日前に対象の株を持っていなければなりません。日本の企業は毎年3月31日に決算するところが多く、ゆえに権利確定日も同日がメインとなります。

より効率的に利益を得るならば、配当を出している企業をチェックしてください。

ちなみに、権利確定日が近づくとこの配当を目当てに株を買う人が増えるため、株価の上がりやすくなる傾向があります。ただし大きく変動するリスクも潜んでいますので、値上がり益も狙う場合は慎重に動きましょう。

株主優待

「株主優待」とは、条件を満たしている株主に対して企業が自社商品やサービスなどの優待品を無料でプレゼントしてくれる制度です。株の長期保有、もしくは一定数の購入などを条件としているところが多く、金券や割引券などがもらえます。

株主優待は値上がり益や配当とは異なり、直接的にお金をもらえるわけではありません。ですが金品相当のものを受け取れるということで人気があり、中には優待品を目当てにその企業へ投資している方も存在するほど。

もらえる優待品は企業によって異なりますので、もし株主優待に興味がありましたら、そちらを目的に銘柄を探すのも良いでしょう。その際は、優待品を受け取るための条件も見逃さないよう注意してください。

株式投資のやり方を自主的に勉強する方法3選

株式投資はインターネットだけでもさまざまな知識を得られますが、プロのノウハウを確実に知りたいとなると限界があります。

より深く学ぶならば、本やセミナーの存在は見逃せません。ここでは、株のやり方をマスターするための知識や考え方を吸収できる勉強歩法をご紹介します。

株式投資のやり方を学べる本

まずは株式投資を学べる本について見ていきましょう。こちらで紹介している本はどれも有名なものですので、何がおすすめかわからなかったときの参考になるはずです。

金持ち父さん貧乏父さん

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

株式投資で失敗しないために身につけておくべきマインドセットを、これ一冊で深く理解できるのがポイント。

この本は米国の投資家である「ロバート・キヨサキ」氏によって執筆されたものを日本人向けに翻訳したものです。日本のみならず世界中で出版されており、各国でベストセラーとなっています。

「株式投資のやり方よりも、まず先にお金の知識とマインドセットから身につけたい」という方におすすめです。お金に対する考え方の違いと、またそれによる現実世界への影響がわかりやすく解説されていますので、初心者でも楽しみながら読めますよ。

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経済ニュースなどで話題になることの多い「経済用語」について丁寧に書かれており、経済用語を通じてお金に詳しくなりたい方におすすめの本となっています。

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初心者の多くがとくにつまずきがちなポイントを重点的に解説してくれているため、株式投資の入門書にぴったり。「スタートを間違えたくない」という方は、必要な知識を体系的に学べる本書がおすすめです。

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この本の原作は「マークティアー」氏が英語で書いたものがそれに当たりますが、丁寧な日本訳がなされていますので、スラスラ読み進めることが可能です。

世界レベルの投資スタンスを学べることから、初心者はもちろん、中級者以上にも有力な本となっています。

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著者である「ハワード・マークス」氏は、「オークツリー・キャピタル」という資産運用会社の創業者でもあり、資産運用額は6.2兆円と巨額。

これほどの資産運用のプロが自身の経験に基づいて書いた本ですので、目からウロコの情報を学べること請け合いです。

ゲームで株式投資を直感的に学べる

株式投資についての「知識」は本やインターネットで学べますが、「経験」となるとそうはいきません。そこで役に立つのが「シミュレーションゲーム」です。

実戦に極めて近いトレードを無料もしくは超少額で行えるため、得た知識を試すのにうってつけの場といえるでしょう。スマートフォンがあれば、スキマ時間を使ってトレードを直感的に学べますよ。

5円でほど良い緊張感も楽しめる「トラノコ」

「トラノコ」は、5円という少額で投資でき、また独自のポイントも貯められるシミュレーションアプリです。アプリをインストールしてからすぐに利用可能で、証券口座の開設はもちろん必要ありません。

使うお金は5円とわずかなものですが、「お金を投じることで発生する緊張感」を味わえるという点において、トラノコに叶うシミュレーションはないでしょう。

株式投資ではメンタルのコントロールが非常に大切ですので、これを鍛える目的で始めても役に立ってくれます。

「ストックポイント」なら完全無料でより気軽に

他にも、元手0円で気軽に株式投資を体験できる「ストックポイント」というアプリがあります。提携先のポイントをお金に代わる原資として投資できるので、完全無料で遊びたい方に便利です。

株を買ってから売るまでの流れを直感的に掴みたい方は、ストックポイントを利用してみましょう。

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「トレダビ」は、実際に取引されている銘柄を現実の株式相場と同じ値動きで反映している、高度なシミュレーションアプリです。

本番さながらのトレードを気軽に楽しめるだけでなく、回数を重ねることで相場観も身につけることができます。

いくらシミュレーションといっても、そこで得た経験が実戦で通らなければ意味がありません。トレダビはとにかく本格的に練習したい方へおすすめできる、ハイクオリティなアプリといえます。

実際の株式投資がうまくいかなかった際の復習用や、新しいトレードスタイルの研究を目的に利用しても役に立ってくれること間違いなしです。

セミナーで先輩トレーダーのノウハウを学べる

株式投資はインターネットや本で手軽に学べますが、「一人だけでやりきるのはむずかしい」と断念してしまう方も少なくありません。

そのような状態へ陥りそうになったら、現役のプロ投資家が開催している「セミナー」へ参加するのがおすすめです。

一人では理解のむずかしいことを丁寧に説明してくれるのもセミナーのメリットですが、「質問できる」のが一番の強みでしょう。質問はインターネットや本ではできないため、これが原因で株式投資を諦めてしまう人もいます。

初心者におすすめなのは、証券会社が開催しているセミナーです。その証券会社の口座を持っていれば無料で参加できますので、セミナーの空気を知るのにも向いています。

どんな知識が欲しいのか、目的に合ったセミナーを探し、そして講師とのコミュニケーションを通じて、知識をどんどん吸収しましょう。

まとめ

注文方法をはじめ、値上がり益とは別の利益などと株式投資は覚えることがとても多いため、株を始めたばかりの頃はいたるところでつまずきがちです。

しかし、それは最初に覚えておくべきポイントがわからず、とにかく目についたものから覚えていこうとするのが主な原因だったりします。ポイントさえわかれば、あとは段階的に分けて次々と覚えていくことでスムーズに理解できるようになりますよ。

何もいきなりすべてに手を付ける必要はないのです。最初はこの記事でご紹介した基礎知識と、株の買い方を押さえるところから始めてみてください。焦らずコツコツと知識を取り入れていくところから、成功への道は始まっています。

また、実戦となる株の買い方もシンプルですので、一度わかってしまえばあとは簡単に買えるようになるでしょう。

ただし、無計画に買うのだけはくれぐれも避けてください。手元の資金量とよく相談し、いくらまでなら投資に回せるか、許容できる損失額はいくらか、あらかじめ計画を練っておくことが重要です。

そうしてリスク管理を徹底しつつ、確実に利益を増やしていければ成功はむずかしくありません。

堅実なトレードを実現させたいとあれば、本やインターネットはもちろん、セミナーで学ぶことも検討してみてください。また、シミュレーションゲームで自身のトレードスタイルを研究するのもおすすめです。

株式投資は、勝てるトレードスタイルを確立させるのが必要不可欠です。正しい知識を吸収し、無理のない範囲で組み込んでいきましょう。

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