株を買うことは株式投資の第一歩です。しかし、株の買い方が分からなければ株投資を始めることができませんよね。
そこで、今回は株初心者の方のために、株の買い方や選び方などをわかりやすく解説しますので今後の参考にしてください。
株の買い方をしっかりと理解した上で、株式投資をスタートさせましょう!
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この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。
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株について
そもそも株とは何でしょうか?
株とは正式には「株式」と言います。これは株式会社が資金を集めるために発行する証明書のことを意味します。
例えば、ある会社が何か新しい事業をスタートさせたい!と考えているとします。しかし、会社はその事業をスタートさせる資金を持っていませんが、事業を始めるには大金が必要となります。
そこで、株式会社は事業を始めるための資金を投資家たちから募ります。「この会社の事業は儲かりそう!応援したい!成長しそう!」と考える投資家たちはその会社にお金を出します。
会社はお金を出してくれた投資家たちに「株式」という証明書を渡すのです。今回は詳しく解説しませんが、株主になれば以下の権利を得ることができますので覚えておくとよいでしょう。
- 株主総会に参加する権利
- 配当金を受け取る権利
- 株を売ることができる権利
- 株主優待をもらう権利
それでは、まずは株の種類から確認していきましょう。
株の種類
株には2つの種類があります。
1つ目は「上場株式」です。これは一般的な株で証券会社で買うことができます。
もう1つは「未公開株」という株です。これらは非公開株や、プライベート・エクイティーとも呼ばれています。未公開株とは、証券取引所には公開されていない株です。
これらは上場していないため、証券取引所を通じて買うことはできませんが、譲渡価格などの条件が合えば当事者間で売買が可能です。
一部上場とは
日本の株式市場は以下の4つの取引所で成り立っています。
- 東京証券取引所
- 名古屋証券取引所
- 札幌証券取引所
- 福岡証券取引所
ニュース等でよく耳にする「一部上場」とは、東京証券取引所の「市場第1部」に上場することを指します。
東京証券取引所では「市場第1部」「市場第2部」「マザーズ」「ジャスダック」に分類されています。企業が「市場第1部」に上場するには株主数、時価総額の基準がかなり高く設定されています。
つまり、任天堂やソニーなどのように、企業としての価値が高く、社会的に認められている企業(倒産するリスクが低い)が集まった市場が東証一部になります。
ジャスダックには新興企業やベンチャー企業、マザーズには東証一部や二部を狙っている成長企業が多く存在します。
なので、ジャスダックやマザーズにいる企業でも、事業実績を上げて審査基準を満たせることができたら東証一部や二部に格上げ可能となります。
株を買う手順
株の仕組みが分かりましたね!それでは、株を買う方法を順にみていきましょう。
証券会社で口座を持つ
まず、株を買うためには証券会社での口座が必要不可欠です。証券会社の口座は銀行口座と同じようなものですが、証券会社の口座はお金がなくても口座を持つことができます。
口座の開設自体は無料ですので、複数の証券会社の口座を手に入れることが可能ですので一社に決める必要はありません。最近ではネット上で本人確認用の身分証のアップロードができる場合も多いため、誰でも簡単に口座を開設することができます。
口座開設の申し込みをしてから1〜3週間ほどで、口座開設完了の通知が届きます。この通知には取引IDやパスワードはネット証券のマイページにログインするとき必要な各証券会社によって取引画面やツールの内容など異なりますので、自分のニーズに合った証券会社、より使いやすい証券会社と取引をするとよいでしょう。
口座に入金をする
株の取引きをするにはお金が必要なので口座に入金しましょう。入金方法は銀行や郵便局から証券会社の自分の口座に振り込むだけです。通常手数料の発生はありますが、銀行や証券会社によっては手数料が無料になる場合もありますので確認してくださいね。
また、どれくらいのお金を証券口座に入金すればいいのか分からない、という声もありますが、買いたい株の値段に見合った金額を入金する必要があります。10万円以下でもこれから伸びる可能性のある優良株や株主優待が充実している株もあります。
どの銘柄をどれくらい買うのかまだ未定、株投資をしたことがない方はまずは10万円を証券口座に入れて、そこから増やしていくのもよいですね!
株を選ぶ
証券口座にお金を入金したら、次は自分の買いたい株を選ぶ必要があります。株は今後値上がりが見込めるようなものを選ぶのが重要だと言われていますが、日本にある上場企業数は3,664社(2019年4月26日時点)あります。
株初心者にとってその中から自分の投資先を決めるのは非常に難しいため、最初はよく知っている身近な企業の株を買うと良いでしょう。
株取引に慣れてきたら、また、余裕資金を多少のリスクは覚悟の上で大きく増やしたいと考えた時が来たら、ベンチャー企業銘柄を選ぶという選択肢が増えます。最初は値動きの少ない大手企業の安定的な銘柄を選ぶことをおすすめします。
注文をする
買いたい銘柄が見つかったら、次は買いの注文を行います。証券会社に「どの株(銘柄)を何株(株数)買うのか」という注文を出します。もうすでにご存知の通り、各企業の株価は異なりますが、日本の株式の最小購入単位は100株であることが多いです。
注文方法は成行注文と指値注文の2つのパターンがあります。これらの注文方法はどこの証券会社でも利用可能です。
「成行注文」とは、その時の価格で売買を行う注文方法です。
つまり、株価が1000円であればその金額であなたはその株を保有することになります。
もう一つの注文方法は、「指値注文」です。
指値注文とは、買う価格を設定し、その金額になった時に注文が成立する注文方法です。例えば、ある企業の株価が現在1,000円である場合、「800円になったら買う」と指定し注文することです。
もし株価が800円になった場合は注文が成立し、800円で株式を保有することになります。あなたが指定した価格に達さない場合は、注文は成立しません。
注文を出しただけでは株を保有した、という意味にはなりませんのでご注意くださいね。
取引の成立
注文の取引きが成立することを約定(やくじょう)と言います。約定したらその株はあなたのものとなり、株券が発行されます。
ネット証券は株券の発行はありませんが、パソコン上で確認することが可能です。取引が成立しなかった場合はお金は戻ってきますので安心してくださいね。
本当に欲しい!という株がある場合は買値を上げるか、再度成行注文を出しましょう。
株の選び方
前述の通り、実際に「株を買う」ためには、どの株(銘柄)を購入するのかを決めなくてはなりません。3,000社以上もある上場企業からお目当の株を見つけるのはとても難しいことです。
株を選ぶ際は、以下の4つのポイントに注意してみるとよいでしょう。
身の回りをよく見てみる
株を買うなら、今後上がる株を買いたいと思う方は多いはず。まずは自分の身の回りをよく見て、流行りを感じ取り、流行り始めたものや流行っていくものを予想して株を選ぶようにしましょう。
最近で言えば、QRコード決済が実装されている「LINE Pay」や電気自動車(EV)、AI関連銘柄は今後急騰するであろうと多くの投資家が期待しています。
時事ニュースや新聞はもちろんのこと、海外で何が起きているのかも把握することも株を選ぶためには必要な行動です。
予算の範囲内で選ぶ
株をどのくらい買えばいいのか、悩みますよね。株の価格は株によって大きく異なるため、予算に見合ったものを選びましょう。
次に買う株数ですが、最初は最低単位元株数にするとよいでしょう。なぜなら、買った後に万が一大きく値が下がることがあってもリスクを最小限に抑えることができるからです。
繰り返しになりますが、証券会社に開設した口座へ入金した金額以内でしか取引できません。
配当金で選ぶ
株を金利の良い貯金というような扱いで運用を考えているのであれば配当金の多い株を買うとよいとされています。配当金は毎年入ってきますので、安定的な収入が得られます。
た
だし、業績がよくない会社の株を保有している場合、配当金が減ってしまうため気をつける必要があります。
株主優待で選ぶ
株主優待とは、企業が株主に企業の優待券、割引券、食料品などの特典を提供するものを指します。所持している株数によって優待の条件が変わるなど、優待内容は企業によって異なります。
なぜ企業が株主優待を提供するのか?
その目的は自社商品の提供や、自社サービスの優待券の提供による自社のPR的な要素もありますが、長期保有者には優待内容をさらに充実させることによって安定した株主を確保するためです。
配当金と同様に一定の期日までに株を保有していなければ、株主優待を受取る権利がないので注意しましょう!
株の買い方のルール
株の買い方にはルールがあります。以下に挙げるルールを知っていれば、株初心者でも安心して株取引をスタートさせることができます。
今すぐに買う成行注文
成行注文は基本的な注文方法で、値段を決めずに注文する方法です。「今すぐに買う」ということなので株が大きく変動しているときは思わぬ高値で買ってしまう恐れもありますが、急いで買いたい時や確実に買いたい時に利用すべき注文方法です。
また、朝イチの始値で買いたい時も成行注文を使います。先にお伝えしたように、成行注文にはリスクがあるので、初心者のうちは通常は指値で注文をして、急ぐときだけ成行注文をするとよいでしょう。
価格を設定して買う指値注文
指値注文とは、いくらになったら買うという注文方法です。特性上、注文した値段以上で買うことはないので安心です。ですが、株価が決めた価格まで下がらないと買えないので、買いそびれることもあります。
指値では、注文した値段を超えない範囲で一番安い値段で約定されるルールがあります。これは、例えば200円で指値注文を出した場合、株価190円の売り注文があった場合は、190円で約定される、という意味です。高い値段で指値注文をしたら今の相場より高く買ってしまう、ということはありませんので安心してくださいね。
また、指値注文で他の投資家もあなたと同じ値段を注文した場合は、早く注文した順に約定されます。
約定とは、株の売買が成立することを指します。約定=売買成立(株が買えた・売れた)となりますので、この機会にしっかりと覚えておきましょう。
条件を定める逆指値注文
逆指値注文とは、株価がいくらまで上がったら買うという注文方法です。指値注文は株価が今よりも低い金額になったときの買い注文ですが、逆指値注文は今よりも高い金額になったときの買い注文方法です。逆指値で注文を出した時点ではまだ買いの注文は出していませんので注意してください。
条件を設定した値段まで株価が上がった時点で、指値または成行の注文を出します。売り注文でも逆指値注文をしておけば急な値下がりで対応ができるのでリスク管理ができるメリットがありますが、初心者向けの注文方法ではありません。まずは成行・指値注文で株取引に慣れましょう。
株の買い方のコツ
実際に株を買う際、具体的にどのようなことに気をつけるべきか、株の買い方のこつを2つ紹介します。
高配当の株は急落時に買う
高配当株投資とは、中長期に渡り株を持ち続け、高い配当だけではなく、株価の大きな値上がりも狙うという手法です。
つまり、高い配当金の株を買いたい!と考える場合、急落時の安い価格で買うことができれば、高い配当金だけでなく値上がり益も期待できます。
このため、株価が急に下落する時は配当や株主優待などの「インカムゲイン」を狙う人にとって絶好のチャンスだと言われているのです。
株式会社の基本は「事業で利益を出し、それを株主に配当として還元すること」です。利益が出ているのにろくに配当が出ないような銘柄や、利益が安定していない銘柄、利益の大半を配当に回し、成長のための投資が不十分な銘柄には注意しましょう。
株主優待株は冷静な判断が必要
株主優待株は株主優待のことばかり考えてしまい、ずっと持ち続けてしまう傾向にありますが、大きく利益が出そうなのであれば売るべきケースもあります。
株を持っているだけでは、配当金や株主優待は獲得できてもそれ以上の利益は得られないからです。株を買う際には売る場面も想定し、いざ売るときには冷静に判断
株取引には戦略が必要です。そして、株主優待は権利確定日に向かい株価が上がるので権利確定日の3か月前くらいの安い価格で買うことをおすすめします。
株を賢く選んで株主になろう
いかがでしたでしょうか?「株を買う」には正しい知識や戦略が必要であることが分かりましたね!
ただ何となく買ってみたり、インターネットで得た情報だけを鵜呑みにして株を買ってしまうのは非常に危険です。この機会に株の買い方に関する正しい知識をしっかりと身につけて賢く株を選びましょう。
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