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この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。
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投資初心者必見!FX用語・株式用語「押し目買い」とは?
株式取引や為替取引(FX)をしていると、独特な用語が耳に入ってくるシーンは多いです。今回は「押し目買い」という用語について紹介していきますが、押し目買いというのは「押し目」に「買い注文をする」という言葉が合わさったものとなっています。ということは、押し目というのが分かればおおよその見当をつけることが出来るでしょう。
押し目買いは下値拾いとも呼ばれていて、株式取引やFXをする際に利用するチャートで判断をして購入する方法の一つとなっています。拾いという単語を聞くとイメージが崩れるという方も多いかもしれませんが、投資をする際に使われる「拾う」という用語は「買う」という意味があります。
つまり、「下値で買う=底値で買う」というようにイメージすれば、押し目買いという言葉のニュアンスは伝わると思われます。
それでは、押し目買いの全てについて詳しく紹介していきます。
押し目買いの読み方とは?
「押し目買い」は「おしめがい」と読みます。別名は冒頭でも紹介したように「下値拾い」と呼ばれていて、こちらは「したねひろい」と読みます。
押し目買いを英語にすると?
「押し目買い」を英訳すると「buying on dips」または「buying on decline」という言葉になります。
「buying」は「買う」という意味があり、「dips」は「少し下げてまた起こす」という意味や「ちょっと下げる」という意味があります。
「decline」については、「低下」という意味がありますので、直訳すると「低下した時に買う」というような意味になります。
押し目買いの対義語・反対語の「戻り売り」とは?
押し目買いの反対語に「戻り売り」という言葉があります。押し目買いというのは、上記でも紹介したように相場が一時的に下がった時に買うという行為を指しているのに対して、戻り売りというのは相場が一時的に上がった時に売るという取引方法です。
相場というのは、細かく上下しているように見えますが、さらに細かく分析すると一時的に上がったり下がったりしますので、その際に使われる取引方法が押し目買いもしくは戻り売りということになります。
押し目買いや戻り売りのエントリー基準に使われるオシレーターとは
オシレーターというのは直訳すると「振動するもの」もしくは「振動子」という意味があり、投資用語では相場の強弱動向を表した指標のことを指しています。
相場が振り子のように上下することからオシレーターと呼ばれることになりましたが、具体的にどのような状況のことを指すのかというと、買われすぎるまたは売られすぎることによって相場が一時的に揺れ動く状況を測る指標として使われています。
そのため、相場が安定している状況では指標を参考にして取引をすることが出来ますが、暴騰や暴落といった片方向にだけ流れ続けるような相場状況では役に立たないということも知っておいてください。
押し目買いとナンピン買いの違いとは?
押し目買いというのは、相場が一時的に下がった時に買う取引方法となっていますが、似たような投資方法の一つにナンピン買いというものがあります。
ナンピン買いというのは、既にポジションを買っている(株式や通貨を持っている)状態で、相場が取得単価よりも下がってしまった場合に、買い増しをすることによって、平均取得単価を下げるための取引方法です。
具体例を紹介すると、1単位が1万円の相場の商品を10単位購入していて、相場が5,000円になってしまいました。このままの状態で決済をすると1単位につき5,000円のマイナスとなってしまうため、総額5万円のマイナスです。
しかし、相場が5,000円の時に、さらに10単位の買い増しをすると、合計20単位のポジションを持っているということになりますが、1単位あたりの平均取得単価を7,500円に引き下げることが出来ます。
この後、相場が回復して8,000円まで持ち直すことが出来た時に持っているポジションを全て決済すれば、1単位の平均取得単価が7,500円なので合計で1万円の利益が生まれるということになります。
最初のポジションを持ったままの状態だと2万円のマイナスということになるために、相場が下がった時に買い増しをすることによってリスクを軽減させるのがナンピン買いの特徴となっています。
押し目買いもナンピン買いも相場が下がった時に買うという取引方法ですが、目的が異なりますので覚えておいてください。
押し目買いに押し目なし!「押し目待ちに押し目なし」とは?
株式取引やFXの世界にも格言と呼ばれる言葉がいくつかあります。今回は「押し目買いに押し目なし(押し目待ちに押し目なし)」という言葉について紹介します。
押し目買いというのは、相場が上昇局面にあるのにも関わらず、一時的に相場が下がったときを狙って取引をする手法となっています。
そのため、押し目買いをするためには、2つの条件が必要となります。
・ 相場が上昇している状態
・ 相場が一時的に下がる状態
この2つの条件が揃わないと押し目買いをすることは出来ないということです。
押し目買いに押し目なしというのは、相場が上昇しているのにも関わらず、上昇が強すぎて下がることが無く、一時的に下がったと思って買ってみれば、その相場が高値となっていて、そこからは下落が始まってしまうという状況のことを指している格言です。
テクニカル分析に役立つ押し目買いと戻り売りの手法
上昇トレンドまたは下降トレンドの時にはトレンドに逆らわないように取引をするのが投資の基本です。そして、トレンドが切り替わる部分で取引を仕掛けるのが押し目買いまたは戻り売りの特徴となっていて、タイミングを見計らうのはとても難しく、押し目待ちに押し目なしという格言も示すように、失敗してしまうケースは非常に多いです。
こちらでは、押し目買いや戻り売りをする際の指標としてテクニカル分析を利用した取引方法について詳しく紹介していきます。
FXで役立つ!インジケーターを活用した押し目買いと戻り売り
インジケーターを利用して取引のタイミングを見計らっている人は非常に多いです。しかし、インジケーターだけを確認して取引のタイミングを合わせるのではなく、インジケーター以外の根拠で取引をしたほうが上手くいく可能性も高くなります。
押し目待ちに押し目なしという言葉にもあるように、押し目だと思っていても押し目ではないというケースは非常に多いので、インジケーターを活用する際には、あくまでも参考にする程度にして他の根拠を探すようにしてください。
FXにおける押し目買いと戻り売りの移動平均線トレード手法
FXにおける押し目買いと戻り売りのタイミングというのは、移動平均線を利用したトレード手法が一般的です。このトレード手法には、移動平均線とローソク足チャートの2つを利用します。
押し目買いをする際には上昇トレンドであること、戻り売りをする場合には下降トレンドであることが前提条件となっていますが、どちらの場合でも移動平均線に対してローソク足がタッチした後に反発したら取引をすることになります。
押し目買いも戻り売りも取引をするタイミングが重要なトレード手法となっていますので、その点に関しては注意するようにしてください。
システムトレードでも押し目買いは欠かせない!
押し目買いをする人の多くは手動で取引をしているケースが多いとされていますが、システムトレードでも押し目買いをすることは可能です。
システムトレードで押し目買いをする場合は、下記の4点の条件を守ることが鉄則です。
・ 終値と5日移動平均線との乖離率が-5%以上離れている
・ 終値と75日移動平均線との乖離率が0%以上離れている
この2つの条件を満たした翌日に成り行き買いをします。
次に売りのタイミングについてですが、そちらは下記の条件となっています。
・ 終値と5日平均線との乖離率が0%以上離れる
・ 買い付けをしてから15日以上が経過する
この条件のどちらかが満たされた時点で、成り行き売りをします。
これらの戦略は逆張り戦略とも呼ばれる一例となっていますが、移動平均線と終値の2つの値だけを確認すれば出来るトレード手法なので、システムトレードとしてもオススメになっています。
FX・GMMA手法の押し目買い手法について
FXにおけるGMMAチャートを使った押し目買い手法については、移動平均線を使った取引手法に似ています。
GMMAチャートというのは、長期的な移動平均線が6本と、短期的な移動平均線が6本から構成されているチャートとなっていて、この長期的な6本の移動平均線とローソク足が触れ合ったときが取引のタイミングとなります。
この取引手法は、押し目買いだけではなく戻り売りにも活用することが出来ますので、覚えておいたほうが良いでしょう。
押し目買いや戻り売りで使われるストキャスティクスのトレード手法
ストキャスティクスというのは、一定の期間内における価格の範囲と市場価格の終値の位置を比較するオシレーター指標の一つです。
これは下記の2つの観測に基づいて定義付けされているのが特徴的です。
・ 相場の上昇局面では終値が価格変動幅の上限に近づく
・ 相場の下降局面では終値が価格変動幅の下限に近づく
この2つの観測を基本として、「%K」・「%D」・「SD」の3つのラインから構成されていて、%Dは緩やかなラインとなり、%Kは激しいラインとなることが特徴的です。
そして、SDが20%になった時点で買い注文をして、80%で売り注文をするというのが、ストキャスティクスを用いた押し目買いや戻り売りをする際のトレード手法となっています。
スイングトレードにおける押し目買いについて
押し目買いはデイトレードだけではなく、スイングトレードでも活用することが可能です。トレンドがどれほど上昇局面でも、ずっと毎日上がり続けるというようなことはありません。
長期的に見ると上昇局面でも、必ずどこかで一時的に下がりますので、その際に買い注文をすることによって、スイングトレードでも押し目買いをすることが出来ます。
押し目買いをする際に気を付けなければならないのは、高値で買い注文をしてしまうことですが、長期的に続く上昇局面の場合は吹き値売りをすることによって、一時的に利益を確定するという手法もあります。
仮想通貨にも広がる押し目買い需要
押し目買いのチャンスがあるのは、株式取引やFXだけではなく、仮想通貨にもチャンスがあります。仮想通貨といえばビットコインを思い浮かべる人は多いですが、2017年12月に200万円を超えるというように暴騰したビットコインも1月には60万円台にまで暴落しました。
その結果、ヘッジファンドのシルバー8キャピタルは資金を投入し、一時的に80万円台にまで高騰することになりました。
このように、仮想通貨の世界でも押し目買いをするチャンスというのは転がっていますので、様々なシーンで活用するようにしてください。
押し目買いと戻り売りの目安やタイミング・FXの場合
FXをする場合の、押し目買いや戻り売りの目安やタイミングについて紹介します。
最も手軽なのが水平線を使う手法となっていて、一定のラインを超えた時点で逆指値注文をするという手法です。
この手法を利用する際の注意点としては、浅い押し目のタイミングでトレンドが上昇してしまうと取引が成立することがなく、取引が成立した場合でも、そこからさらに下降してしまうというケースもあります。そのため、利益率は低くなってしまいますが、その次にオススメなのがトレンドの反発を確認してから取引をするという手法です。
こちらの場合は既にトレンドが上昇してから取引をするという手法になっているために、上記で紹介した手法に比べるとリスクが低くなっていることが特徴的です。
リスクと引き換えに利益率が下がるというデメリットもありますので、その点に関しては注意するようにしてください。
また、押し目買いや戻り売りを狙う際には、全てのポイントで取引をするのは不可能です。そのため、無理な場合には静観するということも心がけておくと良いでしょう。
押し目買いと戻り売りの目安やタイミング・株の場合
FXだけではなく、株式取引でも押し目買いや戻り売りのタイミングや目安というものはあります。押し目買いの基本については、FXも株式取引も同じになっていますが、株式取引の場合は「3分の1押し」や「2分の1押し」というポイントがあります。
これは、直近の高値からどれほど下落したのかというポイントを押し目とする手法になっていて、直近の高値から3分の1下落したポイントが「第1ポイント」、2分の1下落したポイントが「第2ポイント」だとされています。
第2ポイントでも下落が止まらなかった場合は、そのまま下落しやすいとされていますので、その場合は押し目買いのポイントではなく、戻り売りに切り替えるのが通常です。
この取引手法を判断するチャートはローソク足チャートとなっていて、移動平均線を利用した場合のチャートに関しては、FXと同様に、ローソク足が移動平均線に触れたタイミングが押し目買いもしくは戻り売りのチャンスとなります。
ただし、どちらの場合でもトレンドが上げ止まらないまたは下げ止まらないというケースがありますので、その点に関しては注意してください。
株取引で参考にしたい押し目買いの銘柄見つけ方
株式取引で押し目買いをしようと思っても、押し目買いに最適な銘柄を見つけるまでに苦労する人は多いと思われます。その際に目安となるのは、株価トレンドの定義を理解するということです。
株価トレンドの定義というのは、「上昇トレンド=高値、安値がともに切り上がる状態」もしくは「下降トレンド=高値、安値がともに切り下がる状態」のことを指しています。
この高値と安値が一緒に切り上がるまたは切り下がる状態が、押し目買いもしくは戻り売りをするのに最適なポイントとなっています。
そのため、このポイントに当てはまる銘柄を見つけることによって、株式取引で押し目買いや戻り売りをする際の銘柄を見つける参考にすることが出来ます。
押し目買いの基本的な形とは
押し目買いの基本というのは、水平線を引いて、その線を抜けた波に対して買い注文をするのが基本となっています。
押し目買いの際には高値部分に水平線を引いて、戻り売りをする際には下値部分に水平線を引くのが特徴的です。
上昇トレンドが続いていたり、下降トレンドが続いていたりすると水平線を引くことが出来ませんので、そのタイミングは押し目買いや戻り売りをするタイミングではないということになります。
押し目買いで利益を得るためのエントリーポイント・トレンドラインの使い方
押し目買いで利益を得るためのエントリーポイントやトレンドラインの使い方については上記で紹介した通り、3分の1押しや2分の1押しが基本です。
また、移動平均線からエントリーポイントを見極めるという方法もオススメですが、押し目買いや戻り売りをする際に注意しなければならないのは、高値もしくは底値で買ってしまうことです。
しかし、逆に考えるならば、高値もしくは底値というのは絶好の逆張りポイントでもあります。
押し目買いをしている際に高値で買ってしまったのなら、そのポイントは戻り売りの最適ポイントということにもなりますので、押し目買いと戻り売りのポイントを見極めて取引をすることをオススメします。
押し目買いは何分足にするべき?上位時間足を利用した方法
押し目買いでのチャートの分足については、上位時間足とトレンドラインの関係性によって異なるということを知っておいてください。
一般的な上位時間足とトレンドラインの関係性については、下記の3点が挙げられます。
・ 日足(4時間足)でのトレード=週足にトレンドライン
・ 30分足(1時間足)でのトレード=4時間足にトレンドライン
・ 5分足でのトレード=30分足にトレンドライン
このようになっていて、それぞれのトレンドラインを上回るまたは下回るタイミングが押し目買いもしくは戻り売りのタイミングとなります。
押し目買い取引の損切り幅について
押し目買いを実行した場合に最も怖いのが高値でポジションを持ってしまうことです。そのような場合には、損切りをするタイミングを見計らわなければならないのですが、損切りの基準というのは人によって異なります。
基本としては、上昇トレンドが始まった底値のポイントを損切りのポイントとするケースが多く、そうすることによって、大きなマイナスを防ぐことが出来ます。
これは戻り売りに関しても同じことが言えて、戻り売りの場合は下降トレンドが始まった高値のポイントが損切りのラインとなります。
押し目買いは順張りなのか、逆張りなのか?違いとは
押し目買いというのは、順張りと逆張りが混在している取引方法となっていますので、状況によって判断が異なることが特徴的です。
上記でも紹介したように、押し目買いをするタイミングというのは、上昇トレンドにある中で一時的に相場よりも値が下がりすぎてしまった場合に買うことになります。
そして、買うタイミングについては、下降したトレンドラインの頂点で買うという方法と、下降したトレンドが上昇したタイミングで買うという方法の2つを紹介しました。
この場合に、前者のケースだと逆張りということになり、後者のケースだと順張りということです。
このように、押し目買いをするタイミングによって順張りと逆張りの判断が異なりますので、押し目買いをする際には、順張りや逆張りといった要素は省いても良いでしょう。
押し目買いでリスクを抑えつつ勝率をアップさせるポイント
押し目買いでリスクを抑えつつ勝率をアップさせるために必要なのは、フィボナッチ比率をキチンと理解するということにあります。
フィボナッチ比率というのは、相場の高値と安値を判断するために使われるテクニカル分析ツールの一つとなっていて、フィボナッチ比率を使うと、押し目買いをする際の参考になります。
押し目買いでのリスクは底値だと判断した部分が実は高値で、そこから下降トレンドがスタートしてしまうことです。これを避けることが出来れば、必然的に損失を少なくして利益を高めることが出来ますので、そのために最適なのがフィボナッチ比率だということです。
押し目買いで勝てない理由はなぜ?
押し目買いで勝てないという悩みを抱えている人は多いと思われます。
その理由に関しては主に下記の2点が考えられます。
・ 押し目だと思って買ったが、押し目ではなかった
・ 損切りと利確をすることが出来なかった
押し目買いで勝てない理由というのは、この2つのどちらかに集約されることが特徴的です。
また、押し目でエントリーをするために待機していて、自分が決めたポイントまで達していないのに耐えきれずに成り行き買いをしてしまうというようなケースもあります。
そのため、押し目買いをする際にはキチンとした根拠のある分析と、損切りや利確をキチンとするという鉄の精神を持って取引をしてください。
押し目買いで失敗しないコツ
押し目買いをする際には上昇トレンドであることが前提条件となっていますが、その他にも押し目買いで失敗しないコツというものはあります。
押し目買いをする際のポイントとしては、下記の3つの項目をチェックしてください。
・ 上昇トレンドであること
・ 一時的にトレンドが下降したことを確認
・ 下降トレンドが止まった(また上昇を初めた)ことを確認
この3つのチェックが完了すれば、そのタイミングが押し目買いのタイミングとなります。
一時的な下降トレンドや下降トレンドが止まった状況を判断するためのポイントについては、移動平均線や水平線を使ったチャートでチェックをすることになります。
注意するポイントとしては、下げ続けている場面で買い注文をするのはリスクが高い行為となりますので、その点に関しては注意するようにしてください。
まとめ
こちらでは、FXや株式取引で使われる押し目買いの特徴について紹介しました。
押し目買いだけで投資をして利益を出すのは難しいですが、押し目買いを知らないと安定した利益を出すのは難しくなります。
もちろん、押し目買いをしたからといって確実に利益を出すことが出来るのかということを申し上げることは出来ませんが、一つの支えになれば幸いです。
押し目買いをキチンと理解するためには、移動平均線やローソク足、水平線やフィボナッチ比率などをちゃんと理解していないと実践することが出来ませんので、これらの要素についても勉強してから取り組むことをオススメします。
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